【アストラルチェイン】鎖でつながった犬とワンワンした週刊ゲーム日記

今週は『アストラルチェイン』をプレイ中です。多彩な攻撃を浴びせながらギリギリ回避してスローモーションからの反撃でスタイリッシュに決める、といったいつものプラチナゲームズ製アクションかと思いきや、ちょっと違ったプレイ感のゲームでした。や、ギリギリ回避でスローはありますけどもね。独特な感触を生み出しているのは「レギオン」と呼ばれるプレイヤーの相棒です。2体同時操作というわけではありませんが、勝手に戦ってくれるNPCというわけでもない。そんな相棒とプレイヤーとを繋げている”鎖”が独自のアクションを生み出しているのです。

鎖を使ったアクションは豊富で、たとえば、敵に巻きつけて行動不能にするとか突進攻撃を妨害するとか。どれも強力な効果を持つのでゲーム攻略のキモになっています。鎖を活かすためには自分とレギオンの位置だけでなく、その間にある鎖を意識した立ち回りが必要になるため、ここが独特なプレイ感になっているように思えますね。独特であるといっても、多彩なアクションを使いこなしていけば自然とスタイリッシュな動きになっていく過程はいつものプラチナゲームズ。あと「カッコよく動けるようになりてえ…」と思いつつ無様を晒しながらなんとかクリアできるギリギリのラインで進んでいるのがいつものボクです。

こんな感じで、鎖を巻きつけてレギオンをぶつけてから引っ張らせて飛び込んでボコボコに叩くだけでそれっぽくなります。だけとは。これでも序盤の1シーンなので、レギオンもアクションも増えてくる中盤以降はもっと幅広い動きが可能になってきます。なので、いろいろやろうとすればめちゃくちゃ忙しくなります。ボクはといえば、ハンドガンのチャージショットに甘えてそればっかりになっていますが。

あと予想外だったのがアクション以外の部分のボリュームがすごいこと。プレイヤーは警官なので事件を追う捜査パートがあるんですが、アクションのオマケというわけでもなく結構ガッツリ尺が割かれています。単に聞き込みをするだけでなくレギオンを使ったミニゲーム的なやつもあるし、最後に答え合わせもあるのでいい加減な捜査はダメ絶対。

かなりガッツリめのボリュームがある捜査パート。警官であることを思い出させてくれます。

そんなこんなで『アストラルチェイン』を進めています。書き忘れていましたが、実は購入の決め手となったのは犬です。レギオンに犬タイプがいたからです。公式の紹介だと背中に乗って走ったりしていたので犬っぽいのは見た目だけかとも思っていたのですが、臭いをかがせて持ち主を追ったりここ掘れワンワンしたりと思った以上に犬でした。鎖で繋がっている感触も完全に犬の散歩です。しかも相棒として一緒に戦える。最高ですね。こいつは本年度最高の犬ゲーかもしれません。

本年度最高の犬ゲーかもしれない『アストラルチェイン』、犬好きは要チェックです。ワンワンしましょう。

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