『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』の攻略メモです。iOS版に先駆けて配信されたAndroid版を1週間プレイしてみて、どんなゲームなのかは大体つかめたと思うので、これから効率よく進めるための方針などを考えてみます。なお、ボクは音ゲーをやらない人なので、リズムゲームの腕は残念な感じであることを前提に読んでいただけると幸い。
『デレステ』はリズムゲームをクリアすることで、経験値やゲーム内のマネーにアイテムなどを稼ぎ、アイドルたちを育成したりコミュニケーションを楽しんだりするゲームです。音ゲーとしてリズムゲームパートをひたすら遊ぶだけでも十分に楽しいのですが、高難易度に挑み続ける登山家スタイルではなく、ピクニック気分でアイドルたちと戯れるためにはどうすればいいのか。今回は『デレステ』を効率よく進める方針について考えてみましょう。ようするに、高難易度は無理に挑まなくてもいいかも、という話です。
高難易度はライフで受けろ!
PRO以上の難易度にヒィヒィ言わされているのですが、ムズかしいと感じた難易度はライフ重視の編成で挑むのが吉。ライフが低いとあっと言う間にゲームオーバーになってしまい、練習どころではないため、BADなスコアはライフで受けましょう。
アイドルには2種類います。スコア重視のタイプとライフ重視のタイプです。クリアをめざすなら、まずはスコアよりもライフで選びましょう。センター効果にライフアップを持っていたり、特技で回復ができるタイプがいいです。
また、基本ライフはレアリティが高いほど多くなっているので、単純に高レアリティで固めてしまうのも手です。そもそも、センター効果や特技はR以上でないと所持していないのですけど。ダンス、ボーカル、ビジュアルといったステータスはゲーム内ヘルプを見る限りではスコアに関連するだけなので、クリア重視なら無視してOK。
ライフ重視のアイドルを入手する方法は、ガシャをまわすしかありません。無料ガシャでもRやSRを引けた報告はあるので(ボクもRは出るのを確認済み)、燃やせ友情pt! ちなみに、最初のうちはモリモリ稼げる友情ptですが、クリア報酬が埋まってくるとなかなか稼げなくなってくるので、ご利用は計画的に。といっても、これ以外に使い道がないのでブッ込むだけなんですけど。
※追記。スコアを狙う場合ですが、結局はレアリティの高い編成がモノを言います。たとえば、N編成でのフルコンボよりSR編成で多少ミスったときの方がスコアが高くなります。なので、スコアを狙うのは戦力が整ってからでいいでしょう。
無理に挑まなくてもいい? 高難易度の価値
そもそも高難易度に無理して挑む必要があるのでしょうか? より多くの経験値やマニー、ファン人数を稼ぐためなのですが、どれも低難易度でもコツコツ稼ぐことはできます。中でも、経験値だけをみるなら、低難易度をまわした方がスタミナ効率はよくなっています。もちろん、自然回復をフルに使った場合の話ではありますが。自然回復は5分で1回復、つまり、消費12の曲は1時間に1回、ということになるため、なかなか貴重です。
経験値とスタミナのコストパフォーマンスについては以下で計算されています。参考に。
http://nakorahmen.cocolog-nifty.com/diary/2015/09/post-6b12.html
高難易度でなければならない理由は2つ。難易度別のクリア報酬とMasterクリアによる鑑賞モードの解放です。前者については、マニーはともかく、スタージュエルや友情ptは貴重になのでぜひともゲットしたいですが、スタージュエルはPRO以上でフルコンボや50回クリアなど、かなり厳しめ。といっても、他に入手手段があるので諦めもつきますが、後者についてはこれ以外の方法がないため、やるしかありません。どうしても厳しい場合はスタージュエルによるコンティニューで強引にいくしか…。
あと、特訓用アイテムのティアラが高難易度でなければドロップしづらい模様。ただし、絶対に出ないわけではなく、ルームの宅配ボックスの他、低難易度でのドロップ報告もあります。かなり低確率のようですけど。ちなみに、ボクはLv28までRegular中心にまわしてきましたが、1度もお目にかかったことはありません。といっても、ティアラが必要になるのはSSRの特訓時なので、ボクには関係ないのですけれども……泣いてませんよ。
※追記。こんなことを書いた途端にティアラ出ました。難易度Debutで出たので、低難易度でも出るときは出るようです。でもSSRを持っていないので使い道はありません。…泣いてませんよ。
ともかく、経験値や親愛度を稼ぐ目的なら無理に高難易度に挑まなくてもよい、というわけです。もちろん、クリアできる人にとっては挑んだ方が稼ぎやすいと思うので、どんどんやりましょう。モリモリ降ってくる譜面を忙しく叩いていた方が楽しいですし。といっても、クリアできない人が泣き寝入りしなきゃいけないゲームでもない、ということです。
伝家の宝刀・2Dモード
それでも高難易度へ挑むアナタへ。『デレステ』のムズかしさは、残念ながら「視認性の悪さ」からきている部分が多々あります。豪華な3Dビジュアルでぐりぐり動いていることもありますが、属性カラーに合わせた譜面がステージの背景色と被っていたり、衣装と被って見えづらくなったりと、タイミングどうこうよりも譜面の見逃しが事故の原因になりやすいのです。他にも、降ってくる譜面に対してせり上がるカメラなど、視覚的に騙されてスピード感が狂うところもありますね。
この視認性の悪さを解決するのが2Dモード。本来は3Dグラフィックの表示が困難な機種向けの軽量設定ですが、背景がほぼ固定なので単純に見やすくなります。あんなに苦労したPROの譜面がウソのように叩けてこれは…。とはいえ、本作の最大の見所である3Dモデリングのアイドルがみられなくなってしまうので、楽しさは大幅ダウンと言わざるを得ません。なんといいますか、本末転倒感あふれる悲しみのトレードオフとなってしまうため、この剣を抜くのは本当にどうしようもなくなってからにしたいところです。
視認性を上げるために譜面の色を変えてしまうのも手だとは思いますが、それだと画面全体の統一感がなくなってしまうのかも。とはいえ、譜面を見やすい色にする設定とか、追加されないものでしょうか…。
※2015/9/16追記
アップデート予定が公開されました。「リズムアイコンデザインの選択機能」が含まれているので、視認性の問題は解決されるかもしれません。期待しましょう。
お城への階段はコツコツ地道なピクニック
以上をまとめると、高難易度は無理に挑まなくてもOK、ということです。少なくとも今のところは。今後のイベントなどが開催された場合、どうなるのかはわかりませんが、現状では低難易度でコツコツ進めてもなんとかなるようになっていると思います。
そんなわけで、『デレステ』は音ゲーが得意でないボクのようなプレイヤーにもやさしい作りだと感じます。アイドルたちの美麗なダンスを楽しんだり、キャッキャする姿を眺めたりしたいだけの人にもフレンドリーな仕様なので、キャラゲーとして非常に優秀ではないかと。肝心のアイドルがガシャ形式ではあるものの、そのぶんゲーム本体が無料なわけですし。なので、音ゲーが苦手な人もおいでませ、スターライトステージへ。特に、コミュではこれまで描かれなかったアイドルたちの過去に触れられているので必見。
http://cinderella.idolmaster.jp/sl-stage/