『ドラクエポータルアプリ』で先着100万DLが無料の『ドラゴンクエストⅠ』を遊んでみた

「ドラクエ」シリーズのスマホ版が移植される予定の「ドラゴンクエストポータルアプリ」が配信開始されています。先着100万人限定で通常は500円の『ドラクエⅠ』が無料とのことなので、さっそく遊んでみました。

11月28日よりiOS版とAndroid版で「ドラゴンクエストポータルアプリ」が配信されています。アプリ内で『ドラクエⅠ』が遊べるようになっています。本来500円のところを、先着100万DLまで無料での太っ腹な配信になっています。

※2013/11/30追記
配信日、早々に100万DL達成してしまったらしく、12月10日まで無料DLということになったそうです。
参考：スマホ版ドラゴンクエストが初日で100万ダウンロード、12月10日まで無料配信へ – Engadget Japanese

「ドラクエ」シリーズのスマートフォン版は、1～8までの移植が予定されています。今回はまず初代の『ドラクエⅠ』が配信されたことになります。今後もこの「ドラクエポータルアプリ」にて配信されていくのでしょう。

参考：ドラゴンクエストfor スマートフォン　ポータルサイト | SQUARE ENIX

「ドラゴンクエストポータルアプリ」はApp StoreとGoogle Playからダウンロードできます。今回はAndroid版をダウンロードしたのですが、スマートフォンのGoogle Playから探すよりもPCから探した方が早かったです。リンクは以下。

ドラゴンクエストポータルアプリ – Google Play の Android アプリ

毎度おなじみ『ドラクエⅠ』

ポータルアプリにはドラクエに関する新情報が寄せられています。『ドラクエⅠ』を遊ぶにはアプリ起動からアイコンをタッチ。

DQ3_R

これまでも初代『ドラクエⅠ』は各種ハードに移植されてきました。ボクは過去のフィーチャーフォン版もプレイしたことがあるので、携帯電話での「ドラクエ」にはさすがにもう新鮮味はありません。

最近のRPGに比べて当然ボリュームは控えめなのですが、空き時間にちょこちょこ進めるにはちょうどいいくらいなのですよね。レトロゲームは携帯端末との相性がいいと思うのですよ。操作性さえ解決できれば。

操作性の悪さは設定でカバーできる…かも

配信後、あちこちで目にするのが「操作性の悪さ」。もともと十字キーで動かしていたものをタッチデバイスにもってくると発生しやすいことですね。

今回の『ドラクエⅠ』の操作系は、十字キーに相当するボタンを画面上に配置するというもの。この手の操作系は、元のコントローラーに比べて操作しづらいものの、慣れの問題でどうにでもなる程度のものです。

問題なのは、移動は十字キーボタンだけど「はなす」「しらべる」といったアクションはオブジェクトを直接タッチする、というところ。AボタンやBボタンに相当するボタンがないのです。なので、移動は十字キー、アクションは直タッチというチグハグな印象が生まれてしまっているわけです。これのおかげで、最初の部屋で王様からもらった宝箱を開けるだけで四苦八苦した人もいるんじゃないでしょうか。

※2013/11/30追記
ごめんなさい。実は十字キーボタンの真ん中にある丸いやつがAボタンの役割を果たしていました。リムルダールにたどり着く頃になってようやく気づきました…。

また、本作は縦長画面を基本としたレイアウトなのですが、デフォルトだと十字キーボタンが左下に配置されている点。右利きの人が右手で端末を持った場合、右手の親指で操作したいと思うのですが、そうすると触りづらい位置になってしまうのですよね。ただ、これは実は設定が設けられており、十字キーの配置や大きさを任意に変更することができます。

画像の左がデフォルト、右が設定を変更した場合のUIです。変更内容は、サイズを大にして右下に配置、というもの。こうすると片手で楽に操作できるので、幾分改善されるかと思います。

こんな感じで、移動については問題があるものの、コマンド式のメニューや戦闘については快適そのものです。「たたかう」「じゅもん」といったコマンドをボタンにして配置されているため、こちらはコントローラーでの操作より楽なくらいです。操作性についてはタッチデバイスのいいところと悪いところがそのまま出ているような印象でした。