【Bloodstained: Curse of the Moon 2】レビュー

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『Bloodstained: Curse of the Moon 2』をクリアできたのでレビューなど。本作は『Bloodstaind』のスピンオフであり、探索型ではなくステージクリア型の2Dアクションとなっています。前作から引き続きファミコン風のビジュアルで良質なアクションゲームを堪能できるわけですが、今作の新要素はなんといっても仲間が増えたこと。新たに2人と1匹のキャラクターが加わり、かなり"ワイワイ"してます。

だいたいワイワイワールド

今回も基本は変わらず、ジャンプ&アタックのオーソドックスな2Dアクションとなっています。そこにポイント消費のサブウェポンを組み合わせた伝統的な"悪魔城"スタイルですね。中でも、道中で仲間になったキャラクターを切り替えながら進めることからファミコンの『悪魔城伝説』に近いといえるでしょう。このビジュアルも合わり、かつてのファミコン少年は歓喜せざるを得ません。やったぜ。

ちなみに、今回はキャラクターが増えて6人と1匹の大所帯になるだけでなく、2人協力プレイも追加されているので、『悪魔城伝説』というよりむしろ『コナミワイワイワールド』といえるかもしれません。どうやら開発者もそのつもりで作っているのか、終盤はかなりそれっぽい展開が待っています。「これってもしかしてワイワイワールドでは…?」などと思っていたら「絶対ワイワイワールドじゃんッッッ!!!」ってなります。詳しくは書きませんが、あの頃ワイワイしていたファミコン少年は狂喜乱舞する展開であるとだけ申し上げておきましょう。

見た目はレトロ、中身はモダン

これだけファミコン風になっていると、どうしても気になってしまうのが難易度。あの時代のようなキツさがあるんじゃないかと身構えてしまう気持ちもわかります。実際、結構ムズかしいんですけれども、あくまで現代基準でのムズかしさです。死ぬときはあっさり死ねますがチェックポイントも多いのでやり直しもしやすいですし、残機は削られても精神を削られるほどではないかなと。

難易度の設定はカジュアルとベテランの2種類が用意されています。ベテランはクラシックなファミコンゲーという位置づけですね。カジュアルは何が違うのかというと、ダメージを受けたときに吹っ飛ばないようになります。狭い足場にジャンプしようとして敵にぶつかって「ウッ」と転落死することがない、というわけです。それだけ?と思われるかもしれませんが、それだけでムズかしさは全然違ってきます。実は前作も同じだったのですが非常に良い調整ですよね、これ。

周回するごとに違った体験がある

クリアまでに都合3周することになるのですが、周回ごとに違った体験が用意されているのが本作のうまいところ。まず1周目は新たな仲間と合流しつつ初見のステージとボスの攻略をすることになり、2周目は最初から仲間がいる状態で楽勝かと思いきやボスの行動パターンが変化しており、3周目は旧作キャラクターの合流によりさらに違った攻略が可能になる、といった感じ。同じステージでも特定のキャラクターがいないと通れない分岐ルートもあるので、毎回違った展開が待っています。何より、前回苦戦したポイントをあっさり突破できるようになっていたりして上達が実感しやすいのがいいですね。

終盤の展開は大好きだけど…

あえて難点をあげるとすれば、やはり終盤のステージでしょうか。『コナミワイワイワールド』が大好きなボクにとっては最高に嬉しい展開ではあったのですけれども、最終ステージに向かうあのシーンはあまりにも視認性が悪い。ミニゲーム的な位置づけだったのかもしれませんが、それにしてもです。それから最終ステージ。どうしてここまできてアクションの基本部分を揺るがす設定を入れてしまうのでしょうか。ああいった趣向もアリだとは思いますが、何も3周もプレイして経験を積み重ねてきたところでやらなくても…と思ってしまいました。だってジャンプしたらあらぬ方向へすっ飛んでいって転落死するんだもの。上達を実感する楽しさとは反対のやるせなさを感じずにはいられませんでした。どうして…。

"ワイワイ"しようぜェ…

そんなわけで『Bloodstained: Curse of the Moon 2』は前作から引き続き、良質の2Dアクションとなっております。前作が楽しめた人なら間違いなく楽しめるでしょう。特に今回は『コナミワイワイワールド』のオマージュがブッこまれているので、ピンときた人に強くオススメしたいところ。もちろん、かつてのファミコン少年でなくても楽しめるゲームであることは間違いありません。良質な2Dアクションがやりたくなったときはぜひ。

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