クラブチームの監督として選手を育成していくサッカーゲーム『カルチョビット』。試合を直に動かせない代わりに、観戦しているような楽しさがあります。
ニンテンドー3DSの2本買うと1本もらえるキャンペーンでもらった『カルチョビット』を1シーズン遊んでみたところの感想です。キャンペーンについては以下の記事で内容とか手順とか書いてます。
ニンテンドー3DSソフト2本買うと1本もらえるキャンペーンで実際に1本もらってみた
『カルチョビット』はサッカーのクラブチームを監督として運営していくシミュレーションゲーム。サッカーのシミュレーションはいくつかあると思いますが、『カルチョビット』はかなりシンプルでお手軽なシミュレーションではないかと。なので、サッカーに詳しくないボクみたいな人でも楽しめています。
思わず見ちゃうちびキャラの試合
ゲームの流れは、サッカーの試合と選手の育成のサイクルです。試合中にできることも、育成でやるべきことも非常にシンプルになっています。
試合は練習試合や親善試合、リーグ戦といろいろありますが、プレイヤーは監督なので基本的にやることはありません。スタメンとフォーメーション、大まかな指示を出したら後は選手にまかせるのみ。試合中にできるのは選手交代くらいですね。
なので、試合中は眺めているだけになるのですが、ちびちび動くドット絵風の小さいキャラクターがとってもかわいい。かわいいだけでなく、けっこうサッカーしている動きなので思わず見入ってしまいます。意外とアクションも豊富。
よーく見ていると、ライン際でペットボトルの水を被ったり、ベンチ付近でウォームアップをはじめていたりします。
練習試合は45分、それ以外の試合は90分となっており、実時間だと5~10分くらいで終わります。試合中は自動で進むので、極論、放置でもかまいません。ネットを見るなりトイレに行くなり好きに過ごせます。
だというのに、気付いたら試合を見てしまっているのですよね。ちびキャラがかわいいのもありますが、けっこうサッカーの動きをしてくれているので、うまくパスが繋がらなかったり、なかなかシュートが決まらなかったり、サッカー観戦特有の「じれったさ」みたいなものがあると思うのです。決まりそうで決まらないから決まるまで見ちゃう的な。
ちびちび強化が実感できる育成
試合中に監督が「課題」を発見し、指摘することがあります。この課題が選手を特訓をするため育成カードとして入手できます。ようするに、育成するには試合をやるしかない、ということです。
育成カードを使った特訓により、選手1人1人のパラメータがちょっとずつ伸びていきます。ちょっとずつしか伸びませんが、あまり試合と特訓を重ねすぎると、疲労がたまって怪我をしてしまうこともあるので、悩ましいところです。
少しずつしか伸びないとはいえ、1シーズン終わる頃には強化を実感できる程度には強まっています。育成ゲームで強さを実感できるってのは重要ですよね。試合の結果だけでなく、試合中の動きからも手ごたえを感じられる、ってのはかなりうまくできているのではないでしょうか。だからこそ、やっぱり試合を見ちゃうわけです。
とはいえ、ゲームスタート時のフレッシュリーグでは強さを実感できたものの、ジャパンカップでいきなり強豪と当たってしまったときは0-7という大差で惨敗。相手チームの選手をみるとパラメータが段違いだったので、先はまだまだ長そうです。
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