【新・世界樹の迷宮】ラクーナさんかわいい!特典紹介から1層突破までのファーストインプレッション

ついに製品版が発売された『新・世界樹の迷宮』。先着購入特典を紹介しつつ、第1層を突破するところまで進んでます。

新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女

アイキャッチを飾るのは先着購入特典のサントラ内にいるラクーナさんです。良家のお嬢様で頼れるお姉さんで酒豪。このイラストで彼女のポジションは決まったようなものです。あまりにもステキなのでアイキャッチになっていただきました。

では特典の紹介からいってみましょう。

特典のサントラはいつもの愉快な漫画付き

先着購入特典のサントラCDは、ジャケット絵のフレドリカちゃんは発売前から公開されていましたが、裏を返すとこんな感じ。

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ここでもはっちゃけているのはラクーナさん。ジャケットから中身まで、すべてカラフルでポップな仕上がりになっています。

毎度おなじみの愉快な漫画も入ってます。世界樹漫画はモザイクが必須のしきたりでもあるのでしょうか。ディスクをはずすと、インレイ部分ではフレドリカちゃんが水着になっています。昔のししょーみたいに適当な人気取りをしています。中身はぜひ自分の目で確認していただきたいので、ここでは載せません。

サントラは7曲収録されています。生演奏のオープニングテーマと、PC上のシンセで演奏されているラフスケッチが6曲。曲は1層と2層、通常戦闘とFOE戦、街のテーマになっています。『新・世界樹』のBGMは初代のアレンジになっているので、不思議な懐かしさがありますね。

さて、サントラを満喫したらゲームを開始しましょう。

体験版からセーブデータを引き継いでスタート

配信されている体験版はプレイ済みなので、ゲーム開始時にセーブデータを引き継げます。

体験版の内容は以下の記事でどうぞ。ファーストインプレッション的なレビューは、体験版でほとんどやってしまった感があります。
【新・世界樹の迷宮】体験版レビュー 新要素と快適なゲームプレイが確認できます

体験版は3階の最初までだったので、製品版でやっとその先へ進めます。クエストもこなしていたので、3階の敵くらいなら楽勝です。

製品版では、ギルドハウスのすれ違い通信の設定も解放されています。メイドのローザさんは相変わらず優秀なようです。

ローザさんがごちそうしてくれる料理の種類はこうして増えていくようです。ターン経過でTP回復効果なんかもあるので、かなり便利そうです。お金はとられますけど。

執政院からの次なるミッションは、1層ボス、スノードリフトの討伐。

主人公たちの目指すモノは2層にあるらしいので、1層のボス討伐は目的が合致。これはやるしかありません。

イザユケ、ボウケンシャ!と、迷宮に乗り出す一同であったが…。

固定キャラが織り成す愉快なイベントの連続

迷宮を探索中、穴にはまって動けなくなるラクーナさん。穴から抜け出せない彼女に向かってどうすべきか。

「地面に水を撒く」ってどういうことなの…。仲間を水攻めとか半端ないにもほどがあるでしょうハイランダー。いや、引っ張り出しましたけどね。

クエストでは、商店の店主シリカさんから、私を迷宮に連れてって、とのご要望。ボイスがついて破壊力が二乗になったシリカさんを連れまわせるのは嬉しいのですが、会話するたびに「その服装寒くない?」って選択肢はどうなんですか。そんな発言を繰り返した挙句、しまいには…。

ド直球しか投げられないハイランダー。ちなみに今回はLボタンを押すことでメッセージウィンドウを消せます。他意はないです。

ともかく、クエストを消化しつつ、ダンジョン内を隅々まで歩いて探索していったのですが、歩く速度も戦闘のスピードも速いので、かなりテンポよく進行する印象です。

3層の後半では、ツスクルが無料で回復をしてくれます。

何度でも回復してくれるので、宿屋の立つ瀬がありません。今回は探索済みフロアの階段へ一気にワープできるフロアジャンプがあるので、いつでも利用できます。序盤は宿代もキツイので、ありがたく使わせていただきます。

FOEに挑んだり挑まなかったり

「世界樹」といえば、マップ上を徘徊する小ボス「FOE」をいかに処理するかがポイントになってきます。迷宮で生き残るためには、FOEの行動パターンをみて回避するのは必須ともいえます。

今回は、最初の部屋ではFOEが1体だったのに、次の部屋では2体、さらに次の部屋では3体になり、徐々に難しくなっていく感じです。さらに、多種類のFOEが混ざった部屋になるなど、パズルを解くような感覚になっています。

酒場で攻略法を教えてもらったので、挑んでみたりもしました。「全てを刈る影」は見るからに強力ですが、アドバイスされたとおり、腕を封じれば楽勝です。また、腕を封じた状態で倒せば素材アイテムがドロップするのでお得です。

とはいえ、さすがに複数体同時に相手は無理そうなので、3階の入り口のヤツだけにとどめておきます。だってコワイし。

1層ボス・スノードリフトを攻略

1層の最後は狼の群れを従えるボス、スノードリフト。

ボスの周囲にはFOEのスノーウルフが多数配置されていて、戦闘中に乱入してきます。が、これはアイテムの「明滅弾」を使えば対処できます。使用すると周りのFOEの動きを止めるので、どんどん使います。

スノードリフト自体も仲間を呼ぶスキルを使おうとするので、これは「轟音弾」でスキルを中断させて対抗します。

こうして仲間を呼ばせずに戦う…はずなんでしょうけど、道中でもらった3発だけでは即弾切れしてしまい、後半はスノーウルフ2体が追加された状態で戦うことに。

とはいえ、前半のリードが効いたようで、そのまま押し切れました。お供のスノーウルフが残っていても、真ん中のスノードリフトさえ倒してしまえば戦闘は終了。

スノードリフトは名前のイメージどおり、火炎が弱点。たまたま手に入れた強化のグリモアに火属性付与の「火劇の序曲」が入っていたので、主人公の「ディレイチャージ」と合わせて大ダメージをとれていたのが勝因でしょうか。スノーウルフは全体をスタンさせてくるので、早い段階から乱入されていたら負けていたかも。

あとはクエストを消化しながら進めていたので、レベル、装備ともに磐石たったのも勝因かもしれません。

スノードリフトを討伐して街へ戻ると歓迎ムードで迎えられます。あまりの歓迎にちょっと戸惑う一行ですが、おごられた酒で乾杯です。

もう完全にこういうキャラのラクーナさん。こういったイベントシーンはこれまでの「世界樹」にはありませんでしたが、これはこれで大変よいものです。違和感がないどころかしっくりきすぎてるまであります。

ここまでのスキル振りとか

体験版の時点では取得スキルに迷いすぎてポイントを余らせていたのですが、製品版になったので思い切って振っていきます。

便利だと感じたのは主人公の「シングルスラスト」と「ハーベスト」の組み合わせ。

「シングルスラスト」はHPを消費する範囲攻撃ですが、敵を倒せれば「ハーベスト」でHP回復ができるので、結果的にHPが減らずに済みます。範囲攻撃として非常に使い勝手がよい感じですね。

ただ、敵を倒しきれないと回復できないため、ボス戦での使い勝手はイマイチかも。ボス用には「槍マスタリー」をマックスまで上げて「ディレイチャージ」を習得しておきました。こっちもHPは消費されますが「クロスチャージ」も視野に入れる感じで。

現状、意外と強キャラなのがフレドリカ。ガンナーですが通常攻撃が早いことと、銃の素材アイテムが出やすかったようで、強力な武器が入手しやすかったことが原因かなと。

3つの封じスキルと3つの属性攻撃を取得したら、「ダブルアタック」を目指して前提スキルをとっていってます。クリティカルの威力が上がる「ウィークショット」ですが、3振っただけで目にみえて威力が上昇し、現状ではオーバーキルな威力です。「バルカンフォーム」は1ターン消費してしまうとはいえ、全体攻撃はかなり強力。これで「ダブルアタック」を習得すれば、ザコ戦がかなり楽になるんじゃないかと。…なればいいなー。

3種類の封じスキルを持つフレドリカですが、ポイントを振るなら足封じを優先すべきかなーと思います。頭封じは主人公の「ブレインレンド」、腕封じはラクーナの「シールドスマイト」があるので、ちょうど役割分担できそうです。

悩みどころなのはサイモンをどのタイミングで後列に下げるか、というところ。主人公やラクーナと比較すると、段違いに防御力が低く、HP上昇装備のおかげでギリギリ前列に立ってる感じです。しかしボス戦だと、回復に追われてしまって前列にいる意味があまりないのですよね。ザコ戦では前列、ボス戦では後列に下げるのが正解なのかなー。

そんな感じで初日は終了。初代「世界樹」と同じ舞台であり、「世界樹」シリーズのノリはそのままなのに、『新・世界樹』の名のとおり、まったく新しい体験をしている感じ。何よりテンポが速くて快適なので、気がつけば長時間遊んでしまう時間泥棒になりそうです。

プレイ日記の続きは以下の記事でどうぞ。
【新・世界樹の迷宮】プレイ日記 グラズヘイムから第2層8F到達まで

古代祐三
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