【LAST LIFE】3Dプリンタで蘇った主人公が自分を殺した犯人を追うアドベンチャーがKickStarterで目標金額を達成しゴールイン

『LAST LIFE』は自分の殺人事件を調査する、というSFアドベンチャーゲーム。ポイント&クリックのオーソドックスなアドベンチャーですが、そのテーマや物語は非常に興味深いものです。KickStarterで目標金額と1つのストレッチゴールを達成してゴールインしました。

自分を殺害した犯人を自分で追うという一風変わったアドベンチャーゲームがKickStarterでゴールインしています。1つのストレッチゴールを達成しており、すべての音声にボイスアクターがつくようです。

LAST LIFE by Sam Farmer — Kickstarter

『LAST LIFE』の舞台は火星。11年前に地球が滅びており、火星に移住した後という世界観です。火星での生活はそれほど愉快なものではないらしくやや黒い感じ。

主人公のJack Parkerは何者かに殺されてしまいますが、3Dプリンタによって蘇り、犯人を追うというストーリーです。殺されてしまった翌日が幸運にも”死者のパーティ”の祝日だったので、3Dプリンタにより復活。しかしParkerはパーティには参加せず、犯人を捜すためにラボを抜け出します。彼に残された時間は4時間。

Parkerは自分の殺人事件を追いながら、AIの腐敗や企業スパイなども追うことになり、やがて地球の滅亡の真相へも足を踏み入れる…という内容のようです。トランスヒューマニズムをテーマにするというところも興味深いですね。

LAST LIFE – Kickstarter Teaser from LAST LIFE on Vimeo.

ゲームプレイはモダンなポイント&クリック型のアドベンチャーゲームのようです。 『Kentucky Route Zero』やTelltaleの『Walking Dead』シリーズのような感じ。

プロトタイプのプレイ動画がこちら。ラウンジでのワンシーンが収録されています。気になるところをクリックして話したり調べたりして、選択肢を選ぶ感じですね。

LAST LIFE (prototype) – Vapor Lounge Playthrough from LAST LIFE on Vimeo.

音楽も何曲か公開されていますが、どれもなかなか素敵。

『LAST LIFE』は2015年にPC、Mac、Linux向けに配信予定。すでに公式サイトでは予約購入を受け付けています。$15でゲーム本編のDRMフリー版とSteamキー、$30でサウンドトラックとアートブックのセットになっています。

公式サイト:LAST LIFE

情報元:Last Life’s first episode, voice acting funded on Kickstarter | Joystiq