【エルデンリング】「輝剣の円陣」ビルドのススメ

どうも、エルデの王です。今回は王になるために役に立ったビルドを紹介していきます。ビルドの軸になるのは戦技「輝剣の円陣」です。(※魔術の方ではないです) めちゃ強い!最強!…みたいな感じではありませんが、とにかく便利です。敵の攻撃に真面目に付き合う必要がない戦い方になるので、アクションがあまり得意でない褪せ人にもオススメです。これで今日からアナタもカーリアの騎士です。

「輝剣の円陣」の入手方法

「輝剣の円陣」の戦灰はNPCロジェールがくれる武器「ロジェールの刺剣+8」についています。条件はストームヴィル城のクリア(=ゴドリック撃破)なので、そこまではなんとかするしかありません。ロジェールは ストームヴィル城の教会にいたNPCで、魔術っぽい戦技を売ってくれる人です。ゴドリック撃破後に円卓の2階(?)にやってきて武器を譲ってくれます。そのまま装備してもいいですが、 戦灰をひっぺがえして自分好みの武器につけちゃいましょう。

「輝剣の円陣」の強み

▲青いソードビットを展開する「輝剣の円陣」。派手すぎず地味すぎず、格好いい魔法剣士スタイルが実現できます。

「輝剣の円陣」は魔術の青い剣を4本召喚して敵に飛ばす戦技です。ソードビットって感じでカッコイイです。威力は普通ですが、この戦技の強みはそこではありません。 「輝剣の円陣」の強みは以下の3点です。

  • 体勢を崩す性能が高い
  • 自動で発射される
  • 燃費がよい

まず、体勢を崩す性能がやけに高いです。ザコ敵なら1セット、ボスでも3セットくらい当てたら膝をついてくれます。なので、致命の一撃チャンスが増えます。戦技そのもののダメージは普通でも致命の一撃がついてくるのでダメージ効率は爆上がりです。…爆上がりはちょっと言いすぎかも。

また、自動で発射される点も見逃せません。魔術の剣を頭上に展開してから一定時間経過で発射されるのですが、その際プレイヤーの状態は問われません。ガードしていようがローリングしていようが、なんならダメージを受けてダウンしていようが関係ないのです。ということはつまり、防御行動をとったまま攻撃ができるわけです。 輝剣を展開したら盾を構えてウロウロしているだけでアラ不思議! 敵が勝手に膝をついて倒れてくれます。なんて便利!

でもお高いんでしょう?と思われたアナタ。ご安心あれ。なんとFP消費はたったの10です。ボス戦どころか普段の探索でも気軽にホイホイ使っていけます。ちなみに戦技ではなく魔術の方の「輝剣の円陣」はFP消費20なので燃費はよくないです。お間違えのなきよう。

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▲輝剣の前ではラダーンでさえも膝をつく。できる子です。

「輝剣の円陣」の性能をもうちょっと詳しく

「輝剣の円陣」は戦技ですが魔術でもあるようなので、魔術の威力を上げるタリスマンの効果が乗ります。具体的には「魔術師球のタリスマン」と「魔術師魂のタリスマン」ですね。これらを装備すると威力が上がります。同じような魔術っぽい戦技「グレート・カーリア」などには乗らなかったのでちょっと特殊な気がします。あと、霊薬で魔力攻撃力を高める「魔力纏いの割れ雫」の効果も乗ります。威力は普通と書きましたが、このへんのバフを活用すればそれなりの威力になってくれます。もちろん武器の性能にも依存するので魔力派生にするのがベター。ちなみに、体勢を崩す性能を高める霊薬「岩棘の割れ雫」の効果はたぶん乗ってないです。

もう1つ、自動で発射される点についてもう少し詳しく解説しておきます。発射の条件は頭上に剣を展開してから一定時間経過すること、且つ対象が一定距離内にいることです。ド密着でも時間が経過しないと発射されないし、時間が経過しても離れ過ぎていては発射されません。なので、距離を調節することで発射のタイミングをある程度コントロールすることは可能です。また、射程距離自体はこのサーチ距離よりも長いので思ったより遠くまで届いたりします。

発射された剣は少し誘導しますが、高速で横方向に動く相手(騎兵とか鳥とか)には外れることもあります。ただ、命中率に関してはかなり高めです。というのも、敵が発射のタイミングで回避しないからです。『エルデンリング』の敵はこちらの飛び道具を見て回避しているというよりも、こちらの操作に反応している、もしくは攻撃判定が画面に存在したことに反応しているような回避動作をします。マレニアなどがわかりやすいのですが、「輝剣の円陣」の展開時にサイドステップで回避行動をとり、輝剣の発射時には何もせず食らってくれます。なので、普通の飛び道具は回避してくるのに「輝剣の円陣」はバカスカ当たるんですよね。

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▲剣の展開に合わせて謎のサイドステップを踏むマレニア。「輝剣の円陣」は知り得てないようです。

そもそも発射されなくとも頭上に展開した時点で攻撃判定を持っています。なので、大型の敵の下に潜り込んで直に当てる、といった立ち回りも可能です。ダメージは発射時と変わらないので運動エネルギーどこいった?って気がしなくもないのですが、魔術ってそういうものなのでしょう。

「輝剣の円陣」の弱点

弱点としてはまず発生が遅いことです。剣を召喚するモーション自体は小さいですが硬直自体はそこそこあります。また、射程距離内に入っても一定時間の経過がないと発射されないため、近距離で連発したくてもポンポン飛んでいってはくれません。このため、回転率そのものは低めです。

それから障害物にも弱いです。発射後はもちろん、展開中に壁や柱に当たっても消えてしまいます。なので、狭い場所での使用には向いていません。展開した剣が時間で勝手に消えることはなさそうですが、ずっと展開したまま探索するのは厳しいです。燃費が良く汎用性も高い戦技ですが使う場所は選ばされます。といっても、多くのボス戦は開けた場所での戦いになるので、そんなに気にすることではないかも。

あと、ほぼ魔術扱いなので効かないヤツにはとことん効かないことがあります。魔力耐性の高そうな結晶人とかですね。魔力派生の武器とほぼ魔術の戦技では太刀打ちできないので、そういう場合のみ筋力で殴りましょう。また、でかい盾を持った敵にも相性が悪いです。坩堝の騎士とかですね。それから飛び道具自体を否定してくるラダゴンにも厳しいです。厳しかったよ…本当に…。

▲ガード不能の掴み技を持っている相手もしんどいです。真面目に向き合いましょう。…どうして狭間の地まで来て投げキャラと向き合わなくてはならないのか。

「輝剣の円陣」を軸にしたビルド

以上のような性能なので、「輝剣の円陣」を軸にしたビルドは以下のようになります。

  • ステータスは知力>筋力
  • 盾は大盾
  • スタミナも確保

「輝剣の円陣」がほぼ魔術扱いなのでダメージを上げるために知力が必須です。武器も魔力派生にしてダメージを伸ばしましょう。知力を上げておけば他の魔術も使えるようになってお得!…と言いたいところですが、他の魔術のFP消費はこんなもんじゃないので、合わせて精神力も必要になります。FPは強めの霊体を召喚できるくらい確保できれば十分かなと思います。それから筋力を2番手に書いたのは盾を使いたいからです。

「輝剣の円陣」だけで敵の体勢を崩すのはちょっと大変なので、ガードカウンターと合わせて運用するのがいい感じです。なので、盾を装備しておきたいところです。剣が自動で発射される利点とも噛み合います。主な目的がガードカウンターなので大盾がオススメ。大盾を持つには筋力が必要なので「知力>筋力」といったステータスになってきます。 気分は魔法剣士です。ちょっと中途半端に見えるかもしれませんが、魔法剣士ってそういうものです。

ガードカウンターを多用するのでスタミナの確保も必要です。持久力をある程度強化するのはもちろん、霊薬やタリスマンで補強するのもいいでしょう。その場合、最大値よりも回復速度を上げた方が戦いやすいかなと思います。気を付けたいのは剣を展開するモーション中はスタミナ回復が止まってしまう点。戦技なので当たり前ですが、致命の一撃を決めた後にそのまま再展開を狙う場合などはスタミナゲージに注意しましょう。

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▲ガードカウンターを多用した戦い方の一例。スタミナゲージが無限に欲しくなります。

肝心の武器についてですが、なんでもいいです。戦灰の付け替えができる武器なら好きなやつでいいと思います。ただ、ガードカウンターを多用することになるので、ガードカウンターの発生が早い武器がオススメです。発生が早ければ強引に割り込んで体勢を崩させる戦い方も可能ですが、遅いと発生前に潰されてしまうからです。もちろん、カウンターできる攻撃を見極めればいいだけなのですけども、そういう面倒なことをしなくていいビルドなのでコンセプトからはずれるかもしれません。ちなみにボクは最後までブロードソードでした。

▲愛用のブロードソードをご照覧あれ。

「輝剣の円陣」を軸にした立ち回り

基本は敵と距離をとってから剣を展開し、盾を構えて接近。剣が発射されて当たったらもう一度離れて剣を展開するか、もしくはそのままガードカウンターを狙って近距離をウロウロするかです。だいたいのボスは輝剣を3セット、もしくは2セット+ガードカウンターくらいで体勢を崩せます。遠距離でウロウロしてもいいのですが、あんまり離れたところで体勢を崩されても致命の一撃が間に合わないので離れすぎないようにしましょう。致命の一撃を決められないとさすがに火力が足りません。慣れてきたら致命の一撃の後、敵が起き上がってくるタイミングにでかい一発を合わせるのもいいですね。

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▲致命の一撃からグレート・カーリアによる起き攻め。これができるカーリアの騎士スタイル。

大事なのは「体勢を崩させるには何発当てる必要があるのか」を把握しておくことです。あと1セットでいけそうなら接近するべきだし、まだ無理そうなら離れて様子見でOK。ガードカウンターあと1発でいけそうなら少々無理をしてでも当てにいっていいですが、そうじゃないところで割り込んでも痛い目をみるだけです。なので、体勢を崩すために必要な攻撃回数の把握が重要です。参考までに、体勢崩し性能は輝剣1セットがガードカウンター1発分と同じくらいかなというのが使用者の体感です。ただし、輝剣1セットの4本が全部当たらないこともちょくちょくあるんですよね。そこがちょっとムズかしいところです。

これで今日からアナタもカーリアの騎士

そんなわけで「輝剣の円陣」ビルドの解説でした。ガードしたまま自動で攻撃するので相手の攻撃にまともに向き合う必要がないビルドになっています。さすがに雑に強いとまでは言えませんが、それでも相手のすべての攻撃を把握しなくても勝てるようになるので、アクションが苦手な人にもやさしいビルドだと思います。また、体勢を崩す性能が高いので致命の一撃を決める機会も増えます。なので、致命の一撃で気持ちよくなりたい褪せ人にもオススメです。なにより魔法剣士の気分になれます。どうせならカーリアの装備も魔術も身に着けてなりきりプレイをしてみるのはいかがでしょうか。魔法剣士、いいですよね!

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