【エースコンバット7】”未知なる空”は知っているけど新しい空だった週刊ゲーム日記

今週は『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』をプレイ中です。空へ上がるのは何年振りでしょうか。けれども身体は覚えているようで、エキスパート設定の操作が馴染む馴染む。まさに実家のような安心感。そうだ、ボクはメビウス1でありブレイズでありサイファーであり南十字星であり天使とダンスもしていたんだ。エースとして敵味方の無線が飛び交う混乱した戦場で一人気を吐き、敵に畏れられては味方に褒めちぎられる。そう、これが「エースコンバット」ですよ。

実家のよう、といっても何年も離れていれば変わっているところもあるものです。今回『7』の場合は天候がそれですね。雲に入ればキャノピーに水滴が付き、やがては凍っていく。雷雲に入れば雷に打たれるし、風にあおられれば機体制御がムズかしくなる。砂嵐の中では視界もレーダーも遮られてタンクローリーすら追えなくなる。おのれタンクローリー! …それはさておき、こういった天候要素を加えられた空の表現は圧倒的という他ありません。だってさ、雲に入るとBGMもくぐもった音になって雰囲気最高なんだぜ?

雲、雷、風、まさに空の革新である

もう1つ、変化を感じるのは難易度でしょうか。あまり実家に帰らないと親からの当たりも厳しくなるものです。ミッション時間内のスコア目標はわりとギリギリ。そうなると地上目標を優先しがちになるのですが、今度はノーマークの敵航空機がケツに張り付いてミサイルアラートが悲鳴をあげることに。対地目標もCIWSでこちらのミサイルを撃ち落としてきたりするので侮れません。ミサイルのリロードがやや遅めになっているのも地味に痛い。なので、初見ではミッション失敗になることもちょくちょくありました。おのれタンクローリー!!

空の美しさは圧巻だがのんびり飛んでいる暇はない

それでもシングルキャンペーンは一気にクリアまでプレイしてしまいました。終盤の展開、特にミッション19は最高ですね。これですよこれ、「エースコンバット」に求めていたのは!って感じでした。続くミッション20で、違うそうじゃない、となったのもいい思い出です。メガリスもハミルトンネルも抜けてきたボクですが、ジオフロントをもう1度飛びたいとは思っていませんからね? ともあれ、間違いなく「エースコンバット」なのでかつての英雄諸氏は早く花火の中に突っ込むことをオススメします。