『Tabletop Simulator』はトランプやチェスで遊ぶゲーム…というわけではなく、物理演算エンジンを使ってテーブルの上をシミュレートしたゲームです。ルール通りに遊ぶのも、机ごとひっくり返すのもプレイヤーの自由。そんなゲームのユーザー作成のMODがえらいことになっているようです。
『Tabletop Simulator』は現在Steamの早期アクセスで配信中のタイトルです。トランプもチェスもオセロも麻雀もできるゲームになっています。
といっても、ゲームのルールに則って動いてくれるわけではありません。カードも牌もすべてプレイヤーが1つ1つ動かす必要があります。本作は物理演算エンジンでテーブルの上を再現しているに過ぎないのです。なので、ドミノで遊んだり、机をひっくり返したりと、ずいぶんフリーダムな内容になっています。
Tabletop Simulator Steam Trailer – YouTube
そんな『Tabletop Simulator』ですが、どうやらプレイヤーたちが作ったカスタムMODもかなりフリーダムなことになっているようです。ワークショップはこちら。
たとえば、カードゲームの定番「UNO」。やはりこれははずせないところでしょう。
そして「Monopoly」。これもボードゲームの定番中の定番ですね。
実はSteamで配信されている「Monopoly」もあるのですが、あっちはオンラインプレイに対応していないので、オンラインで遊びたければ『Tabletop Simulator』が最適なのかもしれません。といっても、お金の計算とか大変そうですけど。
上記の他にもマリオ版モノポリーとかソニック版モノポリーなんてものも…
「Catan」もあります。
実は「Catan」もSteamで配信されているものがあるのですが、それもオンラインに対応していないのですよね。オンラインに対応したものはXBLAでありましたが、別物のようです。
Steam:Catan: Creator’s Edition
ここまでは定番のアナログゲームって感じですが、もうちょっとデンジャーなものも混ざっています。たとえば、「ドミニオン(Dominion)」のカードとか。アナログゲームとしてよく名前を聞くカードゲームですね。
他にも「Pokemon Trading Card Game」とか。一気にアカンやつ臭が漂ってまいりました。
さらにFF8のカードゲームとか。これおもしろいんですよね。手動でやったらどうなるか想像できませんけど。
こんな感じで、テーブルの上で遊べるものならなんでもアリな『Tabletop Simulator』はワークショップもなんでもアリ。無限の可能性を感じずにはいられませんが、制限のなさの危険性も感じずにはいられません。今後どうなっていくのか、気になるところではあります。
Berserk Games | Official Site of Tabletop Simulator
Steam:Tabletop Simulator
Tabletop Simulatorのワークショップ