東京の希望として人々の期待を一身に背負い、善意と悪意の親玉を倒しに向かいます。そしてついに、ニュートラルルートのエンディングです。
クエストをこなしてハンターのチャンピオンになった主人公。マサカド公の力を取り戻すため、善意と悪意の親玉、つまり、ロウとカオスのボスを両方倒しにいきます。
今回は、大ボス2体からエンディングまで。当たり前ですが、ネタバレです。
前回のプレイ日記は以下の記事でどうぞ。
【真・女神転生Ⅳ】プレイ日記15 ニュートラルルート確定で東京へ復帰
善意の大魂を目指してプルガトリウムへ
東京を覆う天井をなくしてしまうと、その上に住む東のミカド国の人々が危ないので、まずは天井側、ロウサイドのボスを叩きにいきます。スカイターミナルからナラクを突破しようとすると、天使の結界がありますが、マサカド公により食べられちゃいます。
なんと力強いお言葉。
結界の先に現れたのは、天使たちの本拠地、プルガトリウム。
プルガトリウムは、歩くたびに床が出現したり、上下が逆になったりと、トリッキーなマップ。厄介なのが、敵シンボルが見えづらいこと。しかも、ここで出現する悪魔たちは、神への忠誠を誓ったものばかりなので、会話が一切できないこともあり、すべて戦うしかありません。
道中、守りを固める天使たちの数は多いのですが、こちとら2周目なので難なく突破できました。しかし、ちょっと面倒だったのが大天使セラフ。
毎ターン「光翼」という反射スキルを使ってくるため、どうすればいいのかわからず、万能属性スキルでゴリ押ししてしまいました。イザボーの攻撃でたまに「光翼」のバリアが割れていることがあったため、属性がかみ合えばよさげですが…。
これ以外にも、大天使はカズフェル、アズラエル、ハニエルと多々登場しますが、みんな同じ台詞を重ねてくるので、さすがのバロウズも飽き飽きのようです。
そういえば、悪魔絵師も、天使は神の使いで神の手足となって働く機械のようなイメージとか言ってましたっけ。メタトロンなんかはまるっきりメカですし。
プルガトリウムにもターミナルがあり、番人が待ち構えていましたが、番人がはなってきた悪魔は魔王マーラと、ロウルートでのルシファーパレスと同じでした。
すべての大天使を倒し、突破した先に待っていたのは、やはり熾天使メルカバーでした。
ロウのボス・熾天使メルカバー攻略戦
戦闘前、ヨナタンの声に罵倒されるのはちょっと辛いのですが、天使と1つになって変わってしまったのでしょうか。ゲスな生まれだなんだのと散々な言われよう。
メルカバーは、「チャリオット」という万能属性の全体攻撃でダメージを与えつつ、命中と回避を下げてきます。自身は「ラスタキャンディ」で強化してくるので、強化、弱体のどちらの対策も必要ですね。また、「コンセントレート」からの「殺風激」などもやってくるので、衝撃弱点は危険かな?
最初の選択肢は「東京の人々」が正解。主人公の全能力がアップします。
メルカバーを倒すと、第2形態に移行します。
第2形態では、「汝抗う事なかれ」という万能属性で複数回攻撃をしつつ、防御力を下げるスキルを使ってきます。威力はそんなに高くないものの、同じキャラに複数回ヒットするとけっこう痛い。「殺風激」に加えて「真理の雷」も撃ってくるので、電撃弱点を出しているとデンジャー。
選択肢は「黙って受け止める」が正解。主人公の全能力が大幅にアップしつつ、HPとMPが完全回復します。
メルカバー戦は、クリティカルや即死などによる事故がないため、そんなに苦戦する要素がない感じですね。メルカバーを倒すと、ついた先は東のミカド国。
まずは善意の大魂をゲット。ここで東のミカド国の人々を東京へ誘導するため、イザボーがパーティを離れます。すべてが終わったら、新宿の「フロリダ」で再会することを約束して、今度は悪意の大魂を目指して、東京へ戻ります。
市ヶ谷駐屯地からルシファーパレスへ
悪魔王ルシファーは、無限発電炉「ヤマト」の鎮座する市ヶ谷駐屯地にいます。ロウルートのときと同じく、市ヶ谷駐屯地の入り口からルシファーパレスへ向かいます。
ルシファーパレス内の構造などはロウルートで来たときと同じですね。ベリアル、ルキフグスとの戦いも同じ…なので省略。
【真・女神転生Ⅳ】プレイ日記13 ロウルート最終決戦!その結末とは | シバ山ブログ
ルシファーパレス内にもターミナルがあるのですが、ここで番人がはなってきた悪魔が神獣バロンと鬼女ランダ。
ここでは、この2体を倒しても終わりません。この2体を合体させて…。
うわひどい。まさに最強の悪魔を連れてきます。
シヴァは物理反射、火炎と電撃を吸収と、ダメージの通せる攻撃が限られるため、メンバー構成には注意。「アンティクトン」は全体に万能ダメージを与えつつ、全能力をダウンさせるという凶悪な性能。そこから「冥界破」に繋いでくるので危険です。
このターミナルを解放すると、晴れて全ターミナルを発見したことになります。ここでようやく番人のおじさんが自分のことを話してくれます。
なんにしても、シヴァを召喚できるほどの腕前なら、どこへいってもやっていけそうですけど。
カオスのボス・悪魔王ルシファー攻略戦
ルシファーパレスの最深部に待っていたのはワルター。
あれ?ルシファーじゃないの?と思ったら、ワルターが変身してルシファーに。どういうことなの…知りたければカオスルートもやれってことですか。
悪魔王ルシファー戦はロウルートと変わりません。違うのは選択肢で、第1形態での選択肢は「東京の人々」、第2形態の選択肢は「じっと相手を見据える」がそれぞれ正解。
ルシファー戦についてはロウルート最終決戦の記事でどうぞ。
【真・女神転生Ⅳ】プレイ日記13 ロウルート最終決戦!その結末とは | シバ山ブログ
ルシファーを倒すと、無限発電炉「ヤマト」の前に出ます。そこにあったのは悪意の大魂。
これで、善意と悪意、両方の大魂が揃いました。イザボーとの約束どおり、新宿の「フロリダ」へ向かいます。
ちなみに、ここに「ヤマト」のリモコンが落ちており、スイッチを押すことができます。スイッチを押すと、砂漠の東京と爆炎の東京へ自由に行き来できます。
東京の夜明け ニュートラルルートの結末へ
新宿の「フロリダ」へ向かうと、入り口で迎えてくれたのは意外な人物。
東京で東のミカド国の人々を見るとなんだか奇妙な感じですが、よくよく考えるとこの人もサムライの1人として東京へ派遣されたりしてたはずなんですよね。
店内に入ると、東京と東のミカド国の人々が一緒になって仲良くしている光景が。
ストーリー中、ずっと「感じの悪い上司」役だったウーゴですが、ここにきてずいぶん丸くなった印象です。神に従って一生懸命働き、蔵書すべてのデータ化なんて重い作業を任されていた彼にとって、東京の自由な空気に触れて、ふっきれたところもあったのかもしれません。
ここだけを見ていると、けっこううまくやっていけそうな2つの国の人々ですが、ここに集まっているのは識者ばかりですからね。特にラグジュアリーズ出身の人々なんかは、この後どうなることやら…。
さて、神の使いも悪魔の王も倒されて、歓喜にわき立つのフロリダ店内から出て、マサカド公に東京の再建をお願いしにいきます。
マサカド公に善意と悪意の大魂を手渡し、いよいよ東京から天井がなくなるときがきました。天井を貫く光、そして崩れ落ちる岩盤。
っていうか、そんな感じで崩れ落ちちゃうの!?危なくね?って思ったのですが、いい加減ボロボロな東京なので、細かいことは気にしなくていいでしょう。
天井がなくなり、差し込む朝日は眩しく、美しい。
最後に、マサカド公やスティーヴンの願った東京の女神とご対面できます。2つに分かれていた東京が1つに戻ることで、失われていた半身を取り戻して、少女から大人の姿になった東京の女神。
その声を聞いてゾクリ。多くを語ることなく、その”声”だけですべてのピースがピタリとはまるような感覚。この演出はニクイですね。
女神の復活を願っていたスティーヴンですから、自らが作ったアプリを女神に似せて作っていたのでしょうね。思い返せば、やはり”彼女”こそがヒロインだったのだな、というすばらしい結末に心が震えました。
というわけで、ニュートラルルートは無事終了です。残すはカオスルートなんですが…なんだかこの結末を見てしまうと、あまりの満足感のため、すぐに3周目に突入する気力が…。