【Gang Beasts】物理演算で遊ぼう系のぐにゃぐにゃ残虐バトルアクション

シンプルなビジュアルですが物理演算を駆使した動きに妙なリアリティがあります。
ぐにゃぐにゃして思い通りに動かないもどかしさが変に楽しいのも事実で、ツボに入ると変な笑いが止まりません。

Gang Beasts Windows, Mac, Linux, AndroidConsole, WiiU, PS4, XBONE game – Indie DB

シンプルな見た目にぐにゃぐにゃした挙動が印象的な『Gang Beasts』は最大4人まで対戦できる乱闘系アクションゲームになっています。

日本的には「くにおくん」系の乱闘系対戦アクションが近いでしょうか。
そこに物理演算の”遊び”を足すと『Gang Beasts』ができあがる、という感じ。

実際に4人対戦をやっている様子はこちらの動画でどうぞ。英語ですが、めっちゃ楽しそうな雰囲気は伝わるんじゃないかと。
Gang Beasts – Eurogamer Let’s Play – YouTube

見た目は丸くてかわいらしいミニマルなキャラクターですが、アクションの内容は残虐ファイトそのもの。頭を掴んで殴りまくったり、高層ビルのゴンドラや焼却場に放り込んだり、走るトラックの上で戦ったり。なんでそんな場所で戦っているのか、といわれても、ギャングですからね、彼ら。

キャラクターたちは歩くだけでもよちよちとおぼつかない挙動で、パンチのために腕を振るだけでも転びそうになる不安定さ。独特の挙動がじわじわきます。

操作は方向キーで移動、ボタンでジャンプ。パンチは右手と左手でそれぞれボタンが割当たっています。ボタンの長押しでモノや相手を掴むこともでき、これも左右バラバラに操作できます。操作自体にムズかしいところはないのですが、何せパンチするだけでもあっちへフラフラこっちへフラフラとしてしまうので、制御するのは非常にムズかしい。
Gang Beasts トラックの上でも戦うギャングたち
Gang Beasts 物理演算系の残虐ファイト
制作者も「もしストリートファイターが酔っぱらっていたら」という本作、まさに酔っぱらい同士の乱闘をゲーム化したような内容といえるのかもしれません。

参考:Gang Beasts: “If Street Fighter went drinking…” – interview | VG247

現在はプレアルファ版が公開されており、ローカルでの4人対戦ができます。
Gang Beasts Windows, Mac, Linux, AndroidConsole, WiiU, PS4, XBONE game – Indie DB

SteamのGreenlightもすでに通過済み。リリース日は未定なので気長に待ちましょう。
Steam Greenlight :: Gang Beasts

上記のIndieDBで現在公開されているバージョンは0.0.3のプレアルファですが、0.1.0となるアルファ版はSteamの早期アクセスでリリース予定があるようです。

Gang Beasts #5 – Health Bars and Object Lifting – YouTube