【P5】第1弾PVから予想する『ペルソナ5』 今度は怪盗モノか

タイトルがアナウンスされただけですべてが謎に包まれていた『ペルソナ5』ですが、やっとゲーム画面を含む動画が公開されました。わずか3分足らずのPVですが、よくよく見ると結構な情報量が詰まっていたりします。

タイトルがアナウンスされたのっていつだったっけ?と思うくらい間があいたように思いますが、PVでそのクオリティを確認できて一安心。いよいよ『ペルソナ5』が迫ってきたという実感がわいてきました。

公式サイト:P5 – ペルソナ5

まだ観ていない人はさっそく観ておきましょう。

ペルソナ5 PV#01 – YouTube

昼は高校生、夜は怪盗のハイブリッドRPGか

『P3』、『P4』から引き続きのオシャレ路線でイメージカラーは赤。『P3』が青、『P4』が黄色で『P5』が赤なので、なんだか信号機のよう。主人公はマスクにロングコートの怪盗スタイル、というか本当に怪盗のようですね。

イゴールも健在。といっても中の人は交代かもしれませんが…。彼の両脇にいる双子のような2人が今回のベルベットルーム住人でしょうか。よーくみると左の子にはおさげがあって髪型が違います。

Persona5 ベルベットルームの住人

ベルベットルームのイメージはどうも牢獄っぽいですね。住人の2人は警官というか看守というか。PV後半では囚人服で鉄格子を揺する主人公の姿もあり、今回のベルベットルームはずいぶん不穏な空気ですね。このシーンがベルベットルームにはじめて入るシーンなのかも。

Persona5 囚人服に鉄格子

ゲームシステムはおそらく『P3』、『P4』から引き続きのRPGとアドベンチャーのハイブリットではないでしょうか。街中を歩くシーンや授業中のシーンなどの日常パートと、豪邸でのダンジョンパートが確認できます。注目すべきは左上の日付表示。やはり前作から似たようなシステムを予感させます。

Persona5 満員電車
Persona5 会話シーン

どのシーンも漫画っぽい擬音の文字が印象的。会話シーンのメッセージウィンドウが表示されていませんが、カットインなども漫画的表現といえるかも。にしてもラクガキだらけでずいぶん治安が悪そうな街ですね…。

気になるのが地下街を歩くシーン。よくみると左下に「シブヤ地下街」と書かれています。今回は架空の都市ではなく、架空の東京が舞台なのでしょうか。

Persona5 シブヤ地下街

日常パートはアニメ調の3Dグラフィックで進行するようで『キャサリン』を彷彿とさせます。チョークを投げる教師など、このグラフィックのまま動くというのだからたまりませんね。といいますか、当然のように学園生活シーンが入ってきていますが、主人公たちは学生なわけですね。昼は学生、夜は怪盗という感じなのでしょう。

Persona5 学校での授業シーン
Persona5 主人公たちのアジト

特に主人公たちがアジト?で会話しているシーンはまさに『キャサリン』っぽい。ポテチにコーラにキットカットにフライドポテトを広げて、だべっているわけではなく主人公の手元に2枚の写真があるのでおそらく作戦会議中。ポテトとポテトが被ってるじゃねーかとか漫画読んでるヤツがいるじゃねーかとかいろいろ思うところもありますが、気になるのは猫。彼(彼女?)が今回のマスコット的なキャラクターなのでしょう。

Persona5 luxuria

猫の走るシーンに書かれている文字は「LUXURIA」、七つの大罪の1つの勝手気ままな性欲を表す言葉ですね。彼らの組織名なのでしょうか。PVの雰囲気や音楽などもそうですが、やや軽めで明るい感じですね。そんな中でちらりと垣間見える闇の部分がいかにも「ペルソナ」っぽくもあります。

ストーリー面で気になるのが地下鉄の事故シーン。運転手が普通じゃない様子ですが、今回主人公たちが戦うべき敵と関係がありそうです。PVの中でシャドウっぽいものは出てきていないので、何なのかは不明。

Persona5 電車の事故
Persona5 燃えて消える主人公

PVのラストシーンで青い炎に包まれる主人公。どういうシーンなのかはまったくわかりませんが、個人的には追いつめられた怪盗が華麗にその場から消えていなくなるシーンなんじゃないかなと推測してます。

オシャレUIの極地へ

今回のPV中、もっとも驚愕なのがUI。カッコイイカットシーンかと思って流してしまいそうになるほどクールに仕上がっております。そう、これって単なるイラストじゃなくてメニュー画面なんですよ。

Persona5 メニューのUI
Persona5 メニュー画面のUIその2

メニューの項目自体は見慣れたものですね。ペルソナや装備やパーティなど。「Cooperation」と「Mission」が気になるところですね。何かしらオンライン系の要素が搭載されたりするのでしょうか?

このメニュー画面からキャラクターの名前も判明しましたね。主人公は伝統の名無し、順平や花村のポジションっぽい男性は「坂本竜司」、ゆかりや千枝、もしくはギンコポジションっぽい女性は「高巻杏」、謎の猫は「モルガナ」ですね。モルガナといえば魔女なので実はこの猫ってメスなのかも。

参考:モーガン・ル・フェイ – Wikipedia

Persona5 メインキャラクター

ここでもう1つ注目したいのが装備品。近接武器と遠隔武器の2種類の武器が装備されています。剣と銃との2つになるようで、「女神転生」シリーズっぽいですね。あと防具と衣装が別々なので、実戦での性能と見た目に反映されるものとは別々のようです。

オシャレUIはメニューだけではなく、アイテムや武器屋にも及びます。

Persona5 病院
Persona5 武器屋

アイテムショップは武見内科医院の女医さんで早くもボクの中で注目株。美人に白衣、いいですよね。足を組み替えるモーション、いいですよね。すみません。ここでは回復アイテムの他に「注射を打つ」という項目があります。「世界樹の迷宮」の料理のような、一時的なパワーアップシステムでしょうか。それにしてもこの電話番号、5151-3742…来い来い皆死に?

装備品はミリタリーショップ・ムサシヤ。強面のおじさんが武器や防具を売ってくれるようです。ここでも近接武器と遠隔武器が分けられていますね。気になるのは、防具とアクセサリーはあるけど衣装はない、ということ。ストーリーの進行とかクリア実績、あとはDLCなどで増えていくことが予想されます。

アクション要素もみられるダンジョンRPGパート

ダンジョンRPGのパートは今回もシンボルエンカウント方式のようです。洋館を走る主人公の周りを徘徊している甲冑たちが敵なのでしょう。

Persona5 ダンジョンパート

注目すべきはアクション要素でしょうか。シャンデリアからシャンデリアへと飛び移るシーンや、素早い動作で壁から壁にカバーアクションで移動する様子が確認できます。従来のように、敵を叩くだけではなくなりそうですね。

Persona5 アクション要素
Persona5 カバーアクション

ここでも画面左上に日付が表示されており「夜」とあるので、やはり昼は学生で夜は怪盗なのでしょう。

バトルシーンはさっそく気になる銃で攻撃するシーンが確認できます。また、各キャラクターが怪盗っぽいコスチュームになっているところも注目。どうみてもキャットウーマンみたいな人がいますが、大丈夫でしょうか。バトルシステムはわかりませんが、エフェクトはかなり派手になっています。

Persona5 バトルシーン
Persona5 敵は悪魔か

ここで注目したいのが敵。ジャックランタンとザントマンです。そう、今回の敵はシャドウではなく悪魔っぽいんですよね。ここは『P3』『P4』から大きな差ではないでしょうか。

もう1つ重要なポイントとして「ペルソナ」が登場していません。キャラクターの怪盗コスチュームは印象的ですが、召喚器に当たるものではなさそうですし、召喚シーンなども確認できません。今回のペルソナの扱いがどういったものになるのかは今後の大きな注目ポイントになるかも

バトルシステムは不明ですが、総攻撃は受け継がれているようです。前作までのボコスカ感とはうってかわって瞬獄殺みたいになっています。怪盗はそこらの高校生とは違うというわけでしょうか。あと、なぜかカットインだと仮面をとってるんですよね。ここも気になるところ。

Persona5 総攻撃

そんなわけで『ペルソナ5』、ティザームービーでは地味なメガネの高校生だった主人公が華麗な怪盗に大変身となりました。あとは華麗な発売日を待つだけなのですが「2015年」となっているので気長に待ちましょう。いやーしんぼうたまらんといっても待つしかありません。PS3、PS4の両機種で発売予定ですが、どうせならPS4でやりたいので貯金するのもいいでしょう。

関係ありませんが『P4G』の廉価版が本日2月5日に発売しています。日本のRPG史上におけるオールタイムベストの1本なので、未プレイの人はぜひやっておきましょう。

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