バーチャロンシリーズでは毎回出てくる特殊な操作ですが、いわゆる「漕ぎ」のやり方について書いておきます。
電脳戦機バーチャロン | MODEL2 COLLECTION
バーチャロンシリーズでは毎度のように特殊な操作を活用したテクニックが登場します。中でも「漕ぎ」は有名なテクニックではないでしょうか。今回はこの「漕ぎ」のやり方について書いておこうと思います。
「漕ぎ」ってなんだ?
「漕ぎ」とは、移動スピードを上げるためのテクニックです。もともとダッシュやジャンプなど、ハイスピードでの移動ができるバーチャロンですが、ダッシュよりも速くなったりするため、重要なテクニックとされています。
アーケードでは、ツインスティックを激しくガチャガチャ動かすことから、こんなネーミングになったんでしたっけ? 激しくレバーを操作するため、レバーに大ダメージを与えていたとかなんとか。あと、プレイヤーの腕にも大ダメージ。
家庭用になっても、「漕ぎ」によるスティックと腕へのダメージは同じなので、ご利用の際は注意しましょう。
このテクニックが有効に活用できる機体は限られていて、主にベルグドルとバルバスバウが該当します。
具体的なやり方をみていきましょう。
ベルグドルで「漕ぐ」
重量級に位置づけられ、移動速度が遅いベルグドルですが、「漕ぎ」を活用することでテムジン並みか、それ以上のスピードで駆け回ることができます。
やり方は、斜め前と斜め後ろを交互に入力する感じです。右方向へ移動する場合なら、右斜め前と右斜め後ろを交互に入力します。ダッシュの直後に入力すると、初速があるのでちょっと楽になります。うまくいけば、機体がぶれて見えるほどのスピードで走り出します。
ツインスティックの場合は、右スティックを斜め前、左スティックを斜め後ろ、といった感じで、互い違いに入力するのですが、パッドのアナログスティック1本で操作する場合は、単にスティックをぐりぐりする感じでよさそうです。
バルバスバウで「漕ぐ」
もともと空中での機動性が高いバルバスバウですが、「漕ぎ」を活用することで、さらに空中でのスピードが上げられます。
やり方は、地上にいるときからスティックを横と斜め後ろに交互に入力し、そのままジャンプ。ジャンプ中もぐりぐりします。成功すれば、機体がぶれるほどのスピードになります。
スピードを稼げると、当然移動距離も稼げます。ステージによっては1回のジャンプで端から端まであっという間に到達するようになります。相手の視界から一気に消えるので、かなり強力なテクニックになっています。