ホラーとか背筋が凍るとかではなく、単純に涼しげなゲームをピックアップ。それって雪や氷があるだけじゃん的な10選。
今年の夏はもう何度「ファッキンホット」と叫んだことでしょう。週間予報を埋め尽くす太陽のマークにそろそろうんざりしてきたところです。
そんな中、せめて気分だけでも涼しくなろうと、なんだか涼しげなゲームをいくつか頭に思い浮かべてみました。といっても、ホラーとか怖いやつで背筋を寒くしようというわけではありません。もっとシンプルに、涼しげなビジュアルや寒々とした世界観を与えてくれる作品たちです。
こんなゲームたちをエアコンのガンガン効かせた部屋で冷たいアイスでも食べながら遊べば涼めること間違いなし。
なお、選出の基準は個人の独断と偏見と気分と思いつきなので、プレイしても涼しくならないという場合は、エアコンの設定温度を1度下げてみましょう。
1.ロストプラネット
極寒の惑星の雪山でクリーチャー相手に銃とワイヤーで戦いを挑む雪賊たちの物語。サブタイトルの「エクストリームコンディション」の名のとおり、納涼を通り越して凍てつく寒さを体感できます。
▶ Lost Planet: Extreme Condition Xbox 360 Trailer – HD Trailer – YouTube
深い雪の上をザクザクと歩く感触はロスプラにはなくてはならない要素です。雪賊砦で走り回っていれば、なんとなく足先がかじかんできたりしないでしょうか。そんなときはシュバババしましょう。
2.風ノ旅ビト
このゲームで真っ先にイメージするのは砂漠で、暑いんじゃないかと思われそうですが、遺跡の地下や雪山ステージなどは大変涼しげ。
特に終盤の雪山ステージなどは、画面一面を覆うほどの真っ白い雪が身体を冷やしてくれることでしょう。寒すぎて意識が遠のいてくるかもしれませんが、そうなればゴールは目の前です。
3.Shaun White Snowboarding
雪山が涼しげといっても極寒なのは勘弁してくれという方にはこちら。オンラインマルチプレイでスキー場に集まって好き勝手に遊べるゲームです。
Shaun White Snowboarding Review – YouTube
みんなで競技をしてもよし、雪玉をぶつけて遊んでもよし、無敵のショーンのジャンプ力に絶望もよし。遊びすぎて身体がホカホカしてしまいそうです。
4.セガラリー2
ラリーといえば砂漠や熱帯雨林の中を走っているイメージですが、こちらは雪山のステージもあります。いかにも冬っぽいBGMもあって非常に涼しげです。
DC版セガラリー2 上級SS3Snowy リプレイ – YouTube
カッコイイエンジン音に暑さを感じてしまうかもしれませんが、ツルツル滑る車体に凍った路面を感じずにはいられません。冷やすならまずは足元から冷やすというわけですね。
5.バトルフィールド 1942 シークレット・ウェポン
寒々としたシチュエーションの中で戦う場面はFPSでは珍しくありませんが、一際印象的なのがBF1942SW。無料のデモ版が雪山マップだったってだけなんですけど。
雪が積もっていてなんとなく寒そう、というだけでなく、ジェットパックを背負ってぶっ飛んでみたり、小さなジェット機でミサイルのようにびゅんびゅん飛び回って肝を冷やすこともできます。
6.アクアノートの休日
雪も雪山もいらないよという方、お待たせしました。夏といえば海ですよね。海に潜って好きに魚と戯れることができるのが本作。
▶ Playstation – Aquanaut's Holiday – YouTube
自由に海中を散策できるので涼みたい放題です。暑い砂浜も人ごみもありません。思う存分涼みましょう。PSアーカイブス版もあるようですが、最新作はPS3版の『AQUANAUT’S HOLIDAY』になります。
7.バイオショック
海底に築かれた街、ラプチャーを舞台としているだけあってなんとなく涼しげな気持ちになれます。海底都市の中が涼しいかどうかはさだかではありませんけど。ビッグダディみたいな暑苦しそうな格好で徘徊している人がいるわけですし、きっと涼しいのでしょう。
問題はFPSとして戦いを余儀なくされるため、頻繁に燃えたり爆発したりして、やっぱ暑くね?となるところでしょうか。
8.ゼルダの伝説 風のタクト
海の中ではなく、海の上を行くのがこのゲーム。船に帆をはり、タクトで風を操って海の上を疾走する感覚はいかにも涼しげです。
海が広すぎるとか、船パートが長すぎるとかいわれることもありましたが、涼む目的ならむしろ好都合です。思う存分海の上で風を感じましょう。
そういえばHD化リメイクが決まっていましたね。発売は9月26日なので、残暑を乗り切るときにも利用させてもらいましょう。
9.沙羅曼蛇(ファミコン版)
みてくれよこの涼しげなスケルトンカセット!
あ、ゲーム内容は別に涼しげじゃないです。
10.アイスクライマー
極寒から雪山、海中から海の上とさまざまな納涼スポットを経て、最後にまた雪山に戻ってきました。氷の山にエスキモー、アザラシに白熊とどこをどう切り取っても涼しいパーツしかありません。無事に山を登りきれば、ボーナスステージで夏野菜の代表であるナスを取り放題なのも見逃せません。
とはいえ、本作は対戦格闘ゲームであるため、2人以上で遊ぶ場合は気温以上に暑くなってしまう可能性があります。自ら暑くなることで、外の暑さを忘れられるのであれば、それもまた納涼と呼べるのかもしれません。
と、いうわけで、適当に納涼ゲーム10選はこんな感じになりました。見ているだけでも涼しくなってきそうですね。それでは、ボクはエアコンの効いた部屋で沙羅曼蛇を遊ぼうと思います。