【ウマ娘】アリエス杯を”推し”で勝ったぞ!【自慢話】

やったぜ! タイトルで完結してるんですけど、まぁ聞いてくださいよ。勝ったから気分が良くて饒舌になってるやつです。というわけで、今回はレースまでにこんなことを考えてこんな風に育成してこういう結果になったよ!というお話です。

最高のウマ娘を紹介するぜ!

推しはゼンノロブロイさんです。理由? カワイイから! 彼女はメガネで読書家でおとなしい図書委員、というテンプレ眼鏡ッ娘みたいな感じですが、英雄の名を与えられたからには自身も英雄のようになりたいと焦がれるウマ娘なのです。あんまり目立たないけれど、内に秘められたハートはしっかり熱い。特に育成シナリオでは憧れの先輩シンボリクリスエスに挑戦状を叩きつけるあたり、最高に良いです。カワイイだけじゃないんですよ。最高。

▲最高にカワイイ英雄。実はアウトローに憧れてたりするのもカワイイ。

英雄の前日譚

そんなロブロイさん、なかなか実装されなかったんですよね。1年目の夏頃には勝負服も実装されて、ハロウィンイベントでサポートカード(ガチャ)になって、2年目には夏のイベントでサポートカード(配布)にもなって、ああそろそろ来るか。元ネタは秋シニア三冠だそうだから秋シーズンには来るか!と待っていたら全然来なくて。やっと実装されたのが12月。もう冬だよ! でもいいんです、実装されたんだから。ありがとうサイゲームス。おかげで天井分の石は余裕で貯まっていたよ。へっへっへ。

▲天井覚悟で挑んだら2人も来てくれたロブロイさん。運命を感じます。

でも12月中旬に実装されたのでそのときのチャンピオンズミーティングには間にあわず。次の1月は短距離、2月はダートだったため回避。「推しなら適性魔改造して出ろよ」って思われるかもしれませんが、適性Gを改造するのはボクには無理です。できてる人はホントすごい。ともあれ、3月にようやっと中距離チャンミがやってきたのでロブロイさんを投入したものの、いいところなしで撃沈…。

ちなみにボクは最初からずっとチャンミに参加していますが、グレードリーグAグループ決勝で勝てたのはこの1月の短距離戦1回のみ。ずっと負け続けていて、なんとかあげた初勝利がキングヘイローだったのも感慨深い経験でした。ガチャにはお金を突っ込まず、周年の確定チケットを買うくらいなのでこんなもんかなーという戦績です。いやでももうちょっとは勝てるもんです…? 育成ゲームへたくそ勢かもしらん。

アリエス杯に向けて

▲長い長い京都の3200m。長距離は必要ステータスが多くて大変です。

そんな経緯を経て、今回のアリエス杯は京都3200mという天皇賞春の想定でした。これは予想どおりだったので先のタキオンの因子イベントから用意できてました。ただ、肝心のロブロイさんがこのレースに向いているかというと…、正直かなり怪しい。2周年で追加された進化スキルのおかげで長距離にも対応できるようになったとはいえ、先行メインでいけるのかというと…、厳しそうだなと。実際、最初は差しで育成してました。でも差し向けのサポカがイマイチなのでうまく育成できないんですよね。

ちなみに進化スキルはかなり恵まれています。中距離用だった「光芒円刃」は長距離にも対応しつつ”すごく”スキルに強化。金回復の「レースプランナー」も回復量が”すごく”スキルに。現環境って進化スキルがめちゃ強力だと思うので、2つとも有効な性能であることは重要です。逆に進化スキルの片方か、もしくは両方が有効でない場合、厳しい戦いになってしまうと思います。そういう意味でも今回のロブロイさんは恵まれていました。とはいえ、先行が厳しいことに変わりはありません。

▲ロブロイさんの進化スキル。どちらも長距離向けに対応された感じです。

先行が厳しい理由は、やはり終盤加速スキルの不在です。京都3200mは向こう正面の第3コーナー手前から終盤に入るため、有効な加速スキルは追込の「迫る影」、差しの「無我夢中」、あとはキタサンブラックや新衣装セイウンスカイの固有スキルなどです。先行・長距離向けの加速は「渇望する怪物」がありますが、現時点ではサポカからは習得できず、実質新衣装ナリタブライアン専用になっています。ではどうするか。

ここでキタサンブラックと新衣装セイウンスカイの固有スキルに目を付けました。どちらも逃げのスキルながら2番手でも発動するやつらです。アリエス杯はおそらく差しと追込が多く、逃げと先行は少なめになるだろうと予想し、それなら先行でも2番手という条件を満たせるのではないか?と考えたのです。逆に差しや追込は人数が多く、後方の順位条件を満たすのが難しくなるかもしれない。というわけで、先行ながら「Do Ya Breakin!」を継承させました。キタサンではなくスカイを選んだのはフレンドにたまたまいい感じのスカイがいたから。ありがとうマイフレンド。

▲掴っもうぜ! 加っ速スッキル!(画像は関係なし)

それ以外の終盤加速スキルですが、幸運なことにロブロイさんの育成シナリオ上で「本領発揮」(「渇望する怪物」の前提スキル)は習得できるんですよね。ただし、クラシック級の有馬記念でシンボリクリスエスに勝つことが条件なので、やや厳しめです。あそこのクリスエス先輩は2年目にしては強烈なステータスで負けイベントみたいなものなんですが、絶対無理というほどでもないのが救いです。あとはSRマンハッタンカフェを編成して「登山家」も習得。上り坂は序盤と終盤手前なので有効に発動するかどうかは運ですが、金加速スキルがないんだから賭けるしかありません。ついでに「真っ向勝負」も取りました。質より数で勝負だぜ!

そして育成できたロブロイさんはこんな感じ。UF2という評価は弊トレセン史上最高。しっかり長距離適性Sも付けられました。パワーが1200未満ですが「良バ場の鬼」があるので調子次第で「脚色十分」も発動可。中盤スキルもひと通り揃ってますし、終盤は上記の加速スキルで加速してメジロマックイーン固有から自前の固有に繋ぐ、というプランです。これは結構イケんじゃね?と練習モードで走らせてみたら…、イケるなんてもんじゃなかったです。弊トレセンではぶっちぎりでした。ただし、それは相手の編成が想定内だった場合のみ。そうでない場合は…、と考えても仕方ありません。推しで勝つには細い勝ち筋でも通すしかないのです。あ、ルームマッチはやってません。こわいから。

▲自分史上最高の仕上がり。チャンミのたびに言ってるけど本当ですからね!

チームメンバーは新衣装サトノダイヤモンドとマンハッタンカフェにしました。むしろダイヤさんがエースになりそうな編成ですけど、先にも述べたとおり差し向けのサポカがイマイチなんですよね。なので、この2人は「スタミナグリード」要員です。でも完全なデバフ要員というわけではなく、普通に育成して自前のデバフを習得させた感じ。一応、サクラローレルも考えたのですが、さすがに間に合いませんでした。めちゃくちゃ強そうなんですけどね。

過去最高の予選

いよいよアリエス杯本番。実戦ではどうなるかと内心不安でしたが、予選では思った以上に勝てました。相手チームの編成はほぼ想定どおり。すなわち逃げ先行少なめで差し追込いっぱい。なので、こちらも想定どおり、ロブロイさんの加速でぶっちぎって勝利できました。やったぜ。

2日目終わった時点での勝率は6割ちょいで弊トレセン史上最高。やはり傾向の予想とその対策ですね。これがハマるとこんなにも気持ちいい。とはいえ、チャンミの初日は毎回「今回はイケる!」と言っててその後はけちょんけちょんにされるので、Aグループに入ってからが本番です。チャンミはこわいのう。

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▲後半からトコトコ前に出てぶっちぎるロブロイさん。これが英雄の走り。(2倍速)

過去最高のAグループ

Aグループでの3~4日目。さすがに勝率はやや落ちたものの、それでも最終的に55%ほど。(これはロブロイさん単体の勝率。正確にはダイヤさんも少し勝ってたのでもうちょいあるかも) 過去この時点でこれほどの勝率だったことはないので「マジでいけるか?」ってなってました。それでも疑問形なのは、いうて55%だから。失敗率45%トレーニング、踏まないよなぁって思っちゃうんですよね。ネガティブ。だってUF7とか8とか相手に露骨な力負けとか見せられるとね? もちろんそれだけじゃなく、負け試合の負けパターンもいくつか見てきているからです。

負けパターンはいくつかあるんですが、稀にある回復スキルの不発は確率なのでもうどうしようもないとして、1番キツイのは差しや追込にやられるパターン。特にこちらの加速がうまく発動しているにもかかわらずブチ抜かれていくケースですね。ミスターシービーとナリタタイシンあたりがこの筆頭でした。あとはサクラローレル。中盤で進化スキルと固有スキルをしっかり発動してきた彼女、マジでどうすんのあれ…。この時期にもう仕上げてきてる人がすごいとしか言えないですけども。ちなみに、実はもっとも恐れていたのはメジロパーマーの大逃げなんですが、1回しか当たらなかったのでこれは幸運でした。レース展開くちゃくちゃにされますからね。決勝ではこのへんと当たらないことを祈るのみ。

▲力負けは仕方ないけど想定通りのレース運びだったのに負けるのは堪えます…

伝説を刻む日

お祈りが通じたのかどうかはわかりませんが、決勝の相手チームはUF2が2人のみだったので露骨な力負けは避けられそうなメンバーでした。ナリタタイシンはいたけどそれ以外に苦手ウマ娘の姿はなく、逃げ2人、先行2人、あとは差し追込という想定内の面子。白いサトノダイヤモンドが3人いるのももう見慣れた光景です。これはマジであるか?

では実際のレースをご覧ください。

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1番人気こそブライアンに譲ったものの、ロブロイさんは2番人気。人気上位なら固有スキルが”すごく”スキルになるので重要なんですよね。また、このブライアンはどうも出遅れてしまったらしく、かなり不運な感じでした。出遅れから沈む展開、わかりますよ。こちらも何度か経験してますからね。でも勝負とは非情なもの。こちらとしてはラッキーでした。

ただ、序盤から逃げ2人が差をひろげて縦長の展開になってしまったのは厳しいところ。普段は逃げが複数いてもここまで差をつけられることはあんまりなかったんですよね。事実、継承させた新衣装セイウンスカイの固有スキルを最速発動させることなく終盤に突入。最終コーナーでもあまり差を詰められているように見えなかったのでやばいか?と思ったんですが、最終直線に入ったところで勝ちを確信しました。うちの娘の固有は”すごく”固有だぜ! 掲げよ!己が魂の剣を!(Lv6!) というわけで勝利です。やったぜ!

▲最終戦績。もちろん弊トレセン史上最高。

カーテンコール、あるいは幕開け

そんなわけでアリエス杯、優勝しました! チャンミ2回目の勝利にして「推しで勝つ」という人生の実績を解除することができました。もう思い残すことはありません。ありがとうロブロイさん、ありがとうウマ娘。とか思っていたら…

『序章』…? ロブロイさんにとってこんなのはまだ序章ってことなんですか?! あ、いえ、さすが英雄は言うことが違いますね。ではとことんお付き合いしようじゃありませんか。

さて、来月から新イベントでチャンミは2か月に1回になるそうですが、今後ともよろしくお願いします。トレーナーのみなさまにおかれましても、最高にかわいくてカッコいいウマ娘・ゼンノロブロイさんを何卒よろしくお願いいたします。

▲あの日キミに感じた何かを信じて。
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