初心者向けの解説はwikiでも充実していますが、そのへんをまとめつつ、初心者がまずやるべきことを書いていきます。
VampireSavior攻略wiki – livedoor Wiki(ウィキ)
とてもありがたいことに、ヴァンパイアセイヴァーの攻略wikiは初心者向けの解説も充実しています。メニューの新規向けのところから、「ゲーム基礎知識」、「最初に覚える事」、「キャラ選び」、あたりに目を通しておくとよさげです。もう少し詳しい情報はシステムのところから、「共通ネタ」を見ていくとよさそうです。
非常に充実しているのですが、それだけに「じゃあ何をすればいいの?」というのが見えにくいかもしれません。なので、ここではもうちょっと具体的なところを混ぜつつ書いていきたいと思います。
過去にゲーセンでプレイしていた人も多いと思いますが、当時はまだネットで攻略情報が共有される時代ではありませんでした。ボクもゲーメストの記事が記憶の片隅にぼんやりと残っているだけで、いま攻略wikiを見ると知らないこともかなり多かったです。当時を思い出す意味でも、改めてスタートを切る意味でも、基本を振り返っておくのは大事かと。
最初の目標はスピードに慣れること
このゲームはとってもスピードがあります。とにかく速い。単純にキャラクターの動くスピードも速いですし、攻守の入れ替えなど展開も速いです。最初のうちは、このスピードに押し流されて何もできないこともあるでしょう。
まずはこのスピードに慣れましょう。では、慣れるためにはどうすればいいのか?
最初にやるのは「選択肢を減らすこと」です。キャラごとにできることは多く、技もコンボも豊富で魅力的ですが、必要となる行動だけに絞り込みましょう。選択肢が多いと、手も頭もこんがらかります。自分のキャラを操作するのに夢中で対戦の流れを見ることがおろそかになってしまっていては、対戦が成立しませんし、なかなか上達もできません。
選択肢の絞り方はキャラごとに違うと思いますが、難しいテクニックは切りましょう。立ち回りで振っていくけん制技、空中やダッシュ中に出す技、メインで狙っていくコンボ1つ、ゲージの使い道あたりを決めておきましょう。
難しいテクニックも結局は使うことになるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、今日から野球をはじめる少年にいきなりフォークボールの投げ方を教えても使いこなせないでしょう。まずはストライクを投げられるようになるところからです。
セイヴァーでいえば、3段チェーンコンボあたりでしょう。弱→中→強の3段をメインで狙っていくコンボとして使いましょう。屈弱K→屈中K→屈強Kなど、下段スタートでダウンを奪えるルートにしておくといいです。(チェーンコンボじゃダウンを奪えないキャラもいますが…)
3段なんて余裕、と思っていても、スピードのある展開のなかで安定して出せるようになるのはけっこう慣れがいるものです。これができるようになって余裕が出てきたら、次に新しいコンボを覚えてみたりして、徐々に選択肢を増やしていくのがベターですね。
ゲージの使い道も決めておきましょう。カッコイイEX必殺技を決めたい気持ちはわかりますが、最初のうちは思い切って切り捨てるのも大事です。ダークネスイリュージョンを出したくて出したくて弱Pをしゅっしゅしている気持ち、ものすごくわかります。でもこれは前述の野球少年がフォークボールを使いこなせていない姿そのものです。最初のうちは、ゲージはすべてESシャドウブレイドにする、くらいの絞り方でいいと思います。
こうして選択肢を減らし、自分の操作をシンプルにすることで、ゲーム全体の流れをみることにリソースを割いていきます。とにかく速いゲームなので、スピードに慣れるためには思い切った行動の絞込みが必要です。慣れてきたら少しずつ選択肢を増やしていきましょう。
守りの行動
スピードのあるゲームなのでやられるときは本当にあっという間です。スピードがあるので相手の攻めをしのぐのが難しく、攻めが強いゲームではあるのですが、それゆえ守りも重要になってくるのです。
攻略wikiにもありますが、困ったら空中ガードは有効です。中段と下段の揺さぶりは見てからどうこうできるものではありませんが、空中に逃げてしまえば関係ありません。バックジャンプでレバーを入れっぱなしにすれば成立するので、リスクの少ない回避行動として覚えておきましょう。
もちろん、完全な安定行動というわけでもありません。読まれれば地上技を合わせられたり、空中投げの的になります。とはいえ、中段からコンボを食らってダウンを奪われ、再度起き攻めになるよりはマシ。
また、起き攻めが非常に強烈なゲームでもあります。これは、単にスピードが速くてガードの揺さぶりが見えないこともありますが、リバーサルがあまり強くないことも理由の1つです。起き上がりのタイミングにあわせて必殺技を出すのがリバーサルなわけですが、リバーサルの判定が厳しく、成立してもめちゃくちゃ強くなるわけでもないです。なので、起き上がりは強引に切り返そうとするよりもガードに意識を割いた方がベターです。
起き攻めを回避するために移動起き上がりを活用しましょう。前方、後方、その場の3つの選択肢があります。同じ方向ばかりに偏ると読まれやすいので、ある程度散らしていきましょう。後方に下がり距離をとるのが表の選択肢として、前方やその場起きは裏の選択肢と考えておけばいいかも。