シバ山ブログ的Game of the Year 2018

2018年も年の瀬ということで個人的なGame of the Yearを勝手に開催したいと思います。選考の基準は、今年リリースされたタイトルでボクがプレイしたものの中から特に印象に残ったゲームを独断と偏見で選ぶ、という感じです。あくまでも”個人の感想です”ってやつです。これを参考に年末年始に遊ぶゲームを考えてみるなどしていただければ幸い。

さて、選考にあたって今年遊んだゲームをリストアップしてみたところ、例年は30本前後あるのですが今年は20本ちょいしかありませんでした。これは別に今年のゲームが魅力的でなかったというわけではなく、最新作に拘らずやり逃していたゲームにも手を出しまくった結果といえます。やりたいときにやりたいものをやるのが1番です。というかですね、おもしろそうなゲームが多すぎるんですよ、ええ。今年は昨年のSwitvh発売のようなわかりやすくインパクトのある出来事はなかった気がしますけど、リリースされるゲームの量も質も着実に上がってきているように感じた1年でもありました。

では前置きはこのくらいにして、Game of the Year 2018、いってみましょう。

ベストキャラクター
スパイダーマン (Marvel SPIDER-MAN)

辛い目にあうのがヒーローの宿命とはいうものの、ちょっとピーター君は辛い目にあいすぎではないでしょうか。ニューヨークの街をウェブスイングで爽快に飛び回れるアクションとは裏腹に、ストーリーではガンガン辛い目にあわされるスパイダーマンことピーター・パーカーが2018年でもっとも印象に残るキャラクターでした。ストーリーだけでなく、スパイダーマンであることを最大限に活かしたアクションになっていることも大きな理由です。キャラクターをここまで上手にゲームに落とし込めているのは見事という他ありません。まさに「Does whatever a spider can」です。

ベストオープンワールド
アサシンクリード オデッセイ

大作ゲームのオープンワールド化が当たり前となった昨今ですが、個人的に1番遊びやすかったタイトルが『アサシンクリード オデッセイ』でした。移動も戦闘もとにかく快適なおかげで、古代ギリシアをどっぷりと堪能することができました。スパルタの領地でスパルタの支配者を殺したらアテナイの領地で戦争を起こしてアテナイ領主を殺す。傭兵なんてそんなんでいいんだよ。気ままな傭兵の旅は長く、そして自由でありました。

ベスト格闘ゲーム
ドラゴンボールファイターズ

まるでアニメのようなグラフィックがグリグリ動くのだから原作とのマッチングは最高。さらには、格闘ゲームとしても「ドラゴンボール」っぽさを感じられる作りになっているのだから、直撃世代にはご褒美以外の何物でもないゲームでした。何気に『超武闘伝』などに登場する技のモーションが使われていたりするところも開発者の過去作へのリスペクトが感じられてポイントが高い。本作に関しては自分でプレイするだけでなく、大会を観戦することでも大いに楽しませていただきました。

ベスト魔術師
Wizard of Legend

ローグライクなインディーゲームってやたら難易度が高い印象があるんですけど、『Wizard of Legend』はボクが珍しくクリアできたので嬉しすぎて選出されています。やったぜ。もちろん本作もムズかしいのですが、ボクにもなんとかできるくらいの、ボクにとって絶妙な難易度であったことが大きいですね。ゲーム開始時にダンジョンへ持っていく魔法や装備を選んでカスタマイズできる要素があるため、シナジーを意識して構成を練るのが非常に楽しい。魔法と装備を組み合わせて君だけの最強魔術師を作り上げよう!

ベストモバイルゲーム
ロマンシング サガ リ・ユニバース

あの名作がスマートフォンで登場!…なんていうと残念な気持ちになる人も多いかもしれませんが、『ロマサガRS』は原作をうまくスマートフォンのゲームに落とし込んであるのでシリーズファンはお試しあれ。バトルではちゃんと閃くしあっさり死ぬし飛び蹴りして愛がアップ!するのだからたまらない。キャラクターはガチャなのでやっぱりガッカリするかもしれませんけれども、サガシリーズの歴代キャラクターがオールスターで排出される様は圧巻。好きなキャラクターが多すぎて誰を鍛えるのか目移りしてしまうことでしょう。好きなキャラクターを鍛えて君だけの変な連携を作り上げよう!

Game of the Year 2018
オクトパストラベラー

2018年の大賞は『オクトパストラベラー』です。ドット絵を活用したグラフィックでレトロな雰囲気、クリア後に即サントラを買ってしまった素晴らしいBGM、懐かしいようで新しい軸を備えたバトル、そしてバラバラのようですべてが繋がっている8つの物語。どこをとっても最強です。2018年といわず、オールタイムでもベストに入りそうな勢いの1本であります。思えば、ビジュアルに一目惚れして買ったゲームでしたが、すべてにおいて想像以上の内容でした。特に印象的だったのが真ボス直前のところで物語の真相が明かされていくあたり。すべての点が線で繋がっていくゾクゾク感は忘れられない体験となりました。RPGが好きならぜひ。

というわけで個人的なGame of the Year 2018はこんな感じでした。最後に、今年の業界の動向ではなく個人的なゲームライフを総括しておくと、冒頭で書いたとおり最新作ばかりを追いかけなくなったのもそうなのですが、それ以上に継続プレイしているタイトルに圧殺されかかってる印象が強まってきました。

特にスマートフォンのゲームが凶悪ですね。ログインボーナスを受け取ってオートでスタミナ消化しているだけ…、ってつもりでも、何本も平行しているとそれだけでも結構な時間が溶けていくので侮れません。かといって、どれかを手放そうとしても、かけた時間と期間を考えると手放したくない。ボクってつくづくモノを捨てるのが下手だよなぁ、と思い知らされるばかりであります。時間はゴミのように捨てているのにね! さらにいえば、貯めこんだ”石”をかかえて年末年始のフェスだのなんだのに備えてホクホクしているわけですから救いようもない。困ったものです。

ともあれ、ボクを退屈から救ってくれるゲームたちには感謝しかありません。来年2019年もおもしろそうなゲームがバカスカ発売されるようですし、まだまだ退屈する暇などなさそうです。それでは、より良いゲームライフとガチャから当たりが出ることを願って年を越すこととしましょう。よいお年を!