新しいゲーム機のカタチ「OUYA」の公式サイトオープン&予約受付開始

Kickstarterで資金調達に成功した家庭用ゲーム機「OUYA」。わずか99ドルという値段と、その新しいサービス内容に注目したい。

– OUYA

「OUYA」はAndroid OSを搭載した家庭用ゲーム機だ。99ドルという安価ではあるものの、そのスペックは決して高いとは言えない。しかし、そこから展開されるサービスは実に現代風で新しいものとなっている。

最大の特徴は、提供されるゲームのすべてがFree-to-Play、つまり無料となっていること。じゃあゲームを提供するメーカーはどこで利益を上げるのか?といえば、ゲーム内課金で収益を上げることになる。さらに、Ouyaはロイヤリティフリーの立場をとっているため、誰でもゲームの制作、公開が行える。ソフトウェアだけでなく、ハードに関してもロイヤリティフリーの姿勢をとっているので、ソフト、ハードともにサードパティによる拡張性にも期待できそうだ。

また、クラウドゲームサービス「OnLive」ともパートナーシップを結んでいたり、配信サービスの「Twich」とも提携しているので、ゲームだけではなく、プラスアルファの楽しみも生み出してくれそう。クラウドゲームサービスは通信技術の進歩もあって、そろそろ現実的なサービスとなりそうなだけに、特に注目したいポイントだ。

ゲームもクラウドの時代?クラウドゲーム機の未来を考えてみる | シバ山ブログ

公式サイトがオープンと同時にプレオーダーも開始されている。発売は2013年4月予定とのこと。搭載OSのAndroidはJelly Bead(4.1)になるそうだ。

情報元:4Gamer.net ― 99ドルのコンシューマ機「Ouya」の公式サイトがオープンし,予約受付を開始。OSとして,Androidの最新版「Jelly Bean」を搭載することも明らかに