どうみてもロックマンなのでどんな判断かと思ったら、作っている人々も筋金入りのロックマン開発者たち。これは注目せざるを得ません。
Mighty No. 9 by comcept USA, LLC – Kickstarter
Mighty No.9|PROJECTS|株式会社comcept
こんな判断だ!
Kickstarterで新たにでてきたプロジェクトがどうみてもロックマンですが、作っている人たちもロックマンなわけです。稲船敬二氏をはじめ、これまで数々のロックマンシリーズに関わった人たちが勢ぞろいしている非常に豪華なプロジェクトになっています。
プレイヤーたちから常に新しいゲームが求められているのは当然ですが、いまでは懐かしさを感じるレトロなゲームを求める声も大きくなっています。そんなファンの声にこたえるべく立ち上げられたのが『Mighty No.9』。ファンの力を結集させれれるKickstarterにピッタリな企画なのかもしれません。
単にレトロなタイプのゲームに止まらず、現代的な見せ方やアプローチを含め、昔はやれなかったこと、できなかったことも詰め込まれていくようなので、期待は膨らむ一方です。
横スクロールのジャンプアクションで、主人公はロボット、敵もロボットで、倒した相手の能力を使えるようになっていくとか、もうどこからどうみてもロックマン。いや、もはやロックマンではないだけれど、ロックマンの息吹を吹き込まれた新世代のニューヒーローといってもいいでしょう。
Kickstarterでの目標金額は$900,000になっていますが、発表初日にしてすでに$500,000を突破している勢いで投資が集まっています。期待の大きさがそのまま数字に表れている感じですね。期間は10月1日までの1ヶ月間です。
イニシャルゴールを超える金額となった場合、ステージの追加やMac、Linuxバージョンの追加などが予定されています。最終的にPS3、Xbox360、Wii Uでの配信も考えられているようで、さてどうなることやら。
出資者へのリワードはこんな感じ。
最低額の$5だけでもクレジットに名前が掲載されます。すさまじく長いクレジットになりそうですが、ファンの力が結集した証拠なわけですから感涙ものでしょう。
$20の出資でゲーム本編のダウンロード版が入手できます。ようするに先払いのカタチになるので、ここが1つの目安でしょうか。また、$40でサウンドトラックとパッケージが追加。日本ならファミコン風、欧米ならNES風のパッケージになるようで、これもかなり嬉しい特典になりそうです。$99でβバージョンへのアクセス権なので、いち早くプレイしたい人はここでしょうか。
最高額である$10,000のリワードはなんと稲船敬二氏とのディナー。さまざまな話題を振りまいてくれる彼だからこそできるリワードといえるんじゃないでしょうか。こんなに出資してどんな判断だとかいっていただけるのかもしれません。
『Mighty No.9』は2015年春にPC向けに配信予定。ちょっと先になりますが、ファンと共に作り上げるプロジェクトでもあるので、これからどのように進んでいくのかも楽しみなポイントですね。
参考:
稲船敬二氏の新作「Mighty No.9」は,誰がどう見ても“アレ”。PAX Primeで電撃発表され,本日からKickstarterで出資者を募集開始 – 4Gamer.net
稲船敬二氏が、新旧『ロックマン』関係者による新作横スクロールアクション『Mighty No.9』を発表、クラウドファンディングを開始 – ファミ通.com