【Titanfall】第4弾アップデート配信後の雑感

PC版とXbox One版に新たなゲームモードの追加やバランス調整などを含む第4弾のアップデートが配信されています。実際にプレイしてみた感触とか感想とか。

6月27日に第4弾アップデートが配信されました。内容は、新ゲームモードや追加要素、バランス調整など多岐に渡っています。アップデート後の様子がどんな感じなのか、書いていきます。

アップデートの内容は公式サイトに掲載されています。
ゲームアップデート 四

マッチメイキングの速度は改善

今回のアップデートで個人的にもっとも期待をよせていたのがマッチング改善。これまでの『Titanfall』は、オートバランサーのおかげでなかなかマッチングせず、ゲームが開始されても1試合ごとに別のチームを探し始めてしまう、という仕様になっていました。ゲームをやっている時間よりマッチングを待っている時間の方が長いほどで、本作のクリティカルな問題でした。

この問題を解決すべく、イチから作り直すほどの変更がされたようです。

マッチメイキング – マッチメイキングとチームバランシングに改良を加えました。 チームはレベルをロードする直前にシャッフルされるようになり、それによってチームのスキルやプレイヤーカウントのバランスが向上されます。 チームが編成されるまで、ロービーではグレーアウトされます。 また、プレイヤーがマッチに参加すると「接続中…」の表示がされます。

実際のところ、内部的なプレイヤースキルの計り方はともかく、確かにマッチング自体は前より早くなったように感じました。チームシャッフルも実装されたため、たとえワンサイドゲームになってしまっても、次の試合前にはメンバーが入れ替わるので、プレイヤーが退室しにくくなったこともあるのかも。

対戦ゲームはプレイヤー同士の実力が近ければ近いほどアツくなれるものですが、ゲームの側でこれを実現するのは非常にムズかしい問題ですよね。1対1の格闘ゲームでさえ実力の近いもの同士を巡りあわせるのはムズかしいわけですから、チーム戦のFPSでは尚のこと。それでもなんとかしようと策を講じたRespawnのチャレンジは評価したいのですが、結果としてゲームがはじまらなくなってしまっては本末転倒…。この永遠の課題に終止符が打たれることはあるのでしょうか。

なんにせよ、この改善でマッチングするまでの待ち時間が減ったのは間違いないので、これがベストではないにせよベターなのではないかと。

新モードのマーク・フォー・デス

新たに追加されたゲームモード「マーク・フォー・デス」は、現在専用のプレイリストが設けられており、もっとも賑わっているゲームモードになっています。

Titanfall patch4 mark for death

ルールは、ランダムに選出された各チームの代表を倒すことでポイントになる、というもの。代表になったプレイヤーは敵味方ともにマーカーが表示され、位置も動きもモロバレ状態。どちらかの代表プレイヤーが倒されると、数秒後には新たな代表が選出されるため、展開が早く、戦況がめまぐるしく変化していくゲームになっています。

「マーク・フォー・デス」のようなルールは他のFPSでも例がなかったわけではありませんが、『Titanfall』特有のパルクールアクションやタイタンの存在を絡めた攻防になるので、プレイ感はかなり異なったものになりますね。自分がマークされると敵が一斉に向かってくるというエクストリーム鬼ごっこ状態になり、敵マークを倒すなら小学生サッカー上等で追い込む、といったように、戦況がダイナミックに動くゲームになっています。

機動力が高いものだから守るのも攻めるのも大変。『Titanfall』の良さが活かされているゲームモードになっているような気がします。

追加要素や細かな改善が多数

タイタンのカスタマイズにエンブレムやOSのボイスが追加されています。エンブレムについてはプレイ中にはほぼ見えませんが、入手するにはチャレンジのクリアが条件なので、新たな目標としてはいいかもしれません。

Titanfall patch4 titan emblem

OSの新ボイス2種類はちゃんと日本語吹き替えに対応しています。1つはデフォルトと同じく女性ボイスですが、旧式の設定ということで、より機械的な音声になっています。もう1つは男性ボイスになっており、こちらはすごく紳士的な雰囲気ですが、ちょっぴりユーモアをきかせてくれるジェントルマン。搭乗時には「おかえりなさいパイロット、座席を温めでおきました」なんていってくれたりします。単に声が違うというだけではなく、かなり個性をもたせてあるのでおもしろいですね。

タイタン用のバーンカードの追加にともない、カード所持数の上限も増えています。デフォルト46枚で周回するごとに6枚ずつ増えていくようになり、最大100枚とか。泣く泣くカードを捨てる機会は減りそうですが、カードの管理自体が大変にもなりました。ただ、リスポン時にセットしているバーンカードが表示されるようになったので、使うのを忘れていた、なんてことは減りそうです。

Titanfall patch4

さまざまな改善があるのですが、個人的にちょっとどうかなと思ったのが敵プレイヤーを倒した時の効果音。「ガイーン!」みたいな派手な音が鳴るのですが、おかげで他の音が聞き取りづらくなってしまうので、もう少し抑えてくれるとありがたいかなーと。

バランス調整について

今回のアップデートでは、武器や装備の性能が調整されています。調整の内容は、強かったものが弱く、弱かったものが強く、という感じ。とはいえ、元々のバランスがそこまで悪いわけではなかったので、大幅な変更というわけでもなさそうです。

たとえば、弱体化したR-101Cカービンですが、確かにブレるようにはなったものの、まだまだやれそうに感じます。なので、オンラインの現状もそれほど変わったようには感じません。今回の調整により、強化された武器をさっそく試しているプレイヤーもちょくちょく見かけるので、もう少し経てば戦場の様子も変わってくるかもしれませんね。

Titanfall patch4

といっても、ボクのやり込みが足りないので、致命的な変更があったとしても気付けていないだけの可能性はありますけど…。

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