5月11日に配信予定の開発室Pixel製アクション「ケロブラスター」に先駆けて無料で配信されている『PINK HOUR』をプレイしました。ジャンプ&ショットのレトロなファミコン風アクションですが、その難易度もファミコン風。なので、「ケロブラスター」が気になっている人はぜひチェックしておきましょう。
サラリーマンのカエルがジャンプとショットで戦う開発室Pixel製アクション「ケロブラスター」の配信に先駆けて、世界観を同じくする『PINK HOUR』が配信されています。カエルと同じ会社で働くピンクの生き物…OLさんが主人公で、こちらもジャンプ&ショットのオーソドックスな2Dアクションになっています。
参考:【Kero Blaster】『洞窟物語』の開発室Pixelのファミコン風2Dアクションが5月11日に配信決定
『PINK HOUR』は太っ腹に無料配信。そんなわけでさっそくプレイしてみたわけですが、最初のシーンもなかなか突破できず、残機が尽きるとコンティニューもないので、やや折れかかっていました。
とはいえ、本編である「ケロブラスター」の配信日が5月11日に迫ってきたので、なんとしてもクリアしておこうと再チャレンジ。結果、短いゲームなのでコンティニューなしでもなんとかなりました。
かわいらしいファミコン風の見た目とは裏腹に、いや、むしろ見た目通りにファミコン風の難易度をもっていたわけです。「ケロブラスター」をみて「かわいい!買おう!」などと思っている人、ちょっと『PINK HOUR』に触れておきましょう。
※2014/5/11追記
難易度を下げた新バージョンがリリースされています。
【PINK HOUR】難易度を下げた新バージョンがリリース 差分をチェックしてみた
『PINK HOUR』は短いゲームで、アクションゲームの1ステージのみ、って感じです。いくつかのシーンに分かれており、シーンごとにチェックポイントが入ります。
で、何が厳しいって最初のシーンが1番ムズかしいこと。ここでふるい落とされる人がめっちゃ多そうな気がします。
足場の悪い場所をジャンプで突破するシーンですが、ジャンプにやや独特のクセがあるため、かなりムズかしいシーンになっています。ここで何度「ザンネン!」を見たことか。ここで折れる人も多いんじゃないかと心配になりますが、ここが1番ムズかしいから大丈夫(?)
一見ムズかしそうに見えてそうでもないのが水場のシーン。足場に着地したら下から魚が来る、ってことが見てわかるようになっているので、どこかのドラキュラ城の半魚人に比べれば天と地の差がある親切さです。
次にムズかしいと感じるシーンはでかくて丸いタイヤ?歯車?に追いかけられるところ。ギリギリのところで左のくぼみのトゲを破壊して隠れることがわかれば問題ないですね。わからん殺しなので、わかってしまえば、というシーン。
ちなみに、左側にちらりと見えるのは1UPアイテム。隠し通路になっています。コンティニューのないゲームなので残機アップはうれしいところなのですが、この先には残機も体力も関係ないイベントが待っているのです。なんてこった。
洞窟の先で大切な書類を発見して大喜び。そういえば書類探しが目的でした。
で、ここからが本番。「大切な書類なんだから、なくさないようにしなきゃ!」 そう、書類はなくなる可能性があるのです。具体的には、1発ダメージを食らうだけで破けてしまいます。
なのにボス戦開始という流れ。世の中厳しすぎやしませんか。
ダメージを食らって書類が破けたらわざとやられてやり直そう、1UPアイテムもとったし。なんて考えても無駄です。破れた書類は二度とは復活しないのです。
書類が破れてしまってもステージは続きます。会社に帰るまでがゲームなのです。そして会社に帰ると社長に平謝りするしかありません。とてもつらい。
といっても、書類がなくてもエンディングになります。バッドエンド的な流れかと思いきや、そうでもなかったのでこの世界は思ったほど厳しくないようです。無事に書類を持ち帰った場合はどうなるのかわかりません…。
そんなわけで、見た目も中身もファミコン風の『PINK HOUR』は無料で配信中です。もう1度言いますが、「ケロブラスター」をみて「かわいい!買おう!」と思っている人はぜひやっておきましょう。ファミコン風の意味をその身で体感しておきましょう。