【原神】レビュー

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まだテイワット大陸を冒険中なのですが、やれることは大体やったかなーという感じになったのでレビューなど。ちなみにプレイしているのはPC版で、これを書いている時点での冒険ランクは26です。プレイ開始当初は「このオープンワールドゲームが基本無料で遊べちまうのか!」と驚かされていたわけですが、進めれば進めるほど「なるほど基本無料…」となってきました。要するに、オープンワールドゲームといわゆる"ソシャゲ的な要素"との融合が『原神』なのです。

やっぱりワイルドだけど思ったほどワイルドじゃない

まずオープンワールドゲームとしての『原神』ですが、これはリリース前から散々いわれていたとおり、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ワイルド』の影響を色濃く受けています。パッと見のビジュアルもそうですが、スタミナゲージに制限された崖登りやグライダーのような滑空など、まさにといった感じ。とはいえ、すぐ壊れる武器で敵を殴り倒し、敵の落とした武器を拾って次の敵を殴るような蛮族バトルにはなっていません。

2つの「元素」を組み合わせるのが『原神』スタイル

バトルは4人編成のチームでキャラクターを切り替えながら行います。キャラクターにはそれぞれ武器やスキルが固定されているため、キャラクターの切替がそのまま武器の切り替えのようなイメージですね。たとえば弓矢のキャラクターで遠距離から先制攻撃を仕掛け、接近してきた敵には剣のキャラクターに切り替えて迎撃、といった展開になります。

バトルシステムでカギになるのが「元素」と呼ばれる属性の存在。火や風、水や雷といったお馴染みのもので、これもキャラクターごとに固定で設定されています。本作で特徴的なのは、2つの属性を組み合わせる「元素反応」システム。これは2つの属性を順番に使うことで特殊な効果が生み出されるというものです。

たとえば、火をつけた後に風を当てれば拡散して爆発したり、水に塗れた相手に雷を撃ち込めば感電したり、といった具合。雨が降っていればそれだけで水元素が付与されるので環境にも左右されます。この元素反応があることにより、複数のキャラクターをガンガン切り替えながら戦うのが『原神』の基本スタイルとなっています。これはかなりおもしろいですね。

多元素の乱れ飛ぶマルチプレイ

この元素反応が思い切り活かされているのがマルチプレイ。『原神』はクロスプラットフォームによる最大4人のオンラインマルチプレイに対応しています。1人のときは4キャラクターを切り替えながら戦うのですが、2人のときは2キャラクターを、3人のときはホストのみ2キャラクター、4人のときはそれぞれ1キャラクターを担当することになります。4人が同時に複数の元素を撃つことになるので必然的に元素反応が起こりやすく、それはもうドッカンドッカンします。

とはいえ、どこへ行って何をするのも自由なオープンワールドゲームでいきなり知らない人と共闘、ってのはハードルが高すぎますね。テキストチャットもあるとはいえ、さすがに厳しい。お友達と一緒に駆け回れるなら最高に楽しいのでしょうけれども、ボクみたいなやつには特に厳しいです。そんな人向けにダンジョンの入り口でマッチングする形式もあるのがありがたいところ。目的が明確なので無言でドッカンドッカンしているだけでOK。楽しい。泣き所は解放されるまでがやや長いことでしょうか。冒険ランク16ってのはちょっと遅いんじゃないかと。

基本無料のお約束

さて、シングルのオープンワールドゲームとしてもマルチプレイのアクションゲームとしても楽しめる本作ですが、ある程度まで進めていくと基本無料のゲームにありがちな継続プレイのための強化・育成要素がオールスターで顔を出してきます。キャラクターや武器を強化するための素材に上限を突破するための素材、素材集めのための曜日ダンジョンなどなど…、"いつものやつ"が勢ぞろいです。

オープンワールドの探索だけで進めているうちはいいのですが、上限突破をするくらいになると時間湧きのフィールドボスや曜日ダンジョンに挑むことになり、デイリークエストと合わせて"日課"ルーチンになってきます。また、クエストに挑む際ではなく報酬を受け取る際に「天然樹脂」と呼ばれるリアル時間で回復するポイントを消費するため、実質スタミナ制でもあります。ああー…、ああ…。

テイワット大陸はゆるく歩こう

そんなわけで『原神』、最初のうちは「こんなオープンワールドが無料で遊べちまうんだ!」となっていましたが、「そうか、やっぱりそうなのか…」という印象に落ち着いてきました。あとはどんな形式のイベントで何が貰えるようになるのか、といったあたりでしょうか。なんにせよ、継続するとしてもゆるくやる感じになりそうです。

いろいろ書きましたが、基本無料ゲームにありがちな要素と向き合わなくてはならなくなるまでは結構な時間がかかるため、シングルのオープンワールドゲームとしても十分に楽しめる内容にはなっていると思います。なんといっても無料ですからね。とりあえずプレイしてみてはいかがでしょうか。かわいいパイモンちゃんが迎えてくれるだけでその価値はあるというもの。ようこそ、テイワット大陸へ。

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