なんとかシミュレーターといっておけば大体OKな風潮、あると思います。今度はケーキ作りシミュレーターの登場です。材料をボウルに入れてオーブンに入れるだけのシンプルなケーキ作りですが、難易度はめっちゃ高い。ケーキ作りがカンタンなわけないですよね、ハイ。
シミュレーターでケーキ作りに挑戦です。ケーキ作りといっても、指定された材料をボウルに入れてオーブンに運ぶだけ。手順はカンタンなのですが、そんなにうまくいくはずもなく。
操作は、主観視点でWASD移動のFPSっぽい操作系で、方向キーでカメラ操作。[1]キーで左手、[3]キーで右手操作に切り替えが可能で、[2]キーで身体操作(?)に戻ります。各手を操作時は、WASDで前後左右に移動、方向キーで腕を回転、[Q]と[E]で腕を上下、左Shiftキーで掴み動作、Spaceキーで親指を操作、という感じ。
ゲームの内容は、両手をうまく操作して材料を掴んでボウルに入れ、最後はボウルをオーブンまで運べばスコアが出る、というもの。とはいえ、手の操作が非常に繊細なので、タマゴ1つを運ぶのも大変です。
材料は砂糖、タマゴ、小麦粉、バターの4種類。タマゴは2個必要です。1つ1つ手でつかんでボウルに入れていきます。砂糖と小麦粉は袋を傾けて流し込む感じになります。
ちょっとでも手元が狂うと材料をこぼしたりボウルを割ってしまったりするので慎重に操作します。…あっ。
タマゴ全滅の図。特に手の上下移動は慎重にやらないとこんな事態になってしまいます。失敗した場合はESCキーでやり直せます。また最初からになりますけど。
掴む強さなどはないので、掴んでしまえばタマゴも楽々運べます。
ボウルの上まで運んだら手から放して落とします。殻は拾い上げた方がいいのかもしれませんが、割れやすいボウルの中の殻を拾い上げるのは至難の業。ボウルは金属かプラスチック製にすべきではないでしょうか。
こんな感じで材料を全部入れ終わったらボウルをオーブンに運びます。材料が全部揃っていなくてもオーブンに運べばスコアは出ます。とはいえ、オーブンに運ぶところがもっとも難しいポイントだったりもします。
ボウルは画像のように両手で抱えなくても、片手で持つこともできます。というか、そうしないと高さを調節できないのでオーブンにうまく入れられません。オーブンに入れたときにボウルが割れちゃってもスコアは出るんですけどもね。
ボウルをオーブンに入れたらスコアが計測されます。
残念ながら、出来上がったケーキは登場しません。オーブンに入れたらそこで試合終了なのです。せっかく苦労したのにそのなれの果てが見られないのは残念。とはいえ、材料をボウルに入れただけで混ぜてすらいないので、残念な何かが誕生することは間違いないのですが。
『Baking Simulator』はIndieDBでデモ版が公開されています。