北米マーケットプレースに1/22に登場していたDead Space 3のデモ版ですが、配信から1週間が経ち、シルバーメンバーにも解禁されたのでさっそくプレイしてみました。
ホラーTPSの代表格になったともいえるDead Spaceシリーズですが、最新作の3がまもなく発売します。発売に先駆けて配信されたデモ版ですが、シングルのキャンペーンに加え、今回新たに追加されたCOOPモードも体験することができました。
シングルのキャンペーンもCOOPモードも遊べる範囲は同じで、最初のボスを倒すあたりまで。時間にすると1時間前後のボリュームですが、密度が濃く、『Dead Space 3』というゲームを知るのに必要な要素は全部詰め込まれているんじゃないかと思いました。
シングルとCOOPの両方をプレイした感想などを以下につらつらと。
まず、操作系はこんな感じ。
なんか複雑に見えますが、実際にプレイしてみるとそうでもなかったりします。プレイヤーキャラクターの動作がやや重たく、クセはあるものの、慣れるのにそれほど時間はかからないはず。今回配信されているデモ版では、チュートリアルを兼ねた内容になっているため、特にそう感じるのかも。
雪原に移っても変わらない面白さの核
宇宙船の内部という閉鎖空間ではなく、氷の惑星の雪原というひらけた場所が今回の舞台になっているようです。なので、圧迫感はなく、歩いているだけで疲れてしまうようなことは減るかも。とはいえ、洞窟や建物の内部など、狭い場所も多々あったので、お化け屋敷的なホラーは相変わらずな予感です。
オープンなロケーションであるため、序盤だというのにでかいクリーチャーも登場していました。
マジでかい…。雪原でクリーチャーと戦っているだけでも「どこかで見たような」と思っていたのに、弱点がオレンジ色に光ってこれは…ロスプラ…。といっても、部位破壊が重要になる感じはやっぱりDead Spaceですが。そういやロスプラの次回作はなんだかDead Spaceみたいになっていたような。
クリーチャーの部位破壊やフットストンプでのトドメなど、シリーズの核になる部分はキッチリ引き継がれていそうなのでファンも安心できそうな感じでした。あとカッコイイインターフェースも。武器やスーツなど、メカのデザインや細かい動きなど、動かしていて楽しいと感じさせてくれる”こだわり”もちゃんと引き継がれています。もちろん、やたら凝っている死亡演出も。
COOPを意識した作りがそこかしこに
今回、新たに追加された要素で1番大きいのはなんといっても2人の協力プレイ。シングルとほぼ同じ内容のキャンペーンを2人で進めることができます。”ほぼ”同じ、というのは、2人目のキャラクターがソロプレイ時にはいないため、イベントシーンの内容がほんの少し変わるためです。Gears of WarではソロでもCPUが操るドムがいますが、こちらの相棒はCOOP時のみ登場するようです。
変化するのはイベントシーンやカットシーン、QTEなどです。画像の場面では、相方はまったく違った視点で違ったアクションをしています。
また、謎解き系のギミックなども2人用に合わせて作られているイメージでした。ソロプレイでは2つのスイッチを続けて回せばいいだけだったのに、COOP時には2人で回さなければならない、など、こういった2人用のギミックは他にもたくさん登場しそうです。初期装備の武器も違っていたので、敵の種類に合わせて役割分担が必要な場面もあるのかも?
武器改造用の作業机も2人用になっています。相方の作業を待たずに2人別々に作業できるのでありがたいところ。
拾えるアイテムですが、弾薬や回復アイテムなどはクライアントごとに存在しているようで、アイテムの取り合いなどは起こらない作りのようでした。武器やキーアイテムなどは、どちらか1人が拾えば2人で共有されていたので、スムーズに進行できそうです。
死亡時はダウン扱いになり、相方に助けてもらえるシステムになっていました。ただし、バラバラに引き裂かれるような死に方をした場合は、相方が生存していてもその瞬間にゲームオーバー。このへんはGears of WarのCOOPに近いかもしれません。
やはりキモは協力プレイか
閉鎖環境の中で孤独に戦うホラーから、ひらけた場所で強力な相棒を連れて歩けるゲームに変化した『Dead Space 3』。クリーチャーとの戦いの面白さは変わっていませんが、環境の変化がゲームの面白さにどのような変化をもたらすのか、楽しみです。
DEAD SPACE 3:Take Down the Terror Trailer (海外版) – YouTube
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