【ACE COMBAT INFINITY】βテストプレイレポ オンラインCOOPを含む3つのゲームモードが遊んでみた

11月7日から13日までPSNにて実施されるオープンβテスト。チュートリアルとシングルキャンペーン、オンラインCOOPモードの3つが遊べるようになっています。さっそく遊んでみたレポートなど。

ACE COMBAT INFINITY エースコンバット インフィニティ|バンダイナムコゲームス公式サイト

基本無料タイトルとなって今冬に配信予定の『ACE COMBAT INFINITY』。11月7日から13日までの予定でオープンβテストが実施されています。

βテストへの参加はPS storeからダウンロードするだけです。PS storeへいき、「エースコンバット」で検索すると出てきます。11月7日の段階では、PS storeの新着を探しても見つからなかったので、検索しましょう。

今回のβテストで遊べるのは、チュートリアルとシングルキャンペーン、オンライン協同戦役モードの3つ。もちろん全部遊んでみました。

まずはチュートリアルモードで操作を確認

チュートリアルでは基本的な操作を教えてくれます。ゲームを起動したときに操作タイプをスタンダードとエキスパートのどちらかを選ぶことになります。シリーズ経験者ならエキスパートで問題ないと思います。

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設定できるのは上下反転だけでなく、ヨーとスロットルのボタンの入れ替えもできます。過去作とほぼ同じなので、すんなり入っていけるんじゃないかと。

「INFINITY」は過去シリーズでいうと「04」「5」「ZERO」あたりの作風に近い印象です。なので、そのあたりの経験者ならチュートリアルをすっ飛ばしてもよさげですが、なにぶん昔のゲームなだけに、操作を思い出す意味でも触れておいたほうがいいかもしれません。ボクもUAV撃墜の段階でかなりふらついてました。

キャンペーンは序盤2つのミッションがプレイ可能

オフラインのシングルキャンペーンモードは、序盤の2つのミッションが遊べました。ミッションの内容はチュートリアルの延長のようなものですが、挿入されるムービーから世界観をうかがい知ることもできます。

2つ目のミッションでは、チュートリアルでは教えてくれなかった「INFINITY」の独自システムが登場します。「データリンク」システムです。

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味方の機体に近づくと戦術データリンクがアクティブになり、機体がパワーアップします。リンクされている機体はレーダー上で青いラインで結ばれます。リンク中は命中率や攻撃力、リロード速度など、さまざまな面で強化されるため、今作の重要なシステムになりそうな感じ。

特にオンラインCOOPモードでは重要になりそうなシステムかも。シングルのキャンペーンでは、相変わらずプレイヤーの無双になるのでしょうけど、COOPではそうもいかないでしょうし。

オンライン協同戦役モードで他プレイヤーと共に飛ぶ

今回の目玉はなんといってもオンラインCOOPの協同戦役モード。COOPといってもみんなで仲良く協力するだけではありません。2つのチームに分かれてスコアを競い合うライバルでもあるのです。

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殺伐とした対戦ではなく、協力しつつも競争する、という落としどころはエースコンバットとして最良なんじゃないかと感じています。

協同戦役モードでは、キャンペーンに比べて敵の数が多くなっています。フルメンバーでいくら叩いても叩ききれないくらい配置されています。

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初期機体で性能もまだまだ低いこともあるでしょうけど、敵がいなくて困るような状況にはなりそうもありません。

一部の敵機体の機動はかなりよくなっている印象でした。また、耐久値も比較的高くなっているようで、ミサイル2発では落ちてくれないことも。このへんはCOOP向けの調整なのでしょう。

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敵の攻撃もなかなか激しく、アラートが鳴りやまないことも。ミサイルを1発被弾するだけで耐久値の70%が削られたりしました。とはいえ、撃墜されても数秒でリスポンできるので、そんなに心配しなくてもよさそう。撃墜されたことをアナウンスされちゃうので恥ずかしいですけど。

こうした強い敵を相手にする場合、重要になりそうなのが前述の「データリンク」システム。味方の近くを飛ぶことでお互いを強化できるので、優位に戦いを進めることができそうです。

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エースコンバットシリーズは、プレイヤーを褒めちぎって気持ちよくさせてくれるゲームの代表のようなポジションですが、味方の有無など関係なく、皆それぞれバラバラに飛び回るだけになるんじゃないのか?と懸念していたのですが、「データリンク」システムと敵の強さの調整がその懸念を払拭しています。ちゃんと味方を意識して飛ぶことが攻略に繋がるっぽいのですよね。

こうして稼いだスコアがクレジットとして追加されていきます。クレジットを払うことで機体の追加や強化ができるので、これがゲームの目的になりそうですね。購入できる機体やパーツは「研究開発」が進むことで増えていくようです。

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「研究開発」はミッション中に戦果を上げれば上げるほど早く進行するようです。ともあれ、好きな機体に乗れるようになるまではなかなか長そうです。

気になる課金方式は?

もちろん、現在はβテストなので全部無料ですが、このバージョンでも課金システムを予想できるパーツはそろっている感じです。

F2Pタイトルとして気になるのは課金方式ですが、どうやら前情報通り、いわゆるスタミナ制になりそうです。ミッションに出撃する際に「燃料」を1つ消費します。「燃料」は時間経過でも支給されるようです。どちらかというと「鉄拳レボリューション」のクレジット制に近いイメージかも。

「燃料」のストックは合計5つまでで時間経過により3つずつ支給されます。協同戦役モードのミッションは1回5分くらいなので、なんとなく値段については想像できるところでしょうか。

また、アイテム課金的な要素として、報酬を増加させたり、研究の進行を早めたり、緊急ミッションの発生率を高めたりする「特別契約」があるようです。現在はβテストなので無料で利用可能になっていますが、正式サービス後はもちろん有料でしょう。

実際の値段はまだ不明なのでなんともいえませんが、機体の強化にかかる時間がどのくらいか、という調整次第で高くも安くも感じられるんじゃないでしょうか。おそらく「無料の燃料だけじゃ新機体まであと一歩届かないよ!」くらいの調整になるんだろうなー、と予想してます。

そんな感じで『Ace Combat Infinity』、PS2時代のエースコンバットシリーズに近いプレイ感と今風なF2Pスタイルを融合したタイトルになりそうです。過去作が好きだった人はこの機会にぜひ触ってみましょう。タダですし。

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▶ PS3「ACE COMBAT INFINITY」Online CO-OP MISSION : Project Aces at Operation – YouTube