【デレステ】ぬるいプレイスタイルで「アタシポンコツアンドロイド」イベントに挑んだ結果

現在プレイ中のリズムゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』で初となるイベントが開催されました。ぬるま湯に浸かりきったプレイスタイルのボクですが、報酬に惹かれて最後まで走り切ってみました。その経過と結果について、報告していきましょう。

『デレステ』の初となるイベントを走り終えました。ボクはもともと音ゲーをあまりプレイしておらず、得意ジャンルではないのですが、『デレステ』は下手でも下手なりに楽しめる仕様だったため、苦しい戦いを予想していたのですが、イベントも下手なりに楽しめる仕様のようだったので、最後まで走り切ってみました。

これは、ぬるま湯プレイヤーの11日間の足跡です。

ぬるま湯プレイヤーがランクイン狙うなんてバカな

イベント「アタシポンコツアンドロイド」の仕様は、通常曲クリアで入手できる「オトメモリ」というポイントを消費して、イベント曲をプレイできる、というもの。イベント曲は「オトメモリ」を使うため、スタミナは消費されません。要するに、いつもどおりプレイしつつ、ポイントが貯まったら追加でイベント曲をプレイできるということです。経験値も入手できるので、お得ですね。

イベント期間中は通常曲でもイベント曲でもクリア時に専用のポイントが加算されていき、一定数までポイントが貯まるごとに報酬が出るシステムになっています。また、累積ポイントと1ゲームでのスコアによるランキング上位者には、イベント期間終了後に報酬があります。入手できるポイントは難易度やスコアランクによって増減し、当然、腕の立つプレイヤーが有利。とはいえ、ポイントは累積なので、低難易度でも回数をこなせば報酬を狙えるようになっています。ありがたい。

報酬の目玉は、10,000ptでのSR小日向美穂とポイントランキング10万位以上でのSR安部菜々ことウサミン。さらにポイントを貯めればもう1枚の追加があり、ランキングも上位になればなるほど、ウサミンの枚数やスターランクが上がっていく仕組みです。

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ アタシポンコツアンドロイド

累積ポイントによる小日向美穂はやれば誰でも入手できるため、まず最初の目標としました。ウサミンについては他のプレイヤーがどれだけ走るか次第ですが、10万位ならなんとかなるかな、といったところ。スコアランキング上位報酬はルーム家具については、腕と戦力がモロに出るため、早々に諦めモード。SR小日向美穂とウサミンとの両方を1枚ずつゲットが目標となりました。

スタート時は、10,000ptで10万位くらいの設定なのかな?と予想していました。残念柄が、この予想は大きくハズレることになります。「10万位くらいならやれそう」と思わせるCygamesの作戦にまんまと引っかかったというわけですが、このときのボクはそんなことを知る由もない。

今回のイベント開始時における手持ちの戦力は、SRが2枚、Rが11枚、SSRはゼロです。イベント曲はCute属性なので、Cute属性に限って言えば、SR1枚にR4枚で、ギリギリユニットを組める戦力で、SRフレデリカにすべてが託される状況でした。ボクの腕については、難易度Regularばかりまわす生活から少し抜け出し、難易度15(Proでは最低値)あたりでフルコンボを達成しつつあるくらい。Master?知らない子ですね。

イベント開始前の状況についてはこちらも参考にどうぞ。

そんな感じで、いざ「アタポン」!

前半戦・きゅんときた瞬間にPROがはじまったの

「アタポン」はProの難易度17だったので、15あたりでヒィヒィしてるボクはビビッてRegularをまわすところからスタート。さすがにRegularはフルコンボも余裕なので、サクサク進みます。初日はレベルアップ時のスタミナ回復もあって、一気に2,000pt以上を稼げていました。「1日で2,000ptなら5日で小日向美穂ゲット?なんか余裕じゃね?」と、このときはまだまだ楽勝気分。

Regularを10回やってクリア報酬が早々に埋まってしまったので、おっかなびっくりProへ。すると、意外となんとかなる。というか、スコアSをとれる。ということで、2日目の途中からは難易度Proを回すことにしました。1日の平均は大体2,000ptくらいで進行し、折り返しとなる5日目には予定どおり10,000pt達成報酬のSR小日向美穂をゲット。やったぜ。

この頃のボクの腕はというと、難易度15のすべての曲でフルコンボを達成して難易度16に挑戦中でした。難易度15といえば、「お願い!シンデレラ」や「とどけ!アイドル」、「S(mile)ING!」あたり。ライフ重視の編成で練習していたのですが、「そもそもフルコンボを狙えるくらいなんだから、ライフ重視とかいらなくね?」と、ようやく気づき、普通のスコア重視編成で挑むように。あと、3Dモデルのダンスなどまったく見ていられないので、2D軽量モードに妥協するようになりました。ゴメンなさい。

折り返しとなる10月1日にはガシャが更新されたので、貯まったスタージュエルを10連に突っ込んでみました。結果はこちら。

SR1枚のみ…要するにハズレなのですが、Cool属性の戦力はR2枚のみだったので、SR小梅ちゃんはありがたいところ。これでCool属性もSR1枚にR4枚で編成が可能になりました。残念ながら、今回のイベントはCute曲ですから、追い風にはならないのですけれども。紗枝はんの総合値が手持ちのR杏より高いので、ほんの少しだけ戦力アップ。

ともあれ、ユニットにSR小日向美穂を迎えてSR2枚体制で後半戦へ。

後半戦・ポンコツなボーダー予想 もうすぐ弾けそうよ

10,000ptを達成できたので、目標を15,000ptの2枚目のSR小日向美穂に上方修正。ペースを考えると問題なく達成できそうですけど。ポイントランキングは6万~7万位くらいをウロウロしているため、このままのペースでいけば10万位以内はイケそうなので、SRウサミンも問題なさそう。しかし、ランキングをよく見てみると、上位ボーダーの5万位とは1,000pt差くらい。「SRウサミン2枚取りも夢じゃないのでは?」と、こちらも目標を上方修正。5万位以内を目指すことになりました。

予定どおり、15,000ptを通過して2枚目のSR小日向美穂をゲット。「これでダブルSRたぬきだぜ!」と息まいていたのですが、ここで問題が。本作は、同じアイドルでもユニットに編成できる仕様ですが、「同じ絵柄のカードは編成できない」のです。つまり、特訓後の最強状態であるSR小日向美穂を2枚同時に使うことはできません。知らなかった、そんなの…。特訓前と特訓後を編成することは可能ですが、総合値は「特訓前SR<特訓後R」なので…ハイ。

これで「SR小日向美穂x2、SRウサミンx2、SRフレデリカ」というSR5枚編成の夢が潰えました。同時に、ウサミン2枚の5万位以内を目指す意思も揺らいだのですが、「でも狙えそうだし…もうちょっとで手が届きそうだし…」と欲望の赴くままに走り続けます。

この頃のボクの腕はというと、難易度16の曲もすべてフルコンボを達成し、難易度17に挑戦中でした。自分でも驚くほど順調です。難易度16で1番キツかったのは「メッセージ」でしょうか。Masterでも難易度詐欺といわれてるのをよく見かけますが、Proでもそんな印象。難易度17といえば、今回の「アタシポンコツアンドロイド」がまさに17なので、なんとしてもフルコンボを達成したいところ。でも、毎回サビのところでつまづくんですよね…。

難易度Proのフルコンボロードは順調だったものの、イベントのランキング順位は6万位くらいから動かず、目標の5万位にはさっぱり近づけないまま、終盤戦を迎えます。

終盤戦・石割っちゃおっかな(割っちゃえ!)

終盤のラストスパートには、作戦を用意していました。ここまでに貯めこんでいたスタミナドリンクを全部突っ込む作戦です。ありきたりですが、こういうときのためにログインボーナスなどでもらった回復剤は残しておくものです。数は多くありませんが、1,000pt差を埋めるだけなら十分のはず。

迎えた最終日、スタドリをガブ飲みして走った結果、49,000位まで順位を上げたものの、ボーダーも恐ろしい速度で加速。考えることはみんな同じということでしょうか。順位はともかく、ポイントを見るとめっちゃ団子になっているので、数ポイントの差が明暗を分けそうな展開。「それでも10万位は固いだろうけど…いや本当に?」と疑心暗鬼に陥るほど。10万位とか余裕っしょと思わせておいてこれですから、図ったなCygames!

スタドリを飲みながら連続でプレイした結果、難易度17の曲もすべてフルコンボを達成。「Never say never」の5連フリックとか「ØωØver!!」のギターパートとかに泣かされながらも、なんとか全部つながりました。続いて手を出した難易度18の「Shine!!」でもフルコンボを達成。『デレステ』をはじめた当時は「お願い!シンデレラ」のProで即死していたのに、人間やれば成長するものだと、我ながらしみじみ感動。

しかし、難易度17の「アタポン」は未だにフルコンボを達成できないまま、イベントは残り30分。スタドリを使い果たすまで走り切ったというのに、順位は5万位前後を推移。流れてくる情報でもボーターは加速するばかり。「これはマズイかもしれない…」と、ゲームを起動すると、タイトルコールがなんとウサミン。これはもう、やるしかない。

……ちひろが、ほんの少しスタドリを寄こしてくれていればボクは──「アタポン」を走り、フルコンを達成して、幸せに寝ていただろう。でも、そうはならなかった。ならなかったんだよ、李衣菜。だから────この石はここで割るんだ。

断腸の思いでスタージュエルを割ってスタミナを補充し、ラストステージへ。えっ?今まで割ってなかったのかよ!?と頭を撃ち抜かれそうですが、ハイ…割ってませんでした…シバ山、頭を撃ち抜かれます…。自然回復のスタミナをできるだけ無駄にならないよう、レベルが上がりそうなときは「オトメモリ」を貯め込むなど、ケチくさくまわしていました。ここで割った100個の石も、TVCMキャンペーンでの貰い物です。Cygamesさんゴメンなさい、ボクは悪いプレイヤーです…。

ともあれ、ラストスパートに賭けた残り15分。スタミナとポイント的にこれが最後だろうと思われた難易度Pro「アタポン」で、奇跡が起きました。これまで何度やってもサビで降り注ぐノーツにNice!(笑)されていたのですが、ラストチャレンジでギリギリつながりました。そう、フルコンボ達成です。71回目の挑戦にして、ようやくフルコンボ。おめでとうボク!ありがとうウサミン!

結果・ランキングはとっくにショートしたの

個人的には劇的な幕切れとなった「アタポン」イベント。終了直前の時点では、28,506ptで48,549位にランクイン。ラストのボーダーの加速っぷりからは怪しいラインですが、やれることはやりました。やりきった感はありますね。

で。

気になる集計結果は……。

…無念。50,001位が28527なので、その差は21pt。通常曲をあと1回やっておけば通過できたラインです。敗因は、終了直前にあと1曲プレイすればレベルが上がる、という経験値の状況だったため、スタージュエルをケチったこと。ここからボクが学んだ教訓は1つ。「ケチはいけない」 Cygamesは正しい。

目標には及ばなかったものの、当初の目標である10万位は軽く超えていますし、SRウサミンも手に入りました。なので、悲観するようなこともありません。個人的には、あれだけやっても達成できなかった「アタポン」のフルコンボがギリギリ達成できたのが何よりも嬉しい。

思い返せば、フルコンボを達成すると次の曲に挑戦する、というプレイスタイルなので、早期に達成していればモチベーションを維持できていたか怪しい。そう考えると、イベントを最後の瞬間まで楽しめたのは、難易度と自分の腕がピッタリ合っていたことが大きいのかもしれません。

イベント期間中に難易度17までの曲すべてでフルコンボを達成し、現在は難易度18に挑んでいる最中です。イベント終了時にはProでフルコンボを達成が18曲で、実際にかなり上達してる感アリ。といっても、元の腕がないに等しいのですから、当然っちゃ当然なのですけれども。さすがに、そろそろぬるま湯とは言えなさそうですが、熱湯というわけでもなく、ちょうどいい湯加減。

何にせよ、上達を実感できるのはゲームをやっていてもっとも楽しい瞬間の1つですから、ボクはいま非常に楽しめています。周りがMasterだのフルコンだの言っているとしても、アニメ版の杏が言っていたように「自分のペースが1番」。自分自身と向き合って音ゲーマーとして輝きはじめた…?

というわけで、イベントを走り切った結果報告でした。イベント翌日だというのにアップデートでいろいろと追加があるようですが、次のイベントまでは間があるでしょうから、しばらくはのんびりやっていこうと思います。では、みなさまも輝かしいシャンシャンライフを。

http://cinderella.idolmaster.jp/sl-stage/

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