すでに生活の一部と化している『デレステ』(『アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ』、長い!)です。リリース当日からずっとやっているのですが、長く続けているとやがてはイベントでスタミナを消化するだけの無味乾燥したスタイルになってしまうのも仕方のないというもの。しかし、最近になって追加された設定が非常に良くて久々に心が潤ったというお話です。
『デレステ』は3Dモデルのアイドルたちが踊る様子を堪能するゲームでありながら、リズムゲームなので背景でキラキラされると視認性の悪さに殺されるゲームでもあります。なんという矛盾。なので、2D軽量モードでプレイしつつ、MV鑑賞時のみ3Dモードに設定するプレイスタイルになっておりました。しかしMV鑑賞もそう頻繁にやるわけではないため、アイドルたちが踊ることはほとんどないという。ああ、ボクはダメなPだ…。
しかしそんな折、新しい設定が追加されたというではありませんか。この「ディマー」は背景を暗めに表示してくれるオプションです。要するにキラキラのステージを控えめにしてくれるので視認性がアップするのです。これ、まさに求めていたヤツですよ。アイドルを踊らせても視認性をギリギリ確保してくれるグレーゾーン、それが「ディマー」なのであります。
さっそく試してみたのですが想像していたよりもずっといい感じ。見える、見えるぞ、私にもノーツが見える! でもアイドルに目を奪われてミスも増える! ガチでフルコンボを狙うとき以外はもうずっとこれでいいんじゃないかというくらい良い。淡々とスタミナを消化するだけだった日々にやわらかな春の陽ざしが射しこんだようです。そうそう、『デレステ』ってこういうゲームだったよなぁ…、と開始当初の気持ちを思い出してしみじみするなど。
ただ、ボクの使っている端末では3Dモードでのプレイは2曲が限界。3曲以上続けて遊ぼうものならフレームレートが残念なことになってしまってまともにノーツを叩けなくなっていくからです。開催中の「∀NSWER」イベントの形式であれば2倍モードで2回やるだけなので問題ないのですが、メドレーなんかは厳しいかもしれません。2D軽量モードに戻すと「なんだこのヌルヌル動くノーツは」ってなるので、いい加減新しいスマホに変えるべきなのか。
そういえば、気分転換という意味では「太鼓の達人」設定もオススメ。ノーツとSEの設定を両方変えることで楽しくどんがどんができます。フリックのSEが「カッ」になって大変気持ちいいんですが、ロングノーツの「ドコドコドコ」で笑ってしまうんですよね。太鼓から特技が発動してるのもじわじわきます。これでしっとり調の曲を台無しにしてやりましょう。にしてもこれ、エイプリルフールのネタではなく恒常的に使える設定だというのだからワケがわかりません。エイプリルフールといえば去年はちひろさんのダンスが披露されたわけですけど、今年は何をやってくれるのか、来週を楽しみに待ちたいと思います。