容量無制限のサービスは月額10ドルですが、今回は10GBまでの無料サービスを使ってみました。安さがウリのサービスのようですが、使い勝手も十分なものになっています。
Bitcasa Infinite Drive | クラウドの外部ハードドライブ | 容量無制限ストレージ
クラウドストレージサービス「Bitcasa」が本格的に日本展開を開始したと聞いて、ちょっと使ってみることにしました。
Bitcasaは月額10ドル、年間99ドルで容量無制限なのですが、10GBまでなら無料なので、今回は無料プランでお試してみます。タダで10GBの容量が手に入るわけだから、こんなお得なことはありませんね。
使い方は、上記の公式サイトでサインアップしてからアプリをインストールするだけ。アプリはWindows、Mac、iOS、Android、Windows Storeで展開されています。今回はWindowsとAndroidを使いました。
まずWindows XPの場合ですが、アプリを起動するとタスクバーにアイコンが並びます。ここから「Bitcasaドライブを開く」を選択するとフォルダが開きます。これがクラウドストレージになっています。
なんの変哲もないフォルダで外付けHDD感覚で使っていけそうです。初期状態としていくつかサンプルデータが入っています。アプリ起動時に端末内データのミラーリングをするかどうかを聞かれましたが、今回はミラーリングせずに起動しています。
アップロードの速度はどんなものかと試しに300MB程度のファイルを1つ放り込んでみたのですが1分もかかりませんでした。
気をつけたいのは、Dropboxのようにローカルのデータを同期しているわけではなく、クラウド上のみの保存になるということ。Dropbox感覚で使わないように注意したいところです。
アプリだけでなく、ブラウザからも操作できるようです。アプリをインストールしていないPCからでも操作できる感じですね。
Androidのアプリはこんな感じ。写真や音楽、ビデオ、文書といったデータの形式ごとにソートされています。写真も音楽もアプリ上で表示や再生が可能で、ギャラリーとしての基本機能は備わっている感じです。
Dropboxのようにカメラの自動アップロード設定にも対応しています。また、アップロードやダウンロードはWi-fi接続時のみ実行する設定もありました。
そんな感じで、太っ腹な料金設定でありつつ、使い勝手も十分な印象を受けました。サインアップするだけで即座に10GB手に入るのだから、世の中うまい話があるものです。
参考:
容量無制限のクラウドストレージBitcasaが日本での展開を本格的に開始 | TechCrunch Japan
「HDDは過去のものになる」──”容量無制限”のクラウドストレージ「Bitcasa」が日本市場に本格参入 – ITmedia ニュース