路線図のような極シンプルなビジュアルですが、れっきとしたゲームなんですこれ。
『Mini Metro』は地下鉄の路線図を作るように駅と駅を結んで乗客を運び続けるという、地下鉄シミュレーションなのです。
地下鉄の路線図ってなんであんなに入り組んでごちゃごちゃしているんだろう。
そんな風に考えていた時期がボクにもありました。
このゲームをやれば、入り組んでしまっても仕方ないよね!という気分になれます。
『Mini Metro』は地下鉄の運営を題材にしたシミュレーションゲーム。
駅で見かける路線図のようなシンプルな見た目が印象的です。
Mini Metro Alpha Trailer – YouTube
見た目だけでなく、ゲームの内容もシンプル。
地図上に配置されている○や△や□は駅です。
駅から駅へクリック&ドラッグで線路を引いてやれば、地下鉄が開通して電車が走ります。
駅の横に表示される●や▲や■は電車を待つ乗客。
それぞれ対応したカタチの駅が目的地になっています。
ゲームの目的は、できるだけ多くの乗客を目的に送り届けること。
送り届けた乗客の数が一定数を満たすたびに、路線の数や駅のキャパシティ、トンネルの数など、アップグレードが手に入り、さらに路線を広げて多くの乗客に対応できるようになっていくというわけです。
乗客を運びきれず、駅のキャパシティを超えた客を待たせてしまうとゲームオーバー。
1つの路線に走る電車は1両のみで、乗せられる人数も決まっています。
線路を長くしすぎたり、同じ種類の駅ばかりを繋いでしまうと、わりかしカンタンに乗客があふれてしまうので、うまーく路線図を作っていくのがポイントになりますね。
幸い、一度引いた線路もすぐさま別の経路で引き直すことができるので、どんどん変更していけます。人身事故なんかも起きないですしね。
こうして地下鉄を運営していると、どんどん煩雑でこんがらかった路線図になっていくわけですが、複雑になればなるほどなんとなくそれっぽい路線図になってくるので不思議な満足感があったりします。
『Mini Metro』は現在アルファ版が公開されています。
Windows、Mac、Linux版があり、ブラウザ上でも動作します。
Mini Metro
また、先日SteamのGreenlightも通過しています。
リリース時期は2014年のQ2予定とのこと。
Steam Greenlight :: Mini Metro