今週はずっと『Hollow Knight』を進めていました。昨夜やっとクリアできたのですが、プレイ時間をみると23時間オーバー。予想していた3倍くらいのボリュームでありました。しかも、どうやらエンディングに分岐があるらしく、真の結末を見るためにはまだまだ探索が必要らしい。となると30時間コースになるかも。なんというボリューム。
『Hollow Knight』はいわゆるメトロイドヴァニアなのだけれど、開発者曰く「メトロイド」「リンクの冒険」「ファザナドゥ」タイプのゲームだそうで、言われてみれば確かに”ヴァニア”要素はあまりないかもしれない。どちらかといえば「デモンズソウル」や「ダークソウル」の影響を強く感じさせてくれます。ダークな雰囲気とか死亡時の所持金ドロップとかもそうですが、何より難易度の高さ。一筋縄ではいかないボスたちに悪戦苦闘しながら、ついに撃破できた瞬間に得られる達成感などはまさに、といった感じ。
で、激闘の果てに辿り着いたのが(たぶん)ノーマルエンドだったんですけどね、あまりにも悲しいんですよ、ラストバトルが。ネタバレはしたくないので詳しくは書きませんが、めっちゃ強いラスボス相手に「クソが!」「今の無理だろ!!」「ふざけんな!!!」と罵声を吐きながら何度もリトライさせられていたにも関わらず、戦いの終盤ではそんなラスボス相手に「おいウソだろ…」「もうよせ、戦うんじゃない!」「やめろ、やめてくれ…」と悲哀に満ちた言葉しか浮かんでこない心境に。演出ってすごい。
さて、これから真エンドまでやるかどうかはわかりませんが、後日レビュー記事は書くと思います。20時間以上も付き合えばいろいろと積もる話もあるわけで、たとえば、落とし穴の下が即トゲだった話とか、2段ジャンプや空中ダッシュなどのアクションが増えるにしたがってイライラ棒化していくトゲトゲマップとか、建物の屋根にもなぜかトゲとか、そんなイガイガな気持ちもなきにしもあらずだったのですけれども、あの結末を受けてなんかいろいろと吹っ飛んでしまいました。ボクって単純。