Nexus5をメインの携帯電話として月額2000円以下で運用するまで

Google謹製のNexus5をメインの携帯電話として使いはじめました。
せっかくなのでこの機会にいろいろ見直してコストダウンを図ってみました。
その結果、月額7000円くらいだったところを2000円程度にまで落とすことに成功。やったぜ。

いままで使っていた機種はDocomoのGalaxy S2。
たしか発売と同時に機種変更したので、結構長いこと使っていました。

そろそろ新しいものに変えたいなーと思い、値段やスペックからNexus5に決めました。
普通に機種変更するよりも安くて性能もいいのであれば、おいしい話です。

Nexus5に変更するにあたって、通信に関する契約内容も見直してみました。
結果的に月額7000円くらい払っていたところと2000円くらいまで落とすことができました。
どんな感じでコストダウンを図ったのか、書いておこうと思います。

Google直販でNexus5を購入

Nexus5はGoogle Playで買います。
Emobile版もお得っぽいのですが、回線は不要なので本体のみをGoogleで購入。
Nexus 5(16 GB、ホワイト) – Google Playの端末
Nexus5white
色は白にしました。
というか、売れ行きがいいためか、ボクが見たとき即座に手に入りそうなのが白しかなかったという…売れ残りじゃないッスよ。

5インチディスプレイなので画面が大きく感じます。
が、すぐ慣れてしまって、どちらかというと前の端末の画面が小さく見えてしまうように。
慣れってコワイ。

Nexus5についてちょっと触れておくと、あちこちで話に聞くとおり、本当にサクサクと軽快な動作をしてくれます。片手でもって使う場合、画面が大きく、上の方のアイコンやボタンは押しづらいので、アプリの配置やレイアウトに気を使うことになるかも。

ついでにケースとフィルムも買っておきました。
おおGoogle神よ、白い端末に黒いケースを装着する愚行をお許しください。

このフィルムは3枚入りでホコリや気泡対策用のツールも同梱されてていい感じでした。

さて、本体を着飾ったところで満足してはいけません。
ここからが本番です。

モバイルWi-fiルータを導入する

これまでDocomoの通話料金+パケホーダイで7000円近くの月額料金を払っていました。
仕方ないとはいえやっぱり高い。

特にパケホーダイで5000円とか飛んでいくのはなんとかならないものか、といろいろ調べてみてモバイルWi-fiルータの導入を決めました。

今回契約したのはフレッツ光モバイルパックLTEのU-mobileプラン。
フレッツ光モバイルパックLTE Wi-Fi|フレッツ光公式|NTT西日本

U-mobileでSIMカードだけでもよかったのですが、他の機器もあるので、モバイルルータも一緒に使えるサービスにしようという感じで。

モバイルルータのレンタル料が月額300円、U-mobileの利用料金は月額680円。といっても、680円なのは通信データ量1Gまでで、1Gを超えると1980円になり、3Gを超えると速度に制限がかかって128kbpsの世界になります。

ボクの使い方だと、1Gを超えることはまずないので、この制限は特に問題ありません。
これでパケホーダイの5000円が1000円程度にコストダウン。

ちなみに、レンタルしたWi-fiルータにはクレードルもついています。
クレードルにLANケーブルを挿すことで、自宅の回線を使った据え置きのWi-fiルータとしても使うことができるのです。これ便利。

家にいるときはクレードルに挿して充電しつつ自宅回線のWi-fiルータ、外出するときはクレードルから外してカバンに放り込むだけです。自動的にモードチェンジしてくれるのでラクですね。

これでNexus5が通信手段を得ました。
あとはDocomoショップへ行って契約を変更してもらうだけです。

パケホーダイ解約とSIMカード変更とXi契約と

パケホーダイの解約手続きはネットではできないので、ドコモショップへ行く必要があります。
これについては窓口で「パケホーダイを解約したい」っていうだけでOK。
ついでにもう使わないであろうSPモードメールとかも解約。

それから、Nexus5をメイン端末にするためには、もう2つやることがあります。

まず、ボクが前に使っていた機種にささっているSIMカードはサイズが大きいヤツなのです。
Nexus5はminiサイズのSIMカードに対応しているので、このままでは装着できません。

なので、まずショップでカードを変更してもらいます。
他社製品を使うためにカードを変えてほしい、なんていうずうずうしいお願いができるものなのだろうか?と思っていたのですが、できるようなのです。

他社製品の携帯電話機などをドコモのSIMカードでご利用する際の手続き | お客様サポート | NTTドコモ

手数料2000円が必要ですが、その場であっさり変更してもらえます。

あともう1つやるべきこととして、FOMA契約をXi契約に変更してもらいます。
FOMA契約のカードでは、Nexus5で通話することができないのです。

なので、Xi契約に変更してもらう必要があります。
FOMA契約からXi契約への変更にも手数料として3000円が必要になります。

Xiの通話プランの安い方に変更してもらいました。
月額743円です。(もちろん通話するごとに料金がかかります。)

Xi料金プラン | 料金・割引 | NTTドコモ

Xi契約に変更したminiSIMカードをNexus5に挿せば、電話として使えるようになります。
「設定>その他>モバイルネットワーク>通信事業者」から「NTT DOCOMO」を選べばアンテナが立つはず。あとはアドレス帳とか必要なデータを移してしまえば、メイン端末として運用開始できます。

で、結局のところ、お値段はどうなったのでしょうか?

月額7000円から2000円の世界へ

では料金のビフォーアフターを確認してみましょう。

Before
通話料:1864円(FOMA対応のタイプSSバリュー)
通信料:5200円(パケ・ホーダイフラット)
合計: 7064円

After
通話料:743円(タイプXi にねん)
通信料:980円(U-mobile680円+レンタルルータ300円)
合計: 1723円

その差なんと5000円以上。
実際にはいろいろあってもうちょい払うことになりますが、それでも圧倒的な差。
これだけ浮けば新作ゲームソフトが1本買えそうです。やったね。

そんなわけで、月々の通信費用に悩まされている人は、こういう感じのプランを検討してみるのもいいんじゃないでしょうか。

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