『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』感想 ネタバレあり

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観てきました。公開初日で土曜日ということもあってか満員御礼。さすがです。

さて、ネタバレ抜きで感想を書けないものかとあれこれ思案してみたのですが、無理です。前回の第1話ではBC自由学園との試合の前半戦まで、という区切りでしたから今回の第2話では後半戦が描かれる、というところまではいいでしょう。しかしその後の展開をネタバレ抜きでどう書けと? 中盤のあれやこれやもそうだし、後半のあいつらも書けないじゃないですか。無理ですよそんなの。というわけで諦めました。今回はネタバレ全開でいきます。パンツァーフォー! まだ観ていない人は以下の文章への突撃はせず、早々に撤退していただくようお願いします。

※以下ネタバレあるよ!警告はしたからな!

今回のエピソードは前半がBC自由学園との後半戦、中盤に2回戦までの期間を挟んで後半に2回戦の前半戦、という構成になっていました。劇場版を彷彿とさせる構成ですね。1話と比べると戦車戦のボリュームが大幅に増えているので1年半の間があいたのも納得の内容かと。戦車戦だけでなく、試合と試合の合間のシーンにも情報量が多く、相変わらず見所だらけの内容でもありました。やっぱりすげえぜ…ガルパン!

急造チームでチームワークぅ?

まずBC自由学園との後半戦。仲違いしているように見えたチームが実はまとまっていた…?という疑惑の展開からの続きです。実は仲がよかったのか、それとも仲が悪かったのか、どちらにも転べそうな描かれ方をしていましたから、どうなるのかは非常に楽しみなところでした。

どう見ても仲悪そうなんだけどなぁ、でもオスカルとアンドレだしなぁ、とか考えていたわけですよ。でもあいつらは押田と安藤でした。急造チームでもチームはチームですが仲の悪さはいかんともしがたく。それでもある程度コントロールできていたマリー様の手腕は評価されていいと思うのですけれども、大学選抜戦でオールスターチームをまとめあげていた西住殿の凄まじさが改めて引き立てられる結果ともいえるのかも。

やっぱりすごいぞ戦車戦

怒りのあまり戦車の数もかぞえられなくなる押田と安藤はアンツィオ並みでしたが、そこからの戦車戦は圧巻。セリフもほとんどないままバンバン撃ち合ってガンガン撃破されていくジェットコースターのような展開はまるで劇場版の終盤のよう。言葉による説明もなく凄まじく早い展開で進むにもかかわらず、何が起こっているのかわからないってことがまったくないんですよね。毎度のことながら本当にすごい。

あと、前回のラストではあんなに勇ましく聞こえた「クラリネットこわしちゃった」をここでも挿入してくるんですけど、今回は悲壮感すら漂っているように聞こえちゃう。そもそもあの戦車戦シーンでもう1回この歌を挿入しようって発想がすごい。

着々と育つ新西住流の後継者

一方の大洗サイドで個人的に印象的だったのが1年生チームの澤ちゃんです。ボカージュに籠るBC自由学園を偵察するシーンで戦車の上に立つ澤ちゃん、もう完全に西住殿の後継者じゃないですか。もともと成長目まぐるしい1年生チームの中でも成長っぷりが目立っていた彼女ですが、砲弾を避けるようになる日も近そうです。一方自動車部はバックミラーを使った、みたいな流れにちょっと笑ってしまったのですけども。

命短し食せよ乙女

1回戦が終わった後は試合後のシーンから2回戦までの流れが描かれていました。相変わらず試合をすれば相手と仲良くなってしまう西住殿ですが、マリー様からふるわれるケーキをはじめとしてここからひたすら食っていたような印象があります。しかも甘味ばっかり。さおりんのお腹が心配です。福田はもっと食べろ。

家元の投資額も心配です

中盤のシーンで意表をつかれたのが島田愛里寿の登場。オープニングにいるのだからどこかで出番はあるのだろうとは思っていましたが、まさかこんなに早く出てくるとは。さらに予想外…、というか予想の斜め上だったのがボコミュージアムの登場。1話に引き続き主観視点の演出でボコの気分を味わえるなんて。なんでしょうか、この力の入りっぷり。監督はどんだけボコ好きなの。絶対にねじ込んでやろうという強い意思を感じずにはいられません。

っていうかなんですかあのアトラクションは。島田家元はどんだけ投資してるんでしょうか。何より驚きなのがあのテーマパークにみほと愛里寿以外の客がいたこと。マジでどんだけお金を注いでいるんだろう。ともあれ、ここで重要なのは愛里寿のセリフですね。早く高校に編入してまた西住さんと試合したい、って感じのやつ。もしかして伏線なんでしょうか。劇場版でラスボスを務めた以上、最終章でもラスボスってことはないと思うのですが…。

気になりすぎるトーナメント表

それから中盤のシーンで気になったのが各地の1回戦の様子。これまでに登場した学校が順当に勝ち上がっている感じでしたが、注目すべきは2回戦の組み合わせ。トーナメント表ではプラウダと黒森峰が2回戦で当たることになっていたんですよね。こんなの気になりすぎます。3話以降で映像化されたりしないのかなぁ。

あと1回戦で知波単が当たっていたコアラの森学園、隊長がコアラってネタは確か劇場版のオーディオコメンタリーで監督が言ってたやつですよね。やりやがったなと思いながら笑っていたのですが、コアラってあんな声で鳴くんでしたっけ?

負けられない戦いがそこにある

で、中盤のシーンで1番の見所はなんといっても河嶋桃の家庭事情ですよね。寂れた文具店、病弱な母、かわいい犬、下の兄妹いっぱい、パンの耳揚げたやつ…、満貫か。最終章の1話を観た時点では廃校の危機から一転、河嶋の留年回避とかお笑い種でしかなかったのですが、背景が明らかになった今、一気に重さが増しました。この理由なら負けてもおかしくないのでは?なんて思っていたのですけど、この家庭事情を見せられては話が変わります。これで最終章も負けられない戦いになりました。終盤の試合で西住車が先に撃破されてそれでも気を吐く桃ちゃんとか見せられたら確実に泣く自信があります。がんばれ桃ちゃん。強く生きろ。

やっぱりすごいぞ音響効果

後半はいよいよ2回戦の前半戦です。相手は知波単…、って書くだけでネタバレになるわけですから、ネタバレを避けて感想を書くとかやっぱり無理です。書いたとしてもモヤっとした文章にしかなりそうにない。それでも上手に書ける人は本当にすごいと思います。ボクには無理でした。

さて、知波単戦ですがシチュエーションがいいですよね。雨の中、鬱蒼とした森の中での戦いに日本戦車が映えます。音響が素晴らしいことは今更いうまでもないことですが、特に印象に残ったのが雨の音です。大洗チームが戦車の上で地図を開きながら作戦を立てた後、さおりんが車中に戻ってフタを閉めるシーン、雨がくぐもった音に変わって戦車の中にいる感じになっていたんですよね。あそこの雰囲気が抜群すぎる。音ってすごいなぁ。

まだ食べます

それから印象的だったのがお弁当。各自で持ってきたお弁当を食べるシーンですね。これまでも何を食べるかでキャラクターを描いてきたガルパンですが、今回もそれは変わりません。っていうか今回食べすぎでは? さおりんのお腹が心配です。個人的に1番おいしそうに見えたのが知波単の西隊長が食べていたやつ。白飯を丸く握っただけのシンプルなおにぎりなんですけど、「日本昔話」でお百姓がよく食べていたアレみたいでやけに美味そうなんですよね。アレ、なんであんなに美味そうに見えるんですかね。

突撃しかできないなら突撃の種類を増やせばいいじゃない

お弁当もいいですが、知波単戦の見所はやはり知波単の成長っぷりでしょう。突撃バカ一代ではなくなった知波単のなんと頼もしいことか。もともと士気も練度も高そうなチームでしたから、まともに動けばやっぱり強いわけです。とはいえ、すべての動きに〇〇突撃と名前をつけて突撃ってことにしているのは相変わらず知波単って感じではありますけども。しかし本当の成長を見せるのはラスト、西隊長の撤退命令に従うところですね。あの瞬間、ボクも福田みたいに目をキラキラさせちゃってたと思います。やっぱりカッコイイわ、この隊長。

ここからまた1年半…?

ここで第2話は幕切れになってしまうわけですが、前回と違って次回の予想がさっぱりつかないんですよね。前回はBC自由学園の団結が嘘か真か、って軸があったのですけれども、今回は弱点を克服した知波単ですから。無謀な突撃で自滅してくれそうにはないし、だからといって突撃以外で撃破されているところも想像しづらい。

そして2回戦の決着がついた後の展開も予想がつきません。3回戦の相手は誰になるのか、各地の2回戦の結果はどうなるのか。気になることが多すぎです。これでまた1年半かそれ以上待つことになるのでしょうか。その先にはさらに進化を遂げたボコミュージアムが待っているのでしょうか。期待は膨らむ一方です。ああ、誰か1年半後に飛べるタイムマシン作ってくれないかなぁ。

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