【FPS初心者講座】 自分が相手からどう見えているのか意識しよう

FPSは主観視点なので自分からは「自分」が見えない。でも相手からは「自分」が見えている。最初は忘れがちだけど意識しておかなければならないことだ。

「死んで覚えろ」「負けから学べ」とはよくいわれることだけど、負けた理由がわからなければ学べることは何もない。負けた理由を考えるときに、初心者が見落としがちなのが「自分が相手からどう見えているのか」という点だ。

自分からは「自分」が見えない落とし穴

言うまでもないことだが、FPSというのはFirst-person shooterの略、1人称視点のシューティングゲームのこと。1人称視点なので、自分の操るキャラクターが見えない。しかし、敵や味方のプレイヤーたちが見えているように、他の人からは「自分」が見えている。

これ、言われてみれば当たり前のことなのだけれど、実際に対戦している最中は忘れていることが多いんじゃないだろうか。敵がどこにいるのか探さないといけないし、敵がいたら照準を合わせなくてはならない。ミニマップも見なくてはいけない。

そうして画面に表示されていることを処理しているうちに、画面に表示されていない自分のことへの意識が薄れてしまうのだ。

相手から自分はどう見えているのかを考える

相手から自分がどう見えているのか、ってことを考えなかった場合、何が起こるのか。よくあるのが、道のど真ん中で突っ立っている人。当の本人は、敵を探しているか、敵に狙いを定めているのだろうけど、周りから見れば無防備なことこの上ない。もちろん、あえなくやられてしまうことが多い。

相手から自分がどう見えているのかを意識できている人だと、遮蔽物に身を隠しながら敵を探し、狙いを定めることになる。相手からみれば身体が半分しか見えていない状態だったりするので、当たり判定は半分だ

他にも、伏せて隠れているつもりが足が出ていてバレバレ、とか、背負ってるライフルが遮蔽物からはみ出てバレバレ、なんてこともある。どれも相手から自分がどう見えているのかを意識できていなかったために起こる事故だ。このへんはある程度仕方ない部分もあるけれど。

リプレイ機能を活用してみる

最近は対戦のリプレイ機能が搭載されているゲームも多い。リプレイを自分とは別の視点で眺めていると、自分の動きが自分のイメージと違っていることに気付かされたりする。

自分のやられている姿なんか見ていても楽しくないだろうけど、「死んで覚える」「負けから学ぶ」ためにはこれが1番。小さな失敗の反省が積み重なって経験となり活かされていくのだ。

そもそも勝ってるリプレイなんかないって? ボクといっしょに泣きましょう。