【ドラゴンズドグマ ダークアリズン】体験版をやってみた 字幕から吹き替えになった感じ

体験版が配信されていたのでさっそくやってみました。『ダークアリズン』の体験版は前作の体験版を日本語ボイスにしたもののようです。

CAPCOM:Dragon’s Dogma DARK ARISEN (ドラゴンズドグマ ダークアリズン) |Dark Arisen

公式サイトでも書かれていますが、今回の体験版は前作発売後に配信された『ドラゴンズドグマ 冒険体験版』を日本語ボイス化したもののようです。内容は、プロローグからハイドラ戦までで、主人公とメインポーンの作成もできます。

そんなわけで、今回の体験版で確認できる『ダークアリズン』要素は「日本語ボイス」と「キャラエディットの追加パーツ」です。実際に遊んでみたのですが、これ以外の変更点はちょっとわからなかったです。

ボクは前作をガッツリ2周してウルドラ撃破まで遊びました。とはいえ、前作プレイから1年近く経っているので、いろいろ忘れてて、「あー、そうそう、こんなのだったなー」と思い出しつつプレイしました。

体験版のセーブデータは製品版に引き継げるようなのですが、そもそも前作のセーブデータを引き継ぎ可能なので、前作やった人はあえて意識しなくてもいいかと。今回新たにはじめる人や、前作やったけどあらためてゼロからやりたい人は、本体験版でじっくりキャラエディットしておくといいかもしれません。

日本語ボイスでも大きな違和感はなし

今回の体験版で確認できる最大の変更点は、なんといっても日本語ボイスの追加。体験版の設定では変更できませんが、一応、英語音声にも切り替えできるようになるっぽいですね。

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映画の字幕版と吹き替え版の違いのようなイメージですね。戦闘中に字幕を追いかけるのは慣れないとつらいところでしたが、音声で聞き取れるのはいいですね。

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声優さんにそんなに詳しくないボクでもどこかで聞いたことのあるような声ばかりなので、演技については何の心配もなさそうです。沢城先輩はどこにでもいるな!

体験版ではハイドラ戦までなので、残念ながら「オバダビィトゥディ」がどうなっているかは確認できず。アッサラームの声は立木文彦ボイスになるはずなので、あの声でぽわわ~んとされるとなると、剣を抜かざるを得ない…。

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お供のポーンがめっちゃしゃべるのは相変わらず。ただ、台詞が多すぎて、1つの台詞を言い切る前に次の台詞を言い出したりするのはちょっとマイナスかも。

日本語ボイスなら字幕表示を切ってもいいかな?と思っていたのですが、前の台詞を途中でキャンセルして次の台詞をしゃべりだすので、ちょっと字幕を切れそうにないですね。

ちなみに、ルークは意外とさわやかボイスでした。

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ハイドラに食べられてるのに、「敵の知識を学習しました」とか冷静に言うのやめましょうよ。設定上、ポーンの感情が薄いのは知ってますけど、落ち着きすぎですってば。

おそらく製品版でも、落ち着いたノリで、「水に濡れないように注意してください」からの「ずぶ濡れです!」コンボを決めてくれることでしょう。「覚者様の家ですね」とか言いつつ家の中を破壊するのも、日本語になることで破壊力が上がることでしょう。

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細かいことですが、イベントシーンで逃げ惑う村人の悲鳴に英語が混ざっていたような…。ゴブリンですら日本語化されているので、そんな細かいところが気になってしまったり。不安だらけの毎日なんでしょうか。

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キャラエディットのパーツが増えているらしいのですが、どれが追加パーツなのかよくわからず…。たぶん、メニューの下のほうにあるやつがそうだと思います。

プレイヤーキャラクターのボイスは「グワー」とか「ヌワー」とか言うだけなので、特に日本語化は関係ないようです。

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そんなわけで、今回の体験版では日本語ボイスでイメチェンした『ドラゴンズドグマ』が確認できました。しかし、追加要素の部分はまったく確認できないので、前作プレイ済みの人にとって、購入の判断材料にはならないかもしれません。

『ダークアリズン』では、前作のセーブデータからレベルや装備をそのまま引き継げるようなので、追加要素の「黒呪島」だけをすぐに遊ぶこともできるのでしょうけど、追加コンテンツと考えるとちょっとお高く感じてしまうのですよね。

意欲的な新規タイトルで、かつクオリティも高かった『ドラゴンズドグマ』は、高く評価してますし、実際、最後まで楽しめました。『ダークアリズン』は、シリーズ継続のためにお布施してあげたい気分もありつつ、「完全版商法」的なやり方は素直に喜べないところもあって、買うかどうかの判断でちょっと足踏みしてます。

追加要素だけをDLCで配信、ってわけにはいかないんでしょうか…。

PS3/Xbox 360『Dragon’s Dogma: Dark Arisen』 1st Trailer – YouTube