【デレステ】脱・Regularへの一歩 ぬるま湯から踏み出すための攻略メモ

『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、『デレステ』)をぬるく攻略するためのメモです。どのくらいのぬるさかといえば、難易度Proあたりでフルコンボを狙っていくくらいのレベル。ゲームの設定とか入力のコツとか、攻略する上で考えたことや気づいたことなどをまとめてみました。

この攻略メモは難易度Regularから一歩抜け出して、Proでフルコンボを埋めている最中の人が書いています。現在は難易度18帯を攻略中。「ショコラ・ティアラ」と「Twilight Sky」が同じ18とは思えないんですが……常務、これは一体。ともかく、そのくらいの腕の人が考えている、そのくらいの腕の人用の攻略メモです。

ちなみに、ボクは音ゲーをあまりやってこなかった人で、最初はProの「お願い!シンデレラ」で即死するくらい。難易度Regularでまわしつつ「高難易度なんてやらなくてもいいのでは」などと言っていました。しかし、クリア報酬が埋まってしまったため、仕方なくライフ重視の編成でおっかなびっくりProに挑んでみたら意外とイケそうだったので、そのままフルコンボを狙う階段を上りはじめた、という経緯があります。

以下の記事はこれまでの流れの参考までに。

最初のうちは、どの曲も降り注ぐアイコンの雨に「こんなの無理!」ってなっていたのですが、完走さえできれば練習になるので、繰り返しているうちになんとかなるようになってきました。人間、やれば上達するものだなと自分でも驚くばかり。上達を実感できるのはゲームをやっていて1番楽しい瞬間でもあります。といっても、先日の「アタシポンコツアンドロイド」は70回もプレイしてようやくフルコンボ達成だったので、本当に成長しているのかどうか怪しい気がしないでもないのだけれども。

そんなわけで、Regularばかりまわして上達を諦めている人やProに手を出したけれども行き詰っている人の参考になれば幸い。

ライフ重視の編成で「いのちだいじに」

ミスを連発して曲の途中でライフが尽き、リタイアしてしまうとスタミナが減るだけで何も残りません。こんな悲しいことはない。ミスがあっても完走さえできれば経験値も報酬アイテムももらえるのだから…と、低難易度を選んでしまいがちになるのも無理はありません。

しかし、完走さえできればよいのです。曲を最後までプレイできれば、それだけでも練習になります。練習すれば上達にも繋がります。なので、まずは完走するために防御を固めましょう。具体的にはライフ重視の編成を組むのです。

ライフ重視の編成については以下の記事で書きました。要するに、ライフアップのセンター効果や回復の特技をもつキャラクターで固めましょう、ということです。ライフの値はレアリティが高いほど大きくなっているため、センター効果や特技所持者がいない場合はSRやSSRといった高レアリティキャラを入れておけばOK。スコアは下がってしまうでしょうが、そんなのは二の次です。まずは生き残りましょう。生きてりゃいいこともある。

ライフ重視の編成に適したキャラクターを所持していない場合は、ちひろを蒸しましょう。

視認性の獣・2D軽量モード

『デレステ』最大の魅力は美しいグラフィック。ですが、リズムゲームとしての視認性を大きく下げてしまっている問題があります。とはいえ、美麗なステージで3Dモデルのアイドルたちが踊っている様があるからこそ、本作の楽しさもあると思います。だから、ボクはできるだけ3Dモードでプレイしていました。

が。難易度Pro以上ではそもそもダンスを見ている余裕がまったくありません。見ていられないもののために、視認性を下げて難易度を上げているのは、一体どういうことか。疑問しかなくなってしまったボクは、泣く泣く2D軽量モードへ移行しました。それからというもの、タイミングのミスはあっても見逃しによるミスはなくなりました。

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ 2D軽量モード

設定は2D軽量モードにしてカットインはOFF。これで背景の動きは一切なくなります。また、背景の輝度が下がっていてアイコンが非常に見やすくなっています。3Dモードでも背景の輝度を下げるオプションがあれば、かなり変わると思うのですが…ないものは仕方ない。

スピードを1つ上げていくぞッ

本作にはアイコンの落ちてくる速度の設定が存在します。速度設定の場所はややわかりづらいのですが、LIVEで曲とゲストを選んだ後、自分のユニットを選択する画面の右上にある「LIVE設定」です。速度のデフォルトは5で、1~9の間で調節できます。曲ごとに個別の設定となるので、新しい曲をプレイするときは確認を忘れないように。

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ スピード設定

最適な設定は人によって異なると思いますが、個人的には少し速度を上げるのがオススメ。「遅くしてじっくり見た方がよいのでは?」と思われるかもしれませんが、速くした方が見やすくなります。というのも、1画面中に表示されるアイコンの数が減ることと、アイコンの間隔が広くなることで判別しやすくなることが理由です。

特に、大量のアイコンが降り注ぐ場面で顕著になります。5列にドッサリ降ってくると、叩く順番がパッと見で判別しづらいのですが、アイコンの間隔が開くことで、どれから叩けばいいかがわかりやすくなるのです。

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ 速度設定による視認性の向上

ただし、速度を上げすぎると今度は反射神経を問われるようになってしまいます。個人的には6~7あたりがやりやすく、8以上はちょっと速くてしんどいかなと感じていますが、人よっては最高の9が1番やりやすいという話も聞きます。実際に自分で設定を弄ってみて、やりやすい速度を見つけるようにしましょう。

フリックはボタン始点ではなくボタン上で

難易度Pro以上で増えるフリックアイコン。特に長押しからのフリックでNiceでもBadでもなくMissになることが多発したので、何だろう?端末の問題かな?と思っていろいろ試したのですが、どうもゲーム側での入力の受付が想像と違ったことが原因のようです。

フリックはボタンの位置を始点として指を滑らせるのではなく、ボタンの位置の上で指を滑らせるのが正解。前者の入力でも成功しないわけではありませんが、後者の方が安定します。

たとえば、以下の画面の場合、フリックアイコンのある左から2番目のボタンを始点にするのではなく、中央のボタンあたりを始点として画面端まで指を滑らせましょう。

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ 十時とフリック

長押しからフリックに繋がっている場合は、長押し中に画面から指を離さなければ動かしてもミスにならないことを利用して、フリック方向と反対側へ指を移動させてから滑らせればOK。指の動きが増える分、操作は忙しくなりますが、曲のラストで「Miss」という悲しみを味わう回数は減るはず。

変化球や合わせ技は覚えて対処

長押しの最中に横で通常アイコンが降ってきたり、長押しから長押しに連鎖したりと、Pro以上ではさまざまな組み合わせでプレイヤーを惑わしてきます。しかし、惑わされてはいけません。初見殺しなだけなので、覚えて対処していきましょう。

複数のギミックの組み合わせはどう叩いていいのかわからず、最初はミスになってしまっても仕方ありません。でも、次にやるときは、どう叩くか、どの順番で指を動かすのかをあらかじめ考えて準備しておけば大丈夫。いわゆる「わからん殺し」のようなものです。

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ Never say neverの5連フリック

たとえば、「Never say never」の長押しからの5連フリック。最初はどう入力したものか、悩んだのですが、左端のみ左手でフリックし、1つ隣からは右手でフリック、という入力方法を考えて乗り切りました。こういった変化球はちょっとした工夫で攻略できたりするので、ダメ元で突撃する前に、一歩引いて考えてみるのも手です。

何度も詰まるところは目押ししてみる

何度やってもタイミングが合わない部分は出てくるものです。自分の思っているタイミングがおかしいのか、それとも聞いている音が間違っているのか。こういうときは、瞬きしない勢いで画面を見て、目押しでアイコンを叩いてみましょう。

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ 目押しするのも手

目押ししてみると、ボーカルに合わせてあると思ったら、実はパーカッションが混ざっていた、といった罠がみえてきます。「どの音に合わせてあるのかわからない!」と感じたら、思い切って曲を聴くのをやめて、目で見てアイコンを叩くと道が開けることもあるのです。

正解のタイミングさえわかってしまえば、次からは画面を凝視しなくても音を聞いて対処できるようになったりします。といっても、何度やってもイマイチ掴めない場所があったりはしますが…。個人的にはギターソロパートなどが苦手。

新たな難易度に会いにいこう

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ プロジェクトクローネ

結局のところ、上達のためにはやり込みがモノを言います。やるしかありません。それも漫然と繰り返すのではなく、1回1回のプレイに目的と反省を重ねていく必要があります。といっても、本作はスタミナ制のゲームなので、スタミナを無駄にしないように集中しやすくなっているとは思います。それでも思考停止で単純突撃を繰り返す状態に陥ったときは、ルームでも弄って心のスタミナを回復させましょう。

アニメ版のプロデューサーが「進みたいかどうかです」と言っていたように、高難易度に挑むかどうかはプレイヤー次第。個人的には、Regularをまわしていたときに比べて、Proでヒィヒィ言いながらも忙しくシャンシャンしている今の方が圧倒的に楽しめていますし、フルコンボを達成したときの充実感はかなりのものです。音ゲーをやってこなかったボクにとってはMasterなんてチョモランマですが、いつか登れる日がやってくる…のかなぁ。