【アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ】1stインプレッション

『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』のAndroid版が配信されました。さっそくプレイしたので第一印象のレポートなど。アイドルたちの”あの曲”で気持ちよく遊べる間口が広そうなリズムゲームとなっており、ストーリーやルームのカスタマイズなど遊べそうな要素も満載で、かなり遊べそうな予感。

アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト

「モバマス」こと『アイドルマスター シンデレラガールズ』がリズムゲームになりました。『スターライトステージ』は「モバマス」のアイドルたちが登場するリズムゲーム、いわゆる”音ゲー”となっています。といっても、本作はリズムゲームだけでなく、アイドルたちの魅力を存分に詰め込まれた盛りだくさんな内容といえるでしょう。

iOS版に先駆けてAndroid版がリリースされたため、今回プレイしたのはAndroid版です。使用端末はNexus5なので、最新機種とは言い難いのですが、キレイな3Dモデリングで踊るアイドルたちを堪能するには十分。3D表示の標準設定では、ステージに紙吹雪が舞うエフェクトなどが追加されますが、軽量設定でもアイドルの描写は同じっぽい?気がします。

今回は第一印象として、本作がどんな感じの内容なのか、書いていきましょう。

お馴染みの曲で遊べるリズムゲームパート

まず、メインのリズムゲームの部分について。スマートフォンを横向けに持つ画面レイアウトで、上から流れてくる5ラインの譜面に合わせてボタンを叩くゲームになっています。叩くだけでなく、長押しや同時押し、スライドなどの変化球もアリ。判定はやや甘めのようで、タイミングをとりやすくなっているのではないかと。パーフェクトの感触もよいので気持ちよく遊べます。

スターライトステージ リズムゲームパート

楽曲ごとに難易度は3段階から選択できます。もっとも易しい「Debut」では譜面も少なく本当にカンタン。中間の「Regular」でちょうどいいくらい(音ゲーはあまりやらないボク基準)、最高の「Pro」はかなり厳しくなっています。(※Proをクリアするとさらにその上もMasterが解放されます) 譜面自体は素直なものが多い印象ですが、5つのラインをまっすぐ落ちてくるのではなく、斜めに振ってきたり交差したりする視覚的トリックが混ざると、一気に難易度が跳ね上がる印象。要やり込みでしょうね。

初期の楽曲は「お願い!シンデレラ」と本作のテーマソング「とどけ!アイドル」の2曲。楽曲の解放はストーリーを進めたりゲーム内マネーで購入したりすることになります。解放できるのはアニメ版1stシーズンOPの「Star!!」から、アニメ版のユニット曲が5つ、それに卯月や凛、未央のソロ曲(「S(mile)ING」「Never say never」「ミツボシ☆☆★」)など。2ndシーズンOPの「Shine!!」はCDの封入特典となっています。

リズムパートである「LIVE」をクリアするとゲーム内マネーや新規アイドル、合成用アイテムなどが報酬としてゲットできます。アイドルたちの親愛度も上がっていき、MAXまで高めると能力値がアップ。親愛度はセンターに配置すると上がりやすくなっています。

フルボイスのコミュに楽しげなルームカスタマイズ

次に、リズムゲーム以外の部分について。「コミュ」ではストーリーコミュとアイドルコミュの2種類のイベントが用意されています。ストーリーはプロダクションのレベルによって解放されていき、アイドルはリズムパートで得たファン数によって解放されていく仕組みとなっています。前述のとおり、ストーリーコミュを進めると楽曲も解放されます。ちなみに、コミュはどれもフルボイスです。(※ボイスのついていないアイドルについては声無しですが…)

アイドルの獲得は「ガシャ」(※今回は「ガチャ」ではない)の他に、リズムゲームのクリア報酬にもなっていて、ランダムに何人かゲットできるシステムになっています。ソーシャルゲームによくある合成による強化はもちろんアリ。アイドルのレベルを上げるために他のアイドルと合成する「レッスン」だけでなく、報酬の倍率を高めるために同じアイドル同士を合成する「スターレッスン」もあります。「特訓」は『モバマス』とは違い、親愛度MAXのアイドルと特定のアイテムを合成することでパワーアップするシステムになりました。

「ガシャ」は「プラチナ」と「ローカル」の2種類。レアリティの高いアイドルを引きたければ有料のプラチナで、ということですが、ガシャを引くために必要な「スタージュエル」(いわゆる”石”的なやつ)はログインボーナスなどでももらえるようなので、コツコツ溜めていけばちょくちょく引くことはできそうです。が、1回250個のところ、1日1回限定で60個で引ける、という甘い誘惑アリ。

リズムゲーム以外で目玉となるのが「ルーム」。事務所の部屋に家具を置いてカスタマイズしていけるシステムです。室内には「ぷちデレラ」状態のアイドルたちが動き回るだけでなく、かなりの頻度でいろいろしゃべります。(音声アリ) 椅子を置けばちゃんと座ってくれたりするので、家具を置くのが楽しくなりそう。アニメ版に登場したソファーや杏の椅子などもラインナップされています。

アイドルの魅力をブチ込んだ力作の予感

本作の見所は、なんといってもグラフィック。PVが公開された段階からかなりキレイなグラフィックが目を惹きましたが、実機上で見るアイドルたちは想像どおりかそれ以上。スマホで3Dグラフィックがめずらしい時代ではありませんが、『スターライトステージ』は見た目も動きもすごくキレイ。Xbox360版『アイドルマスター』をはじめてみたときのような感覚がありました。また、「Star!!」のラストはアニメ版OPと同じように背後からの構図でカメラがせり上がるなど、演出も絶妙になっています。

もう1つ、隠れた見所がロード時間に表示される1コマ劇場。『モバマス』の4コマの1コマバージョンです。Twitterなどでもすでにかなり流れていましたが、これは単に愉快なだけでなく、キャラクターの魅力を底上げするナイスな演出。他にもロード時間中にはアイドルたちのウワサとして豆知識が流れてくるなど、かなり凝った作りになっています。さすがはコンテンツビジネスのトップランナーと言わざるを得ません。本当に上手。

気になる課金要素ですが、いまのところガシャとスタミナくらい。スタミナについては、まだレベルが上がりやすい序盤なので気になりませんが、あとあとどうなっていくのやら。3Dグラフィックでバリバリ動くゲームのため、スタミナよりもバッテリーが先に切れてしまうような気もしますけど。少なくとも、「札束で殴り合うゲーム」と揶揄されるような事態にはなっていないのではないかと。

そんなわけで『スターライトステージ』の1stインプレッションでした。アイドルに少しでも興味がおありでしたら、新しいステージに踏み込んでみましょう。そこにはきっと、キラキラなステージで輝くアイドルたちとモリモリ減るバッテリーが、アナタを待っているはずです。

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