【PINK HOUR】難易度を下げた新バージョンがリリース 差分をチェックしてみた

「ケロブラスター」に先駆けて配信されていた『PINK HOUR』ですが、「ケロブラスター」の配信に合わせてバージョンアップされています。変更点は主に難易度の低下。前バージョンがムズかしくて折れてしまった人はぜひ再挑戦してみましょう。

『PINK HOUR』は「洞窟物語」の開発室Pixelが手掛ける新作「ケロブラスター」に先駆けて無料で配信されているショートゲーム。ファミコン風のかわいらしいドット絵でジャンプ&ショットのオーソドックスなアクションになっています。

しかし、見た目のかわいらしさとは裏腹に難易度は高くなっており、中身もある意味”ファミコン風”だった本作。どうもムズかしすぎるという声が多かったらしく、難易度を下げた新バージョンがリリースされています。

前バージョンのプレイレポはこちらでどうぞ。

【PINK HOUR】見た目も中身もファミコン風のショートゲーム 「ケロブラスター」前に触っておきましょう

新バージョンの変更点をざっとあげておくと以下のような感じ。

・タイトル画面がちょっと変わってバージョン表記も追加
・画面下部のケロブラスターは「発売中」に
・全体的に狭い足場が減り、落下死が減った
・チェックポイントが増えた
・追いかけてくる歯車?の速度が遅くなった
・ボスがあまり前進してこなくなった
・エンディングがちょっと変わった
・クリア後にハードモードが追加された

タイトル画面は「ver 1.06」のバージョン表記がされています。あとキーボードの表示とか鉢植えが追加されていたり、ロゴがキラキラしていたりと、細かく変わっています。また、ゲーム中「ケロブラスター」の発売日が書いてあった画面下部は「発売中」に変更されていますね。

狭い足場がなくなって落下死が減りました。前バージョンでは最初のシーンで落下しまくり「ザンネン!」の嵐だったわけですが、そんなこともなくなっています。個人的にも最初のシーンが1番ムズかしいと感じていたので、これだけでも大幅に難易度が下がったと実感できます。

Pink Hour 足場が広い新バージョン

チェックポイントも増えているように感じます。といっても、難易度が下がったために死ぬこと自体が減っているので、あまり恩恵を感じられませんでしたが…。

途中で追いかけてくる歯車?のようなものの速度も下がっています。ただし、障害物の配置がちょっと変わっているので、安心していると痛い目を見ることに。

書類をゲットした後に登場するボスの動きもちょっと変更されているようです。前バージョンではゴリゴリと前進してきましたが、新バージョンではあまり前進してこなくなったようです。ステージの半分より前には出てこない感じ。あと弾も減っているので書類を守りやすくなったと思います。

Pink Hour ボスも弱体化

こんな感じで大幅に難易度が下がっているため、ボクでも無事に書類を持ち帰ることができました。エンディングはちょっと変化しているそうですが、前バージョンでは書類を持ち帰ることができなかったため、差分は確認できず。書類を持ち帰られなかった場合のエンディングが変わっていることは確認できました。ややバッドなエンドになっていましたね。

クリア後はハードモードが選択できるようになります。ハードモードの内容は前バージョンと同じようです。狭い足場と強いボスが待っています。前のムズかしいバージョンが遊びたい人も安心。

Pink Hour クリア後はハードモードも選択可能に

そんなわけで『PINK HOUR』の新バージョンはかなり難易度の低下した調整になっています。前バージョンで折れてしまい、「ケロブラスター」も見送ろうかな…なんて人はぜひ再トライしてみましょう。新バージョンは「ケロブラスター」に挑む覚悟を試す体験版というわけではなく、ニコニコ笑顔で楽しめるものになっているはずですので。

PINK HOUR | PLAYISM