かわいいコーギーのシミュレーターだ！やったー！と思ったら時代設定が2071年とブッ飛んでます。内容は、宇宙船に乗り込んだコーギーの体調管理をしながら人間どものコンピューターをハックして宇宙船を改造して時間内に目的地を目指すSFゲームなのだ。なんだそれ。
なんとかシミュレーターと名前をつけておけばなんでも許される風潮、あると思います。全部ヤギが悪いのでしょうけど、世の中にはガチっぽいけど低品質なシミュレーターもあふれているわけで、結局のところ諸悪の根源はどこにあるのでしょうか？
『Corgi Simulator 2071』はかわいいコーギーのシミュレーター。ただし舞台は西暦2071年の宇宙船というSF設定です。ひょっとしてコーギーの名前はアインだったりするのでしょうか。本作はブラウザで動作するフリーゲームなので以下のURLから遊べます。
Corgi Simulator 2071 by CorgiSim
ゲームの内容は、コーギーを操作して体調管理をしながら、制限時間内に宇宙船を改造して目的地を目指す、というもの。何をいっているのかわからないと思いますが、そういうゲームなのです。キャラクターはすべて実写ということで、コーギーのかわいらしさをそのまま100%再現。ところで実写ゲームってなんか懐かしい気分になりません？
コーギーとしてできることは6つ。「Bark」は吠えて人間を呼び、「Whine」は鼻を鳴らしておねだり、「Trick」は芸を披露、「Sleep」は寝て体力回復、「Play」は遊んで集中力アップ、「Hack」はコンピューターのハッキング。パラメーターは3つで、Energyは体力、Foodは満腹度、Focusは集中力。それぞれ行動により増減します。
目的は「Hack」でハッキングして宇宙船をアップグレードしていくことなのですが、そのためには体力と集中力が必要になります。体力と集中力を高めるためには遊ぶ必要があり、遊ぶためには腹ごなしが必要になります。なので、ゲームの流れは、吠えて人間を呼び、おねだりや芸でご飯をもらって体調を整えつつ、コンピューターをハックできるチャンスを待つことになります。
そのうち人間たちがノートPCをもって現れるので吠えて追い払います。ここで残ったノートPCに対してハッキングをしかけます。ハッキングパートはパズルゲーム。クリックしたパネルを回転させてカギとカギ穴のパネルを繋げるパズルになっています。ここで稼いだポイントで宇宙船をアップグレードしていくことになります。
本作において注目すべきはコーギーのアクションパターン。意外と多いんですよ。立ち上がったり転がったり、人の足の間を8の字にくぐったり、モデルになったコーギーはかなり優秀な子のようです。コーギーのかわいらしさを余すところなく見せられている点が最大のウリといってもいいんじゃないでしょうか。っていうか自慢のコーギーを見せたかっただけなんじゃないでしょうか。正直、宇宙船とかパズルとかどうでもいいですよ。そんなもんコーギーの前には無力というものです。
そんなわけで『Corgi Simulator 2071』で30分間の宇宙の旅をどうぞ。
Corgi Simulator 2071 by CorgiSim
情報元：The Best Free Games of the Week | PC Gamer
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