まるでその場に人がいるかのように立体的な映像を投影して会話できる実験をしている動画を紹介します。
Kinectを利用して撮影した映像をHMDを通して見ると、その場にいない人が、まるで同じテーブルに座っているように会話できるようです。人だけではなく、モノや背景の映像も切り替えることができるので、テレプレゼンスの手段として利用できるのかも。
Augmented Reality Telepresence with 3D Scanning and Optical See-Through HMDs – YouTube
自分のいる部屋と相手のいる部屋の映像は、こんな感じで合成されます。人だけを合成したり、部屋も合わせて合成したりできます。
テーブルと背景は実際にその場に存在しているもので、向かいに座っている人物はHMDの表示上で合成されたもの。映像はやや荒いのですが、角度をつけても違和感ありません。
テーブルの上に小さなソファがでてきました。こんな風に商品のプレゼンができるというイメージ。
背景を相手の部屋の映像に切り替えることも。ここではまだテーブルが見えていますが…
テーブルを消して完全に相手の部屋の映像になってしまいました。実際にはテーブルが目の前にあるけど見えない、という状態。
この実験で使われたHMDはこんな感じ。
相手の部屋を映し出すKinect。豪華にいっぱい使ってます。
遠くの人とARでお話できる時代も、案外遠くないのかもしれません。