【Hades】1周クリアを目指す攻略指南

ついにSteam版が日本語対応したローグライトアクション『Hades』、評価も高く実際めちゃんこおもしろいのですが、難易度も結構お高めとなっています。そこで今回はとりあえず1周クリアしたい人向けの攻略を書いていきます。

レビューは以下の記事でどうぞ。

※2021/04/27追記 動画も作りました。

まずは累積する要素から

まず、累積要素を埋めていくことから始まります。死ねばいろいろ失ってやり直しのローグライトアクションですが、累積する要素もいろいろあるので繰り返しプレイすることで少しづつ進めるようになっているのが『Hades』のいいところですね。

1つ目は拠点の自室にある冥夜の鏡。「冥府の鍵」と「闇の水晶」を捧げることでさまざまな強化が解放されていきます。オススメは残機の増える「死神騙し」です。他に優先度の高いものはダッシュの回数が増加する「筋力増強」、最大HPが増加する「鉄の皮膚」などです。生存能力を高めていきましょう。これらの強化を手に入れるため、まずは「冥府の鍵」と「闇の水晶」の収集を優先して進めるのもいいでしょう。

2つ目は「宝珠」による改築。こちらは道中の設備に影響します。優先したいのは「水場の間」です。解放するとステージ道中に回復の泉がある部屋が配置されるのですが、なんとこの部屋には敵がいません。回復と相まって生存能力が高まります。

最大の攻撃は防御

武器のオススメは盾。理由はガードができるからです。攻撃ボタン長押しで正面からの攻撃を防ぐ状態になり、ボタンを放せば突進攻撃に派生するのですが、このガード状態が非常に強力。なんか危ない!と思ったらボタンを押しっぱなしにしてガードするだけで生存力がぐんと上がります。ガードした後は突進攻撃で離脱できるのも強みですね。盾の弱点は火力の低さなのですが、これはアレスが解決してくれます。

軍神アレスを崇めよ

アップグレードのオススメは軍神アレス。通常攻撃か特殊攻撃に辛苦状態にするものをつけられれば最高です。辛苦とは、一定時間をおいてダメージが1発入る状態なのですが、このダメージが思いのほかデカい。たとえば盾の特殊攻撃のシールドスラッシュみたいな盾投げにアレスをつけた場合、盾のダメージは15くらいなのですが、辛苦ダメージは100以上。火力爆上げです。重ね掛けはできないため、攻撃を当てて辛苦状態にしたらいったん下がって辛苦ダメージが入るのを待ってから再度攻撃しましょう。こうすることで自然とヒット&アウェイになるという寸法です。

賜物で推しを呼び出そう

そうはいっても都合よくアレスが出てきてくれないんじゃ…とお思いのザグレウス王子たちに朗報です。アレスの賜物を装備しておけば高確率でアレスが出てきてくれます。賜物をいただくためにはネクタルを贈って親愛度を上げないといけないのでなかなか大変ですが、開幕のアップグレードを高確率で狙ったものにできるアドバンテージは計り知れません。

改築で「関所」を建設できればステージ間で賜物を変更することも可能になります。アレスで欲しいモノが手に入ったら変えてしまっても問題ありません。最大HPを増加させるケルベロスの賜物が序盤では鉄板ですが、闇の水晶で最大HPを増加させた後なら被ダメージ後に短い無敵時間がつくパトロクロスの賜物もオススメです。といっても、パトロクロスがステージ3の住人なので賜物をもらうまでがなかなか大変ですが…。

ザクロでザクザク強化だザグレウス

さて、無事にアレスのアップグレードを入手できたら、道中の「力の石榴」で強化していきましょう。そのうち辛苦ダメージで200以上のダメージが入るようになります。ただ、強化を重ねるとだんだん増加値が減っていくため、ある程度まで強化できれば他のものを優先した方がいいでしょう。

アレス以外のオススメというと、アテナでダッシュに弾反射をつけるとかヘルメスでダッシュの回数を増やすとかがありますが、飛び道具の「魔弾」と召喚の「祈り」が空のままだと心もとないので何かしら拾っておきましょう。特にゲージ消費の祈りは無敵時間があったりするので緊急回避に使えます。

ステージ1で基本を学ぶ

では、ここからはステージごとの攻略になります。まずステージ1ですが、特に言うことはありません。気をつけるのは罠くらいでしょうか。最初のうちは苦労するかもしれませんが、累積要素が揃ってくる頃には余裕で突破できるようになります。

ステージ1のボスは3種類からランダム?で選ばれているようです。それぞれ攻撃パターンが違っていますが盾にアレスがついているならやることはそれほど変わりません。接近すると痛い攻撃をしてくるのでヒット&アウェイを徹底しましょう。よくわからなくなったらガード。これが基本。

ステージ2も基本に忠実に

ステージ2は溶岩がダメージゾーンになっていますが、溶岩より敵の攻撃の方が痛いので優先すべきは敵です。スケルトン系の敵が硬い上に痛いのですけれども、辛苦ダメージ頼りでヒット&アウェイを徹底しましょう。殴り合ったら負けます。あと爆弾を投げてくる中型の敵は死ぬときにも爆弾を落とすので注意。

ステージ2のボスもランダムで選ばれますが攻略の基本は同じです。ある程度ダメージを与えると溶岩から3本の首を生やしてきて、3本の首を倒すまで本体はずっと無敵。さらにダメージを与えると今度は6本の首を生やしてきて、全部倒すまでやっぱり無敵。ずるい。見た目からかなりの圧を感じてしまうかもしれませんが、ダメージを辛苦に任せて逃げ回っていればなんとかなります。注意すべきはボスがザコ敵の卵を投げてくるタイプだった場合。厄介な状況になりやすいので優先して卵を潰していきましょう。

ステージ3から厳しめに

ステージ3から難易度がかなり上がります。強化がうまくいっていなければこのあたりからジリ貧になりがち。特にキツイのが人型の敵で、槍や盾、弓矢といったこちらと同じ武器を使ってくるタイプです。硬い上に復活するという面倒くささ。火力が足りていないと押し負けますがアレスの強化ができていれば大丈夫でしょう。

ステージ3のボスも難所です。ヒット&アウェイをしたくても2体同時なのでなかなかチャンスが巡ってきません。逃げ回っている時間が長くなりがちですがガマン。1体になれば大したことはないのでまずはどちらかを倒したいところです。盾を持っているテセウスよりは突っ込んでくる巨体のミノタウロスの方が倒しやすいですね。どちらも体力が半分を切るとパワーアップするため、両方同時に削って2体同時に発狂するのが最悪のパターンとなります。1体に集中させましょう。

ステージ4は毒毒な道中とボスが難所

ステージ4も難所です。厄介なのは部屋の狭さと視認性の悪さ。自分を見失わないように、そして見失ったと思ったらボタンを押しっぱなしにしてガードするようにしましょう。視認性はガードで抗えます。ただし、毒によるダメージがどうにもならないので、毒を貰ったら即座に備え付けの解毒の泉へダッシュです。このゲームの毒はマジで痛い。

ステージ4のボスはラスボスなのでもちろん難所です。単純に強いってのもありますが、1回倒しても体力全快からの第2ラウンドがあるという絶望感。なんとしても残機を持った状態で挑みたいものです。ボスの使ってくる設置型の攻撃は破壊可能なのでできる限り潰しておきましょう。他にも強烈な攻撃の多いラスボスですがどれも盾でガードできます。困ったらガードして耐えましょう。あとは辛苦ダメージでどうにかなります。

クリア後もまだまだ遊べます

無事にクリアできたのなら他の武器も使ってみましょう。オススメは槍でしょうか。ガードはできませんがリーチを活かして立ち回れば安定します。弓矢などもプレイ感がガラリと変わるのでおもしろいです。逆に厳しいのは剣やナックルなど射程の短い武器ですね。「ダイダロスの槌」でリーチを伸ばす強化ができればいけなくもないですが…。どの武器を使うにせよ、アレスの辛苦があれば大体どうにかなります。アレスを信じよ。