【Cast n Chill】レビュー

忙しい現代人のために、などという謳い文句はよく目にするところですが、だからといって短時間で消化できるコンテンツを積み上げてしまうと、それはそれで目が回ってしまうわけです。忙しい人に必要なのはのんびりすること。実際にのんびりしようとすると相応の時間が必要になってしまうわけですけど、のんびりした気分になるだけなら短時間でもOK。ということで、大自然の中で釣り糸を垂らす『Cast n Chill』の出番というわけです。

釣りゲーです

『Cast n Chill』は釣りをするゲームです。今やさまざまなゲームでミニゲームとして導入されている釣りですが、本作は釣りがメインのゲーム。正真正銘の釣りゲーなのです。釣り糸を垂らして魚が食いつくのを待ち、釣り上げた魚でお金を稼いだり図鑑を埋めたりする、釣り自体が目的のゲームです。稼いだお金も釣り道具やボートに全ベットですからね。釣りこそ人生。

▲ボートに乗ってのんびり釣るのがメインのゲームです。

釣り自体はすごくシンプル

そんな釣りゲーにおける釣りのアクションはどうなのかというと、これがめちゃくちゃシンプル。釣り竿を振って釣り糸を垂らす、そして魚が食いついたらリールを巻く。これだけ。よくある釣りゲーのように、食いついたタイミングでボタン!などは必要ありません。リールを強引に巻くと逃げられることもあるので、巻き方の加減だけは気を付ける必要がありますが、それだけなのでめっちゃシンプルです。

▲大物を釣り上げるにはまず道具、そして加減が求められます。

絶景の大自然

本作の最大の特徴はやはりビジュアル。ドットで描かれる大自然の美しさは思わず手を止めて見とれてしまうほどです。ゲームを進めることで川だけでなく湖や海など、さまざまな釣り場が解放されていくのですが、どこへ行っても絶景。マジで絶景。すごい。もう釣りとかやらずにぼんやり眺めていてもいいくらいです。まぁ釣るんですけど。

▲どこに行っても絶景。時間帯の違いによる変化も美しい。

心やわらぐチルタイム

美しい大自然に囲まれて釣り糸を垂らしているとのんびりできる…というか、時間の流れがゆっくりになったような、そんな感覚になります。釣り自体はシンプルなものなので、実際には短時間でサクッと楽しめるゲームなのですけど、そんな短時間でものんびり穏やかな気分なれる、というのはちょっと不思議な感じ。大物を釣り上げようとしているときはバトルな気持ちにならなくもないのですが、いうてやることはシンプルですからね。のんびりできます。

▲ボートに乗ってのんびり釣るのがメインのゲームです。

放置モードもあるよ

実は本作には放置モードもあります。ビジュアルだけでなく、環境音も心地よい本作ですから、PCで画面の脇に置いておくのもいい感じです。とはいえ、釣りの感触もいいので自分で釣りたくなってしまうわけではありますが。ともあれ環境ソフト的な使い方もできる、と。

▲氷の上での釣りなんかもあります。

釣りでひと息つきましょう

そんなわけで『Cast n Chill』、まさにチルな時間を提供してくれる釣りゲーでした。とにかくドット絵のビジュアルが最高なので、それだけでもお値段以上の価値あり。そのビジュアルに合わせた環境音も良く、大自然の中でのんびり穏やかな気分に浸れます。釣り自体はシンプルなものですが、手応えもあって感触も十分。いま忙しい現代人に必要なのはこういうゲームだったのかもしれません。(放置モードで流しつつ基本無料ゲーのデイリーミッションを消化しながら)

▲のんびりやりましょう

Switch版:Cast n Chill | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

モバイルバージョンを終了