マイクロソフトの公式ライセンス製品である『TRITTON トリガー ステレオヘッドセット for Xbox 360』を買ってみました。使用感とかレビューとか書いていこうと思います。
これまでボイスチャットは無線ヘッドセットでやってました。ゲームをやるときはヘッドフォンで音を聞いているので、右耳に無線ヘッドセット、左耳にヘッドフォン(片方だけ)という歪なスタイルでやってたわけです。長らくこのスタイルでやっていて慣れてしまったのは確かなのですが、やっぱり不便だと感じてました。
Madcatzが展開している製品の中でヘッドセットがあったのですが、これ、ゲーム音もボイスチャットも両方聞こえるらしいじゃないですか。とはいえ、値段を見てるとなかなかお高い…。音質もよいものらしいので、値段が上がるのは仕方ないのでしょうけど。
ボクは音質とかそういうのはこだわらないし、1つのヘッドフォンでゲーム音とボイチャが聞こえればいいので…、と思っていたら、1番安いのは\4,980じゃないですか。それくらいならいいかー、と思い、購入に踏み切りました。
正直なところ、長く使うものなら多少値段が張ってもいいのですが、xbox360もそろそろ新機種の噂がささやかれている現状、あまり高価な周辺機器もいかがなものか、という気持ちもありました。今回買ったヘッドセットは\4,980でしたが、公式のワイヤレスヘッドセットの値段が\4,900くらいであることを考えると、最初からこっちを買っておけばよかったのでは、など思いつつ、レビューしていきます。(発売は2012年4月ですけど)
外観とか付属品とか
マイクロソフト公式ライセンス製品なので、外箱も白と緑のxbox360カラーです。周辺機器売り場で見たことある人もいるんじゃないでしょうか?
中身。ヘッドセット本体とボリュームコントロールとケーブル、取扱説明書ですね。ボリュームコントロールからのケーブルはゲーム機本体と接続するものです。他に付属しているケーブルは、ゲームコントローラのマイク端子と接続するものと、ゲーム機本体をHDMIで接続している場合の音声出力用ケーブルです。
取り扱い説明書とパンフレットなど。取り説は英語版と日本語版の両方が入っています。英語版の方が分厚いですが、無理に読む必要はありませんでした。
クイックスタートガイドは英語のみ。といっても、図で示してあるので感覚的につかみやすいですね。
接続方式とか
取り説より、接続方式はこんな感じ。本製品は光デジタル音声には対応してません。
D端子ケーブルでゲーム機本体を接続している場合はこんな感じです。音声の赤・白ケーブルの間に挟むカタチになります。ゲーム機本体とUSBでも接続してます。ヘッドセット内臓のアンプを使うためでしょうね。
ゲーム機本体をHDMI接続している場合はこちら。付属の音声ケーブル使ってゲーム機本体とヘッドセットを接続するカタチになります。
どちらの接続方式の場合も、ゲーム音はヘッドセットとモニター側の両方から出力されます。ヘッドフォンを挿しているといってもゲーム機に挿しているわけですから、TVからもしっかり音はでるので注意。
使用感 ゲーム音とボイチャが聞こえるってすばらしい
イヤーパッドがやや小さめかな?と感じられますが、装着感は悪くないです。耳の大きさにもよるでしょうけど、ボクは耳が特別大きいわけでも小さいわけでもないので、大抵の人にとってはやや小さく感じられるのではないかな、と思います。
見た目は黒くて重量感がありますが、かなり軽いです。装着していても首にかけていても重さは感じませんでした。
ちょっとわかりにくいかもですが、長さを5段階に調節できます。イヤーパッドの部分は90度まで回転します。
気になる「音」ですが、密閉型なので周囲の音が遮断される分、音がしっかり聞こえる感じがしますね。音質はややくぐもったように聞こえるかなー?と思いましたが、ゲームプレイに影響するようなことはありませんでした。別段目立って良くも悪くもなく、といったところでしょうか。この価格帯のヘッドフォンならこんなもんじゃないかなー、と。
もともと音質があまりよろしくないxbox360のボイスチャットなので、この製品を使ったからといって音質がよくなるわけもないのですが、片耳ではなく両耳からしっかり聞こえるようになると、やはり使い勝手は変わってきますね。かなり聞き取りやすくなりました。ヘッドフォンが密閉型なので、自分の声が耳から抜けず、大きく聞こえてしまうのがちょっと難点かな?
最大のウリである、「ゲーム音とボイスチャットが両方聞こえる点」ですが、やはりここが1番大きいですね。一見当たり前のように思えることですが、いままで片耳ヘッドフォンの二刀流状態だった人間には感動的な躍進ですこれ。片耳スタイルでやっている人は、ちょっとお金を出すのを検討していいと思いますよマジで。
ボリュームコントローラを使って手元でゲーム音とボイスチャットの音量調節が両方できるのも便利ですね。
ここでボイスチャットのON・OFFもできます。スイッチを右に入れるとボイチャOFF。左でONです。右の端子からゲームパッドのマイク端子に接続します。
ヘッドセットのマイクは上方向に折りたたむことができます。折りたたんでおけば邪魔にならず、普通にヘッドフォンとして使えます。マイク部はハリガネ状になっていて自由に角度をつけることができます。
問題はヘッドセットから伸びるケーブルの短さかな?
ヘッドセット本体側から伸びているケーブルが短いのが難点かも。普通のイヤホンジャックに挿してヘッドフォンとして使うこともできるのですが、その場合は延長ケーブルが必要になると思います。
この短いケーブルをボリュームコントロールユニットに挿しているので、椅子に座っている場合、このユニットが足元の空中でプランプランすることになってしまいます。ボリュームコントロールにはクリップなどがついていないので固定することができません。とりあえず膝の上に置いてますが、よく落っこちるのが困りモノ。延長ケーブルを使って床に届く長さにした方がいいのかも。
あと有線なので仕方ないのですが、配線がごちゃつく可能性も。ボクのように配線の整理を諦めている人なら問題ないでしょう。
そんなわけで、xbox360でボイスチャットを頻繁に使う人なら買いな一品だと思います。えっ、スカイプすればいいって?あっはい…。
Amazonを見たら同じモデルはHalo4仕様のものになってますね。片耳スタイルでゲームしている人はぜひ。
売り上げランキング: 18,270
音質にもこだわりたい人にはこっちなのでしょう。
売り上げランキング: 9,761