小さくなった新型のMad Catz製6ボタンパッドを試してみた

Mad Catz製の6ボタンパッドは前から欲しかったのだけど、xbox360版はなかなか見つからず手に入れられなかった。そこで新しく発売された小型の6ボタンパッドを買ってみました。

4Gamer.net ― Mad Catz,「ストリートファイター X 鉄拳」デザインのゲームパッドを12月13日に発売。オリジナルの「ファイトパッド」から約15%小型化

格ゲーはボチボチやるけど、アーケードスティックは場所をとるし、なにより音がうるさい。4ボタンのゲームなら純正パッドでもなんとかやれるけど、6ボタンのゲームは厳しい。となると、6ボタンのパッドが欲しくなる。しかし、PS3版のパッドは在庫があるけどxbox360版はさっぱり見かけない。困っていたところへ新型が発売されると聞いて、ホイホイ乗っかってみた。

6ボタンパッドといえば、真っ先にイメージするのがセガサターンのパッド。本製品はサターンパッドのイメージで買ってみたのだが、見事にそのとおりだった。ちょっと使った感じの使用感とか、以下に書いていきます。ただし、従来品のMad Catz製6ボタンパッドは所有していないので、新旧製品の比較はできません。

箱はこんな感じ。

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正直にいうと無地のものがよかったのだが、そんなものはないのだから仕方がない。また品薄になっても困るし。

背面はマットな仕上がりで触り心地がよい。

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背面中央についているスイッチは十字キーの切り替えスイッチ。xbox360やPS3における、右スティック、左スティック、十字キーの3つから、6ボタンパッドの十字キーにどれを割り当てるかを選択するスイッチだ。あまり出番はなさそうだけど。

サイズ比較。小型化してもサイズはサターンパッドとほぼ同じ

従来製品から15%の小型化と書かれているけど、数字だとどのくらいか掴みづらい。他のパッドと並べてみるとこんな感じ。

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セガサターン、xbox360、PS3のパッドと並べてみました。サターンのパッドとほぼ同じであることがわかる。

実際に使ってみると、すんなり使いこなすことができた。セガサターンはもちろん、ドリームキャストにもサターンパッドをつないで格ゲーで遊んでいたこともあって、サターンパッドとほぼ同サイズのMad Catzパッドはしっくりくる。

操作感もほとんどサターンパッド

まずボタン。6つのボタンのストロークが全部同じではなかった。A、B、X、Yは同じ高さだが、右の2つ、RTとRBはやや浅くなっている。

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パッド全体の曲面に合わせて端のボタンが浅くなっている。ただ、実際に使っていると特に気になることはなかった。

中央のスタートボタンとバックボタンはほとんど出っ張っていないので、誤って押す心配はなさそうだ。このへんは海外の大会向けなのだろうか?(海外大会では試合中にスタートボタンなのでポーズ操作をしてしまうと即失格だったりする)

次に十字キー。十字キーは良くも悪くもサターンパッドに近い印象。

サターンパッドの十字キーは、特に使いにくいわけではなかったけど、任天堂ハードの十字キーに比べると、使いやすいというわけでもなかった。

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Mad Catz製のパッドも同じことが言える。使いづらいわけではないけど、使いやすいというわけでもない。良くも悪くもサターンパッドにそっくりな印象だった。

波動コマンドや昇竜コマンドはもちろん、真空波動コマンドも問題なく入力できたので、しばらく遊んでいればまったく気にならなくなりそうなレベルだと思う。

本製品を見てサターンパッドをイメージした人にとってはイメージどおりの製品だと思うので、アーケードスティックの置き場がないとか、音がうるさくて使いづらいとか、サターンパッドで格ゲーやってたとか、そんな人にオススメできるパッドです。