【サンセットオーバードライブ】1stインプレッション 「JSR」にTPSを足したノリと壮快感重視なオープンワールドアクション

ガードレールから電線からビルの屋上をグラインドで滑りつつ、迫りくる大量の敵を撃ちまくるオープンワールドなアクションゲーム『サンセットオーバードライブ』をはじめました。「ジェットセットラジオ」にシューター要素を加えてノリとハイテンションで塗りつぶした本作、第1印象は期待どおりかそれ以上。

Xbox One専売タイトルとして発売された『サンセットオーバードライブ』をさっそくプレイ中。序盤を進めてオンラインプレイも少し遊んだ程度での感想になります。概ね事前の印象どおりなんですが、やっぱり実際に遊ぶと楽しいです。

「ジェットセットラジオ」を彷彿とさせるアクション

『サンセットオーバードライブ』はオープンワールドなアクションゲームです。街中を自由に行動し、指定のポイントへいけばイベントが開始、みたいなアレです。最近よく見かける流行のジャンルですが、本作を特徴づけているのはジャンプやグラインドといった機動力の高いアクション。ガードレールや電線の上を滑る姿は「ジェットセットラジオ」(JSR)を彷彿とさせますし、実際のプレイ感も「JSR」に近い印象です。

ガードレールや電線などのグラインドできる場所の判定は甘めのようで、適当に飛んで適当にボタンを押すだけでも気持ちよく滑れます。なので、操作のストレスなどもほとんどなく、少し触っただけでも楽しく滑りまくれます。

サンセットオーバードライブ ジャンプとグラインドによるスピード感

「JSR」にシューター要素を足したらこうなった

「JSR」と違うのはシューター要素。街中を闊歩する「OD’d」と呼ばれる大量のクリーチャーどもを撃ちまくってブッ倒すゲームになっています。武器は、普通の銃から妙なグレネードランチャーまでさまざまで、バールのようなもので近接攻撃だってできるため、とにかく大暴れしてる感が高くなっております。

スピードのあるグラインドアクションと狙って撃つシューター要素、一見するとまともに狙いがつけられず、破綻してしまいそうな組み合わせに思えますが、そうはなっていません。照準がかなり甘く設定されているようで、テキトーに撃ってもガンガン当たります。なので、飛んだり跳ねたりハイスピードで移動しながらバリバリ撃ちまくって敵を倒しまくれる壮快な内容になっているのです。

サンセットオーバードライブ JSRにTPSを足したらこうなった

ジャンプやグラインドによるスピード感と敵を撃ちまくる壮快感が組み合わさり、とにかく動かしているだけで楽しい系のゲームになっています。。射撃の照準だけでなく、ジャンプやグラインドも判定は甘めですし、とにかく壮快感を重視した意図が感じられますね。細かいことはいいから暴れましょう、と。

ノリとテンションは高め

ゲーム中はパロディやメタネタなど悪ノリ多数。たとえば、プレイヤーが死んだ後はすぐリスポンなのですが、ターミネーターのように未来から送り込まれてきたり、青と赤のポータルの間から出てきたりとかなり多くのパターンがある模様。会話の何気ないセリフにも流れるようにメタネタが入り込んでいるので油断できません。

サンセットオーバードライブ メタネタ多数

オンラインは大勢で大暴れ

ゲーム序盤を進めると解放されるオンラインモードも少し遊んできました。最大8人でさまざまなルールのもとに協力プレイをする、というものです。敵を倒すだけでなく、指定のオブジェクトを守ったり、指定ポイントまでモノを運んだりと内容は色々。いくつかのゲームを遊んだ後、最後はウェーブ系のディフェンスミッションで〆。終了後はすべてのゲームでのポイントとボーナス倍率によりスコアが決まり、お金やアイテムなどのご褒美がもらえます。

オンラインモードは対戦ではなく協力ということになっているものの、ボーナス条件達成のためにはちょっと競争になるものもあります。全体的に協力している、というよりは、みんなで大暴れしている、って印象なので、割と気楽に遊べそうな感じでした。

動かしているだけで楽しい系アクション

Sunset Overdrive – ローンチ トレーラー – YouTube

そんなわけで『サンセットオーバードライブ』、第1印象は期待どおりかそれ以上の好印象でした。最初に触ったとき、動かしているだけで楽しいと感じられるゲームは大抵良作なので、ここから先も期待大でございます。街中で電線を見上げて「あっ、グラインドできそう」って思う日も近そうです。

公式サイト:Sunset Overdrive

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