【オクトパストラベラー】体験版で3時間走り続けた週刊ゲーム日記

今週はE3で新作がわんさか発表されたことで心が未来に飛ばされてしまった感があります。そんな中、『オクトパストラベラー』の新しい体験版が配信されました。発売まであと1ヵ月ってところですからもうちょっと待てばいいだけなんですが、未来に飢えた今の心には最高のオードブルです。そんなわけで3時間制限の未来を体験してきました。

http://www.jp.square-enix.com/octopathtraveler/traveler/

前に配信されていた体験版とは違って今回は8人全員の主人公が選択できるようになっており、セーブデータも製品版に引き継ぎ可。3時間という短い時間ですが、メインキャラクター2~3人の旅立ちは見られます。時間制限があるのでセリフも飛ばしてガンガン進めたいところですが、製品版に引き継ぐ以上、はやる気持ちを抑えてちゃんと見ていった方がよさそうですね。でもステキなグラフィックや音楽を立ち止まってじっくり堪能したい気持ちも抑えてBダッシュです。

ボクが主人公に選んだのは商人のトレサ。理由は帽子がかわいかったからです。なんだかロックが好きそうな声をしていますが、海賊相手に1人でカチ込むくらいロックな少女でした。いいですね。フィールドコマンドの「買取る」はそこらのNPCたちからアイテムを買えるスキルで、いろいろとお安く買えるのでなかなか便利。バトルでも槍と弓を使いこなし、自己回復スキルも習得できるので意外なほど戦えます。そうでなくては海賊からケンカ買ったりしないですよね。

海賊を叩きのめしたらトレサの故郷リプルタイドから南下するルートで冒険に出発。そこで剣士オルベリクに出会って仲間に迎えたのですが、このおっさんは前回の体験版で導入を見ているのでその部分はスキップしてさっさと山賊をブッ飛ばしました。そこからさらに西へ向かって踊子プリムロゼに出会って悲しげな導入を見ることに。踊子といえば父親を殺された復讐劇と相場が決まっているのでしょうか。ともあれ、支配人をブチのめしてさらに西へ。そこで薬師アーフェンと出会い、旅立ちのエピソードまで進めて出発したところで時間オーバー。というか、ダンジョンに入った時点で時間ギリギリだったのですが、ボスを倒してその後のイベントまでは見させてくれました。キリのいいところまで進めたような気がしますが、さぁここから!ってところで続きは製品版で!になってしまったのでなかなかおつらい…。

序盤をプレイしてわかったのは、8人の主人公を選べるといっても全員を仲間にしつつ、全員の個別ストーリーを見ていける作りになっているということ。誰を選んでも順番が違うだけですべてのストーリーを見られそうなので8周クリアしなきゃならない事態は避けられそうです。ただ気になったのは、キャラクター同士の絡みが薄いということ。今回は最序盤で各々の旅立ちのエピソードだから仕方ないのかもしれませんけれども、メインキャラクター同士がまったく会話しないんですよね…。このあたりは仲間が揃うころには変わってくるのでしょうか。いずれにしてもビジュアルもゲームシステムも思いっ切り好みなので製品版を座して待ちたいと思います。

スクウェア・エニックス (2018-07-13)
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