ネタバレしないようにすると書くことがほとんどなくなってしまいそうなのですが…。序盤を終わったところでの感想です。
今回は極力ネタバレになることは避けるようにします。といっても、公式サイトに書いてある程度のことは書きますので、「すべての情報をシャットアウトしたい!」という方は見ないようにお願いします。
ボクも今回、ほとんど事前情報を見ずに買ってきたのですが、プレイ前に把握していたのが「他キャラ視点でのシナリオ」ってことくらいです。ちなみに、本編と『比翼連理のだーりん』はプレイ済みです。
クリア後レビューは以下の記事でどうぞ。ネタバレもあるので注意。
【STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム】クリア後レビュー カレーにパインは入っていなかった
基本システムは本編と同じ
ノベル形式で読み進めつつ、携帯電話に着信するメールとあわせて進行するところは本編と同じですね。
『ロボノ』では携帯デバイスの更新タイミングが視認できなくて不便でしたが、やはり着信動作があるといいですね。『ロボノ』もいまではパッチでわかるようになってるらしいですけど。
ADVにおける「選択肢」を露骨にプレイヤーの眼前に出さず、ストーリーへの没入感を高める一方、プレイヤーが考えて判断する要素は一切ない、というところも相変わらずのようです。
他キャラ視点のシナリオこそが本作最大のウリ
ゲームはオカリン視点でスタートしますが、『線形拘束のフェノグラム』独自の「他キャラクター視点」は、最初のオカリン編が終わったところから選べるようになります。
各キャラクターのシナリオを終えると、さらに他のキャラクターのシナリオが追加されていくみたいですね。
それぞれの話は直接的に繋がっていないようです。パッケージにも書いてあるとおり、各話完結となっているみたいですね。それぞれのシナリオの舞台は同じでも、ちょっと「世界線」が違うようで、あるキャラのシナリオが別のキャラのシナリオに繋がっていき…といったことはなさそう?
『線形拘束のフェノグラム』最大のウリは、なんといっても各キャラクターごとの視点なのでしょう。目の前にオカリンがいる、という状況はやっぱり新鮮です。
取り出す携帯電話もキャラごとにちゃんと違うものを持っていて、こちらも新鮮。待ち受けに設定されている画像なんかもいいキャラ付けになってますね。
本編に比べると吸引力は薄め?
各話完結になっているため、「先を見たくて進めてしまう」といった、ぐいぐい引っ張られるような感覚はやや薄いかもしれません。本編に比べて、ですけどね。各話完結といいつつ、最初のオカリン編はプロローグなので完結していません。公式サイトを見る限りでは、最後にもう1度オカリン編が待っていそうですね。
そもそも本編のトゥルーエンドを知っているプレイヤーを、本編と限りなく近い舞台で、どこまで驚かせることができるのか。これってかなりの挑戦だと思うのですが、果たして。
クリア後レビューは以下の記事でどうぞ。ネタバレもあるので注意。
【STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム】クリア後レビュー カレーにパインは入っていなかった
『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム』プロモーションムービー – YouTube
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