【ウマ娘】タウラス杯を走り終えての雑感

『ウマ娘 プリティーダービー』において初の大規模な対人戦イベントとなる「チャンピオンズミーティング タウラス杯」が開催されました。ボクもトレーナーの端くれとして参加してきたので、どんな感じだったのかを書いていきます。

ちなみにボクのチームランクはB3、ウマ娘の評価は最高でもA、チーム競技場ではクラス5と6の間を行ったり来たりといった具合。4凸SSR? 1枚持ってますよ。えい、えい、むんっ! (※2021/05/21追記 あっ、もう1枚持ってました。忘れててごめんよウララ)

開幕前・戦いは準備期間で決まるもの

日頃のチーム競技場ではあんまり勝ててないので対規模対人戦イベントなど無理だろうなとは思いつつ、やれる範囲でやれるだけやってみよう、というくらいのマインドでした。とはいえ、チーム競技場ってひたすら格上に挑んでたまに大金星をあげてハイスコアが出たらラッキー!ってルールですから、勝率悪いのは当たり前なんですけれども。

タウラス杯のレースは条件が固定であり、さらに事前にアナウンスされていたため、条件に合わせた育成をやっておきました。また、1チーム3人編成で誰か1人が1着を取れば勝利、というルールなので、合わせてデバフ役も育成しておきました。あれ? なんか思ったよりやる気あるなコイツ。

で、用意できたのがこちら。

メジロマックイーンはパッシブスキル(緑)をモリモリ積んだ今回専用みたいな仕上がりです。中距離Sが付いたのも僥倖。それからデバフスキルをモリモリ積んだナイスネイチャ。こちらも運よく差しSが付きました。この2人が先行と差しなので残り1人は逃げかなということで、ダイワスカーレットを選択。スピードやスタミナで勝負しても敵わないと踏んで根性型に賭けてみます。わりといい感じに見えますがどれも評価はAなので、さすがに勝てはしないかなーでもワンチャンあるかなーくらいに思っていました。

あ、言い忘れてましたが挑戦するのはグレードリーグです。選んだ理由は、今からB以下を狙って育成するのも面倒だなって思ったからです。普通に育成するのであれば今後のチーム競技場やレジェンドレースでも使えてお得ですし。

1日目・予想外の快進撃

5レースやって3勝以上できればAグループ行き、2勝以下ならBグループ行きというルールなのですが、1回目の挑戦でなんと4勝1敗。快調すぎる滑り出しにむしろ慄きます。その後2回の挑戦はどちらも3勝2敗。文句なしのAグループ行きです。えっ、もしかして我が軍つよい?

勝ちパターンは、最終コーナーでネイチャの「八方にらみ」が炸裂する横を固有スキルの発動したマックイーンが駆け抜けていく展開。「八方にらみ」が発動すると周りのスピードが目に見えて下がるため、めちゃ強ですね。ただ、逃げ枠として起用したスカーレットは泣かず飛ばず、サイレンススズカと交代してみても勝てなかったので、明日はいろいろ試してみようとか考えつつ、気分よくぐっすり寝ました。

2日目・予想外の惨敗

初日と打って変わって2日目は0勝5敗の全敗スタート。3人目を変更したとはいえ、勝利の方程式であるネイチャとマックイーンは変えてないんですけど…。その後も負け続け、ちゃんと覚えてないんですが15レースで3勝もできなかったと思います。えっ、もしかしなくても我が軍よわい?

サイレンススズカが逃げ切って1勝をもぎ取ってくれたりもしたのですけれども、どうやらこのルールで逃げ切るのは厳しそうです。相手チームのA+ムキムキブルボンでも勝ててなかったりしますからね。というわけで逃げを諦め、追込を編成してみることにします。育成するのはもちろんゴールドシップ。

育成シナリオをクリアするだけならパワー重視で鍛えた方が楽そうなんですけど、相手チームで勝っていたゴールドシップはむしろスピード重視になっていたので、スピード重視で鍛えてみました。代わりに根性と賢さが犠牲になっています。賢さを捨てたゴルシ、ただのやべーやつでは。

3日目・おめえの出番だぞ、ゴルシ!

ここからAグループでの戦いになります。相手は予選を勝ち抜いてきたトレーナーしかいません。面構えが違う。顔見えないけど。初日はなんか運よく勝てたけど2日目に実力をわからされたので、さすがに勝てんやろって気持ちでレースに挑みます。実際、この日の戦績は3回の挑戦で3勝12敗、ボロボロでした。しかし、この3勝が最後に固まってくれたため、なんとAグループ決勝に進出。マジで? 我が軍どうなってるの。

この日の勝利はすべてゴールドシップ。温泉へ行った甲斐がありました。勝ちパターンはネイチャのデバフが炸裂している横をマックイーンではなくゴルシが駆け抜けていく展開に変化。パッシブ型マックイーンは最終直線で競り合いになった際に弱かったのですが、その点ゴルシはめっちゃ伸びるのでいいですね。やっぱつええぜ…ゴルシ! ただ、相手チームにもだいたいゴルシがいるし、ステータスも似たような感じなので勝てるかどうかはレース展開とネイチャのデバフ次第といった印象でした。

4日目・上位グループで足掻く

引き続きAグループでのレース。この日は5勝10敗と前日よりはマシなものの、やっぱりかなりの負け越しでした。Aグループでの戦績は8勝22敗ということになるのですが、よくよく考えたら3人対戦なのだから勝率が3割くらいになるのは普通なんですよね。ボクの成績だと中の下くらいと考えてよさそうなのでそんなに悲観することもなさげ。といっても負け越しは負け越しなのでよい印象は持てないんですけども。

この日はすでに決勝進出を決めた人がいろいろ試していたのか、変わった光景が多かった気がします。9人中8人が差し追い込みのレースとかマヤノトップガンの追い込み運用とか芝適性Aのスマートファルコンとか。あと、この日から参戦したナリタブライアンがさっそく出てきて怖かったり。しかし、どうやらウソテクっぽいハルウララシステムに出会うことはありませんでした。

最後の決勝ラウンドはリアルタイムのマッチングではなく、エントリーしておいて時間になったら結果が出るという方式に変化。エントリーの際、デバフ役のネイチャと勝ち頭のゴルシはともかく、3日目以降は1度も勝ててないマックイーンをどうするか迷ったのですが、あれ以上のウマ娘を育てられなかったため、そのまま続投することに。余談ですがうちのネイチャ、総合ステータスが高いためか1番人気になることが多かったです。もちろん全然勝てないんですけれども、実は1回だけ勝っていたりします。

最終日・勝利者など少ない戦いに疲れ果て

なんだかんだあって上位グループの決勝に来てしまったわけですが、さすがに勝てないだろうと思いながらもいやいやワンチャンあるんちゃうか?みたいな淡い期待もしてしまうわけで、ボクってほんとバカ。さっそくレース結果を確認してみると…。

あー! これが称号ネタバレってやつですか。いや、称号を設定したトレーナーさんは悪くないです。ボクだって勝っていたら嬉しくて即設定しちゃうだろうし。なので、レース前はエントリー時の称号を表示するように変えませんか、サイゲさん。ともあれ、肝心のレースの内容はというと、ネイチャの「八方にらみ」が発動せず、1度も先頭に立つことなく終了。典型的な負けパターンですね。お疲れ様でした。

レースは3着だったのですが結果は2位。「2位/4839位」となってるのは、分母が大きければ大きいほど全体での順位は高いってことなんでしょうか? 最初は全体で4ケタ台の順位かと思ってしまったのですけれども、たぶん違いますよね。なんだかよくわかりませんが、上位グループの決勝まで来れているのだから我が軍、結構やるじゃん、くらいに思っておきます。

完走した感想

最後に、タウラス杯を走り終えての感想なんですが、どうしてもボロボロに負けた印象の方が強いなと思いました。前述のとおり、3人対戦なので3回に1回勝てれば御の字ってことになるわけですけれども、勝率3割って勝ててる印象にはならないですよね。むしろボロ負けしてる印象でもおかしくありません。2人対戦の格闘ゲームでさえ、勝率5割になっても勝ててる印象にはならないですし。なので、なかなか精神力を求められるゲームだなと。テイオーもターボ師匠も諦めなければ夢は叶うとおっしゃってましたが、拙者ウマ娘ならぬ人の身、そこまでの根性は持ち合わせておりませぬ…。

それからキャラクターの偏りですね。まだキャラクターの種類の少ない現状では仕方ないことではありますが、明らかに偏っている印象でした。特にゴルシ、お前分身は習得できなかったって言ってたじゃないか。それがフタを開けてみればどうだ。毎回2~3人になってるじゃないか。すごいなゴルシ。次も頼むぞ。でもそろそろ☆1☆2のキャラクターを追加していただけませんか。

あと、勝った人のステータスを参考にして育成しなおしたりしてたんですけど、負けた人のステータスを見るとさほど変わらなかったりして、もうなんもわからんってなっております。調子とスキル発動率、そしてレース展開といった確率の多重構造でしょうから、明確な勝因・敗因ってわかりづらいのは当然なのかもしれませんけれども。ウマ娘ぜんぜんわからん。ボクは雰囲気でトレーナーをしている。でも本当はわかってるんですよ必勝法。「カネヲカケル!」