【世界樹と不思議のダンジョン】プレイ日記 4人パーティのローグライクRPGは安定感はあっても安心感はない模様

第7迷宮をクリアしたところで一区切り。ランダムダンジョンの探索はまだまだ続きますが、ここまでのプレイ感やら感想やらもろもろを書いておきます。4人パーティでのローグライクRPGは安定感があるようで、安心感はないので意外と疲れますが楽しんでます。

やってることは「不思議のダンジョン」だけどプレイ感は「世界樹の迷宮」という、逸材な調和をみせるコラボタイトル『世界樹と不思議のダンジョン』をプレイ中です。大体どんな感じのゲームかは前回の1stインプレッションを参考にどうぞ。

前回は第4迷宮を突破したところで書いたものです。開発者の人がいうには「第3迷宮までがチュートリアルで第4迷宮から本番」とのことですが、個人的には第5迷宮からが本番なんじゃないかと感じました。というのも、第4迷宮から強敵”D.O.E”が登場し、本作ならではの戦略・戦術が要求されるようになり、次の第5迷宮からすべての要素を詰め込んだ応用編になっているからです。

今回は『世界樹と不思議のダンジョン』がプレイヤーに牙をむく第5迷宮から第7迷宮をクリアしたところでの感想になります。このあたりはダンジョンの道中が段違いに長くなり、敵の強さ、いやらしさが格段に上昇、D.O.Eもガンガン湧いてくるという状態になります。しかしプレイヤー側も戦力が整ってくるため、一気に楽しくなってくるところでもあります。

ボス戦よりもダンジョン道中が本番

世界樹と不思議のダンジョン 第6迷宮のボス戦

第3迷宮のボスで最初に全滅を味わってからは全滅もなく割と安定して進めてます。最初の全滅がボス戦だったので、今後もボス戦は厳しくなってくるだろうと思っていたのですが、以降のボス戦は苦戦といえるほどの苦戦もありませんでした。いや、第5迷宮のボスはちょっとしんどかったかな…。

ボス戦がそれほどつらくない、と感じるのは考えてみれば当然かもしれません。ボス戦は全キャラクターを順番に操作できるSRPG方式のバトルになるため、ランダム性がほとんどありません。道中のように偶然の事故は発生しづらいのですよね。

また、パーティの構成の自由度を確保するため、よほど無茶な構成にしていない限りはちゃんと倒せる難易度になっている、ということもあるでしょう。その気になればソロでもすべてクリアできる設計なのではないでしょうか。もちろん、その場合はかなり厳しくなるでしょうけど。

で、ボス戦が楽ならカンタンなのかといわれると、そうではありません。ダンジョンの道中がなかなかの歯応えになっています。といっても、全滅のピンチになることはあまりないのですけど。命のやりとりとは別のところで、ランダム性による事故の恐怖が常につきまとうのであります。

1番怖いのが幻惑の状態異常でアイテムや装備品をブン投げはじめること。貴重なアイテムや高価な強化装備が一瞬で消失するのは恐怖以外の何物でもありません。次に怖いのがワープの罠でパーティが分断されること。メディックが単独で遠くの部屋に飛ばされてしまうとマジで困ります。

これらの事故は防ぐ手段がないわけではありません。状態異常回復や罠破壊のスキルという解決方法は用意されています。といっても、これで100%確実に防げるかといえば、状況次第なところもあるので事故るときは事故るのですよね。そうそう事故ることがないとはいえ、肝を冷やす場面は本当に多いです。実際に苦戦しているわけではないのになんだかドッと疲れたりするのはこういうことが原因なのかも。

砦を作って”D.O.E”の防衛戦線を構築

「世界樹の迷宮」といえば、マップ上に表示される強敵”F.O.E”が特徴的でした。倒すのではなく避けて進むことが推奨され、パズル的な鬼ごっこになるのが「世界樹」でした。しかし、今回の”D.O.E”は避けてばかりはいられません。ヤツらはダンジョンの上層へ侵攻し、最後は街を襲撃にくるからです。

D.O.Eの侵攻を食い止める方法は戦って倒すだけではありません。ダンジョン内に砦を建設しておけば追い返すことができます。控えのギルドメンバーを砦に派遣すれば防衛線も可能。たとえ負けてしまったとしても、砦が破壊されるだけでD.O.Eはダンジョンの下層へと引き返してくれます。

高価な砦にはさまざまな補助効果があるのですが、主に樹海機軸による中継地点としての価値が高くなります。なので、できるだけ下層に配置していきたいところですが、ダンジョンの構造は枝分かれしているため、枝が集束するところに配置するのがいいでしょう。

いいでしょう、なんて言っておきながら、中継地点として設置するものだからめちゃくちゃな配置になってるわけですが。中継地点として作った砦が次のターンで即破壊されたのも苦い思い出です。といっても、いまのところ1度も街への侵攻を許していないのでなんとかなっているのも事実。大体なぎ倒して進んでるからなのですが、補給のために帰還するハメになるのでオススメできません。D.O.Eはどんどん湧いてくるのでいちいち倒していたらキリがないのですよね。

考えてみれば、1階に通常砦を置いておけば保険としては十分だし、防衛隊を派遣しておけばまず問題なさそうな気がします。なんにせよ、街への襲撃を許してしまうと施設が破壊されて法外な修理費を要求されるとのことなので、保険にかかるコストはケチらないようにしたいところ。

実は、砦は街中のメニューからでも設置可能です。「お金を抱えてダンジョンの奥まで潜るのは大変だなぁ」なんて考えている時期がボクにもありました。ダンジョン内で通信機器が使えるくらいだもんね…そりゃ建設くらいわけないですよね…。(※2015/3/12追記 街中のメニューから砦を作るには、ダンジョン内で1つ以上の砦を設置しておく必要アリ)

金欠に金策に

このゲーム、お金が足りません。全然足りません。装備品に鍛冶、施設のアップグレードに砦の建設…ナンボでもお金がかかります。力こそ正義とは申しませんが、正義を行使するにも力は必要であり、金で力が手に入るのですから、世の中金です。

お金を稼ぐ方法は、ダンジョン内で直接拾うか、敵を倒して素材アイテムを売るか、というところ。クエストやミッションでもお金が報酬になっているものがありますが、所詮はあぶく銭です。街のリーダーから仕事の報酬として受け取った金を街の施設に投資して発展させる…なんだこのマネーロンダリングは。マガンさん、さわやかイケメンだけど腹の中はどうなってるんですか。

期間限定で無料になっているDLCクエストでお金が稼げるものがあり、何度も挑戦できるようになっています。このクエスト、最初に1回やったら大金が転がり込んで「これは救済措置を超えたバランスクラッシュ案件では…」と控えていたのですが、そうも言っていられなくなりそうです。

そもそもお金がないのは、収集スキルをさっぱり上げてないからのような気がしてきました。フーライの収集スキルが状態異常回復スキルの前提なので少し振ってみたら、何やらモリモリ拾うようになったので「察し(あっ)」ってなりましたね。店に並ぶ装備の素材がなかなかそろわないのも同じ理由なのではないかと。

そんなわけで今回も収集スキル高い系で固めた収集パーティが必要かなと思う次第。とはいえ、第7迷宮クリアまではなんとかなっているし、施設の改修も終わりがみえてきたので今更感もあって迷いどころであります。1軍パーティにちょっとでも収集スキルを振っておけばもっと違った結果になっていたのかも…。

知らない妹がどんどん出てくる

各迷宮に1回、プレイヤーのことをお兄ちゃんorお姉ちゃん呼ばわりしてくるNPCを捜索するクエストが発生します。君たち一体誰なの。このクエスト作った人は何なの。



「世界樹」のキャラクターは伝統的に目のハイライトがありません。魂はプレイヤーが入れるべきものだとかそんな理由だった気がしますが、ハイライトの消えた目で物騒なモノを持って「おねえちゃん!みつけたよ!」とか言われてもサイコにしか見えず、恐怖しかありません。こわい。

各職業の雑感

メインパーティはフーライ、パラディン、メディック、ガンナーで進めています。かなり手堅い構成なんじゃないかと。一通りの職業でキャラクターを作成し、砦に派遣して防衛隊として運用しています。全部触ってみたところの雑感を書いておきます。

・フーライ

探索のプロ、というだけあってダンジョン道中での便利スキルが揃ってます。特に「罠破壊」は罠の増える後半になればなるほど役に立つスキルですね。刀の攻撃力が高いので通常攻撃の威力もアリ。任意で倍速化できる「脱兎の如し」は火力だけでなく、さまざまな状況で使える便利スキル。各種族特化の攻撃スキルややや習得コストが気になるので習得するなら絞った方がよさげ。

・パラディン

硬い硬いメイン盾。「挑発」で敵を引きつけつつ防御力もアップするので1人いるだけで安定感がマシマシになります。敵を引きつける都合上、攻撃をする機会も多くなるため、ちゃんといい武器を持たせておけばダメージ源としても十分。状態異常回復の「リフレッシュ」も習得できるので心強い。さすがですししょー。「世界樹」では3属性シールドも必須でしたが、今回はまだあんまり活躍の場がないですね。3竜戦になれば出番あるかな?

・メディック

回復メインの安定化要員。主に後衛だけど盾が装備できるので防御もそこそこで生存能力高め。「へヴィストライク」は1だけでも習得しておくと麻痺効果で敵の行動を阻害できるので便利。気になる「オートヒール」はマスターまで振ってみたところ、対象のHPが半分以下で発動、確率は30%くらい?といったところ。

・ガンナー

後方からの支援職。後衛のアタッカーではあるものの、銃の攻撃力が低めなので火力はイマイチ。状態異常や縛りによる遠距離からの先制で支援するのがメインになります。といっても「ダブルアタック」や「ウィークショット」をあわせればそこそこの火力になるし、ボスやD.O.E戦だと「チャージショット」や「跳弾」による瞬間火力が期待できます。状態異常回復の「ドラッグバレッド」も便利。CPU操作だとすぐにTPを使い切ってしまうのでスキル使用のOFF設定を忘れずに。

・ソードマン

前衛のアタッカー。3属性リンクを中心にスキルを構成してみたものの、リンクスキル自体は思ったほどの火力になりませんでした。しかし、他職の多段ヒットスキルを組み合わせることでバカにならない威力を発揮。また、リンク状態が状態異常の1つにカウントされているため、D.O.E戦では重要な役割を担ってくれます。

・ルーンマスター

後衛のアタッカー。3属性のどれかに1つに特化させて火力を確保するのがよさげ。雷属性の麻痺が強力なので、まずは雷を習得するのがいいかも。防御面には不安しかないので砦の防衛隊として派遣した場合、D.O.Eの隣に湧いて開幕ワンパンでノックアウトなんてことも…。貴重な広範囲攻撃持ちなので、どちらかといえばダンジョン道中に向いている気がします。

・ダンサー

回復、支援要員。「リジェネワルツ」「フレッシュワルツ」で継続的にHPと状態異常を回復してくれるのでD.O.Eやモンスターハウスなのの長期戦で活躍できます。「剣の舞」による火力や「ブラストセーブ」によるブラストスキルの有効活用など、ダンジョン道中においても便利な職業。

・カースメーカー

状態異常付与の支援職。毒、睡眠、テラーなどを部屋全体にまき散らせるのが強力です。自身の攻撃能力はイマイチですが、敵の攻撃能力を一気に奪えるのが強み。状態異常が必須になるD.O.E戦ではもちろん、ダンジョン道中でもかなり使えます。砦の防衛隊では1軍間違いなしですが、状態異常が通りにくくなる後半のボスでは出番が限られるかも。

・シノビ

トリッキーな前衛アタッカー。分身の前提なしで即座に使えるようになった「多元抜刀」の火力が光ります。刀が装備できるので通常の火力も高め。「忍法 含針」の遠距離攻撃や「鷹乃羽」の移動攻撃など、さまざまな状況に対応できるのも強み。回避能力が高いとはいえ、打たれ弱いので事故には注意。

・プリンス/プリンセス

号令による全体支援係。状態異常を未然に防げる「予防の号令」は本作の最強スキルの1つといっても過言ではないかも。ただし、各種号令の効果が本人に及ばないことが多々あるのがネック。敵の強化を解除できる「リセットウェポン」は同士討ちによる敵のレベルアップも解除できるため、混乱との相性がいいです。サブクラスもグリモアもない今回、攻撃能力にやや不安も。「エミットウェポン」は前提のコストも重くてムズかしいところです。

クリアしてからが本番というかなんというか

RPGにおいてクリア後のやり込み要素はやりたい人がやるもの、ってイメージでしたが、本作はそこまでやらないと消化したことにならなさそうな印象なんですよね。というのも、ストーリー的にまだ問題が解決できていない状況でスタッフロールが流れてしまうので。ボクはクリア後にやり込むかどうかはそのときの気分次第なのですけど、今回はやらないわけにはいかない感じですね。

そんなわけで『世界樹と不思議のダンジョン』、まだまだ終わりそうにありません。っていうか、これ終わるんでしょうか。

古代祐三
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