【The Swords of Ditto】100年経過でマップが変わりすぎた週刊ゲーム日記

今週は『The Swords of Ditto』をプレイしていました。2D「ゼルダ」ライクなアクションRPGです。”ライク”といってもダンジョンで謎を解きながら進むだけでなく、剣を振れば草を刈れるくらいにはリスペクトされてます。しかも草に火をつければ周囲に燃え広がっていくなど、早くも『BotW』要素まで入っていたりします。そんな本作の最大の特徴は「死んだら100年が経過して主人公が変わる」というところ。

この「死ぬたびに主人公が交代」という要素は他のメディアでも大きくプッシュされて伝えられているところです。とはいえ、実際にプレイしてみると主人公の交代は見た目が変わるだけなのでプレイにあんまり影響ないんですよね。むしろ100年経過したという設定の下で変化していくマップの方が本質でしょう。

100年が経過するといっても時代の流れを感じるような変化ではなく、ランダムにガラリと作り変えられる感じ。なので、『The Swords of Ditto』は2D「ゼルダ」にローグライク要素を入れ込んでみた、というゲームだと考えるのがよさそうです。ちなみに、本作はオートセーブのみとなっているため、気に入らない展開になってもやり直しは一切できません。徹底されてます。

プレイしていて「正直イマイチだなー」と感じるのはバトルのアクションとレベリング要素。攻撃の基本は剣で、ボタンを押していけば3段まで繰り出せるのですが、微妙に前進するために3段目までうまく当てるのがムズかしいんですよね。妙にスカりやすいのでイマイチ気持ちよくなれません。

それでも経験値を稼いでレベルを上げるために敵を倒す必要があります。どうしてかというと、規定レベルに到達しないとダンジョンに入れないからです。しかも、死んでしまうと規定レベルが1つ上がってしまうため、またしてもレベリング…。この2つが悪い方向で噛み合ってしまっているのがなんとも残念。

とはいえ、ちゃんと回復アイテムを確保していけばポンポン死ぬような難易度ではないですし、装備が増えていけば戦い方にも変化はあります。なので、まだ判断を下すには時期尚早かなという感じ。世界を救うためにあと何百年かかるかわかりませんが、ボチボチ進めていこうと思います。